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創業1周年

 

 この7月末をもって、創業1周年を迎えることができました。独立後、多くの皆様にお声がけ頂いたことで、仕事は全く途切れず、同志もでき、無事に新しい会社を立ち上げることができました。

 来期に向けても、様々な機会をすでに頂戴しており、日々、感謝の気持ちで一杯です。

 

 2016年度に向けて、いくつか目標を立てておきたいと思います。

 

  • 「自分にしかできない」業務に焦点を絞り、付加価値を上げて、新規顧客の開拓につなげる
  • 仕事を形に残しておくために、研究開発を兼ねて著書を1冊執筆する
  • これまで以上に健康に留意し、自分のペースを遵守する

 

 7月末には、ハワイに行き、「何も考えない10日間」を家族と共にゆっくりと過ごしたことで、心身共に十分な休息をとることができました。

8月からはまた、心機一転、頑張りたいと思います。

 

 

 (写真は、宿泊したコンドミニアムから見たワイキキビーチです)

 

WAIKIKI

| cpainvestor | 15:34 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
組織に過剰適合しないための7つの心得

 

久しぶりの更新です。考え方に共鳴する2冊の良書に出会いましたのでまずは紹介します。

 

米軍式 人を動かすマネジメント──「先の見えない戦い」を勝ち抜くD-OODA経営

 米軍の戦闘の主流は、この半世紀の間に、国家対国家の消耗戦から、国家対テロ組織の対ゲリラ戦/機動戦に移行しました。これに伴い、米軍、特に最精鋭部隊である海兵隊の戦略の立案、実行方式も、消耗戦を前提としたPlan-Do-Check-Actionの中央集権型スタイルより、ゲリラ戦、機動戦を前提としたObserve(観察)-Orient(方向づけ)-Decide(決断)-Act(実行)の現場裁量型スタイルがより重視されるようになってきたとのことです。

 本書の著者である田中先生は、ビジネスの世界においても同様の現象が起こっていて、変化の激しい業界ほど、従来のPDCAマネジメントだけでは対応できない場面が増えており、「個のタレント」や「現場の裁量」を生かすOODAマネジメントが有効であると主張されています。

 

シンプルに考える

 LINEの元社長であった森川亮氏も、その著書「シンプルに考える」で、「計画はいらない」「事務方はいらない」「仕組みでは成功できない」「ルールはいらない」「会議はしない」「情報共有はしない」など、徹底して、PDCAモデルの構成要素を否定しています。ヒット作品をコンスタントに生み出すためには、ユーザーファーストを徹底すること、優秀な現場のチームに判断と実行を任せること、結果を出した人が報われるようにすること、経営は現場のサポートに徹することなどの重要性がこれでもかというぐらい書かれています。

 

大組織でOODA対応人材を育成することの難しさ

 弁護士、会計士といった専門家業界も、本来は、一人一人のプロフェッショナルが「個」として自立していて、プロジェクトベースでコラボレーションをする、いわゆる「JAZZセッション型」の緩やかな連携が理想なのだと思います。

 ところが、私も2つのプロフェッショナルファームを梯子してみて痛感したのは、組織が大きくなり、個々人の所属期間が長くなればなるほど、OODAマネジメントが前提とする「個で戦える人材」が育ちにくくなってしまうというジレンマがあるということです。

 組織が大きくなればなるほど、仕事を「創る人」、「回す人」、「管理する人」が分業化して、各人が一連の経験を積むことが難しくなります。また、長く所属すればするほど、組織インフラの存在を前提とした「極端に専門化された業務」もしくは、「統括、管理、調整する業務」のどちらかを担当する割合が増えていきます。その結果、会社の言う通り、まじめに仕事をして15年も経つと、「所属する会社に極度に最適化された自分」になっていることに気が付きます。こうなると、会社と一連卓生、上りつめればつめるほど、少なくなっていくポストを目指し、組織の一機能として、走り続けるしかなくなります。

 こういうトレーニングをひたすら続けてきた中高年に「予算を渡すので、自己裁量で商売を創ってみよ」とあるとき急に投げかけてみても、たいていは機能しないのではないでしょうか。成熟化した業界の大組織ほど、OODAネジメントに適応できる人材は少ないように思います。

 

組織に過剰適合しないための7つの心得

 

 私の場合、最初に入れてもらった大組織が8年目に瓦解消滅したおかげで、「組織インフラを前提とした働き方の怖さ」を身に染みて感じることができました。転職して入った新たな組織でいつも頭の中にあったのは、「看板があることに感謝しつつも、いつでも飛び出せるよう、常に半身で自分の腕を磨き続けなければ」という危機意識でした。以下は、私がいつも考えていた「組織に過剰適合しないための7つの心得」です。

 

.團鵑農錣辰討い襯廛蹐鮓つけて、弟子入りして学ぶ
 大組織であっても、自分で仕事をとって自分中心で回している孤高の一匹オオカミ型の先輩は何人かいるものです。こういう方を見つけては、弟子入りして一緒に仕事を手伝い、そのスキルを徹底して盗むことを心がけました。

 

既存顧客・業務は極力人に任せて、自分は新規顧客・業務の開拓に集中する
 既存の重要顧客や業務を先輩から引き継ぐのは、出世への登竜門かもしれませんが、私はほとんどそういう場面に遭遇しませんでした(まあ、期待されていなかったのでしょう)。最初は骨が折れても、軌道に乗ってくれば自分のやりたいようにやれる新規顧客開拓、事業開発に極力エネルギーを傾けました。

 

A反テ發慮帖垢離廛蹈献Дトでは、常に元請けの立ち位置をめざす

 組織内で大きなプロジェクトを担当すればするほど、関係者が増えます。このとき、自分が元請け側にいるのか、下請け側にいるのかによって、得られる経験知は全く異なりますし、ストレスレベルも変わります。どんなに苦しくても顧客開拓をさぼらず、元請けの立ち位置で仕事をすることにこだわりました。

 

組織の主流派が本気で仕掛けている業務には手を出さない

  銑のようなことを会社の本業界隈で必死にやっていると、「あいつはわがままだ」と言われ、組織の様々な界隈から横やりが入るようになります。また、本業界隈には、ただでさえ社内の優秀な人材が集中することになるので、競争も激烈になります。無用なコンフリクトを極力避けるには、あまり人がいない分野に逃げるしかありません。

 

ニ楸箸蓮3〜5年で意識的に変えていく
 同じ業務を3〜5年も続けていると、どうしても緊張感が薄れ、新たな学びも少なくなります。これは、前の会社にいた時からそうでしたが、3〜5年おきに主体的に仕事の内容を変えて、「多能工的なスキル」を身に着け、新たなリレーション作りをすることを意識しました。私のいた組織は、自分で希望しない限り、定期的な人事異動がありませんでしたので、常に主体的に動くことを求められました。これはこれで良かったように思います。

 

Σ饉卅反コ阿離優奪肇錙璽を積極的に構築する

 30代も後半になってから、大学院に通いました。おかげで会社の昇進は遅れましたが、アカデミックな論文を根性で書き上げた経験と、社外の友人・知人ネットワークという財産が残りました。独立して最初にもらった仕事の一つも、大学院の友人経由でした。

 

Ц楜劼らの評価を最優先し、社内や上司の評価は気にしない

 同じお客様からリピートオーダーを頂けるかどうかということはものすごく気にしましたが、社内での自分の評価のフィードバックは極力気にしないようにしていました。これを気にしだすと、上記の1、2、4、5あたりは、あまり意味のない動きになるような気がしましたし、会社に対して不満が増えるだけのような気がしました。

 

 この「7つの心得」を実践することは、組織の一員としては、決して褒められるものではないのでしょう。ただ、組織に過剰適合しなかったおかげで、今もなんとか食べられています。

 この話をかつて会社員時代に部下や同僚に話したところ、半数くらいの方には「???」という反応を示されましたので、決して万人向けではないのだと思います。ただ、「自分の人生の主導権は自分で握りたい」と思っている方には、続けるのは非常にしんどいですが、実践してみる価値はあると思います。

| cpainvestor | 23:58 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
「建設で勝負しない」建設業
 横浜マンションの杭打ち問題で水を差された形にはなったものの、復興需要にオリンピック需要が加わり、建設業はどこも人手不足、大手ゼネコンは軒並み決算好調とのニュースを目にしました。
 そんなに業績好調ならば、建設業にも一過性ではなく、地力をつけた会社があるに違いないと思い、久しぶりに下記の条件で財務数値のスクリーニングをしてみたところ、ヒットしたのはわずかに2社しかありませんでした。

1.総資産経常利益率が過去5年間継続して10%以上(経営効率の持続性)
2.株式時価総額500億円以上(中堅企業以上の安定性と株式流動性)
3.  来期も増収増益見込(見通し良好)


「相続における節税ソリューション」
 
1社目は、皆様おなじみ、いい部屋ネットの「大東建託」です。
 全国津々浦々、猛烈営業マンが巡回しており、少しまとまった土地を見つけるとすかさず地主にアパート建築+一括借り上げを提案する、あの会社です。この会社のセグメント情報を見ると良くわかりますが、一括借り上げの不動産事業よりも、最初のアパート建築で圧倒的に儲けていることがわかります。
 相続税の課税標準が下がったことは、この会社にとっては追い風でしょう。大都市近郊にまとまった土地を持つ兼業農家や、後継者難の町工場の経営者向けに、ここぞとばかり、廃業・相続対策支援+アパート建築+賃借人付けの提案をしまくっているに違いありません。この会社が、税理士、銀行とタッグを組んで、相続税の節税ソリューションパッケージとしてアパート建築を提案し、その後の客付けまで引き受ける以上、地主は建築コストの値引きを迫るのは極めて難しいのでしょう。また、またアパート建築から一定期間後は、大東建託側に逆ザヤが継続しないような契約更改を行い、地主に賃料下落リスクが転嫁されることになります。
 大東建託は、アパート建設業を生業にはしているものの、実質的には「相続における節税ソリューション提供会社」といえるのかもしれません。


大東建託

 「インフラを長く使用するための保守・メンテナンス」
 
2社目は、橋梁・トンネルといった社会インフラの補修専門会社「ショーボンドホールディングス」です。正直、あまり知らなかった会社ですが、ビジネスモデルは調べれば調べるほどユニークです。
 もともと樹脂系接着剤の開発会社から始まったこの会社は、建設請負に比べ低単価であるが故に、大手ゼネコンが見向きもしなかったインフラの保守・メンテといった工事の将来性に気付いていち早く取組み、独自の工法、専門技術者の育成を通じて、「橋梁メンテナンスNo.1」の地位を築きました。
 日本全国には70万橋の橋梁が存在し、一般的な橋梁の耐用年数と言われる50年を経過するものが10年後には約半数に近づくとのことで、この会社には現在受注が殺到しています。また、トンネルや鉄道、河川や港湾といった分野でも、高度成長期に建設した物件の老朽化が進んでおり、同様に引き合いが強いそうです。
 「造らない建設会社」を自称する同社ですが、インフラのメンテナンス分野で長期に渡って磨き続けてきた独自の工法や資材、施工ノウハウを熟知した技術者と強固な協力会社ネットワークは、競合他社もそう簡単に模倣できそうもありません。当分この分野では、ショーボンドホールディングスとその協力会社の天下が続くのではないでしょうか。


ショーボンド
 
 どのような業界であっても、持続的な利益を計上している経営効率の高い会社には、ユニークなビジネスモデルがあるように思います。今回の2社に共通するのは、建設業でありながら、付加価値の源泉を「相続人の節税ソリューション」や「長く使用するための保守メンテナンス」といった建設以外の分野に見出したことではないでしょうか。まさに、「人の行く裏に道あり花の山」といったところでしょうか。

 12月21日に私が担当する日経ビジネススクールの「企業分析実践講座」では、「財務数値」の裏にある「ビジネスモデル」を読み解く力をつけ、企画提案に生かすことを目的として、カリキュラムを作成しています。
 取引先企業の事業を深く理解する必要性を感じている経営企画や財務担当者、法人営業担当者、与信管理担当者の皆様、定性分析の力を強化したいと感じている個人投資家の皆様の参加をお待ちしています。

 
| cpainvestor | 00:17 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
起業から3ヶ月、会社員から自営業者になって学んだこと
 独立起業して3ヶ月、焦ることなくマイペースでやってきたつもりですが、感じたことを自分への備忘録として記載しておこうと思います。専門サービス業で独立をめざす皆様の参考になれば幸いです。

1. これまでの仕事の時価評価を受けた3ヶ月
 多くの独立を目指す方にとって、開業準備にあたり、よほど革新的な商品やサービスを開発して新規に売り出す形をとらない限り、これまで自分が組織の中でやってきた仕事やその時の人間関係が最初のベースになると思います。
 私もお世話になった方々を中心に挨拶状を出しましたが、それをきっかけにお声がけをいただいて関係が復活する、お仕事を頂戴する、といった経験がいくつもありました。また、これまでのお客様も、「会社の看板」だけでおつきあいをしてくれていたのか、「私という人間」とおつきあいをしてくれていたのかも、改めてよくわかりました。「私という人間」とおつきあいを続けていてくれている方の多くは、仕事の現場で苦楽を共にした方が多いように思います。改めて、「これまで自分がしてきた仕事」一つ一つの時価評価を受けている気がした3ヶ月でした。
 この経験は、やはり「(私も一度経験している)転職」とは明らかに違いました。その意味で、将来的に独立プロフェッショナルとして仕事をしていきたいと思っている方にとって、組織や所属部署に過剰適合するのではなく、意識的に環境を変えるなりして、多様な業務に挑戦し、様々なお客様と仕事をしておくことの重要性を改めて感じました。

2. 受注の可否判断の重要性
 私のように専門サービス業として独立する場合、どうしても最初は時間の切り売りビジネスになります。私も既に一人で対処できないものは、外注スタッフを使うなり、間接業務を委託するなりはしていますが、それでも限界があります。独立起業の目的が「人生の主導権を取り戻す」ことにある以上、肉体的、精神的に大きなストレスにつながる仕事、もしくは個人で責任を取ることができないほど大きなリスクを負う可能性のある仕事は極力やりたくありません。
 一方で、自営業者の場合、会社員時代のような安定収入はありませんので、目先の収入は何としても確保せねばという本源的欲求があり、放っておくと「気の進まない仕事」も引き受けてしまう自分がいます。
 私を指名して、現に適正単価で仕事を発注してくれているお客様の期待に応える品質を守り、自分を必要以上に追い込まないためにも、自分が担当することに社会的な意義を見出せる仕事、他業務への波及効果(新サービスの開発、他業務受注可能性、自社のブランド構築に有用等)が大きい仕事以外は、稼動実績見積りから算定される採算単価を基準に仕事をきちんと取捨選択することが非常に大切だと痛感しました。

3. 発想・思考法の変化
 
組織の外に飛び出してみて、最も大きく変わったのは、自分の発想・思考法でしょうか。組織人時代にたくましい中小企業オーナーによくお会いしましたが、自分もそういう立場になったことで、どうして彼らがたくましくなったのか、よくわかったような気がします(笑)。以下、明らかに自分の考え方が変わったなあと思うものを列挙します。

(ア)  「時間当たりの生産性」と「リアルコミュニケーション」重視
 組織内にいると、どうしても各種の利害調整業務が発生します。大組織になればなるほど、打ち合わせが増え、社内の事務手続が増えます(しかもそういうことをちゃんとできる方が出世します)。組織にいた時から、このような間接業務は大嫌いで苦手でしたので、今回、外に出て一掃され大変すっきりしました。
 ただし、放っておくと「打ちあわせ」と称して、度々お呼び出し頂く企業様もありますので、そのような「打ち合わせ」においては、極力ファシリテーター役を私が引き受けてペース配分を主導し、議論や商談の密度を上げる努力をしています。結果的にこれがお客様に喜ばれることも多いですが、「議論や商談の密度を上げる」「一人当たりの生産性を上げる」ということへのこだわりが、非常に強くなりました。
 一方で意識的に増やしているのが、昼や夜の会食です。仕事柄、様々な地域への出張も多いですが、行く先々で、お仕事上知り合った方々、友人・知人などに声をかけ、食事を共にするようにしています。これまでと異なり、交際費で処理できることも大きいですが(笑)、食事の場というリアルコミュニケーションでしか得られない情報や、体感知というものも多いです。こういう時間を確保するためにも、仕事の生産性をこれまで以上に上げなくてはなりません。

(イ) 「短期思考」<「長期思考」
 組織の中で一定の目標予算とスタッフを与えられる立場にいた時は、「どのようにして今年の予算を達成し、スタッフの稼働率を維持するか」ということばかりに関心がいき、目先の数字が上がりそうな顧客への訪問を繰り返すなど、どうしても短期思考に陥りがちでした。今は、「来年以降の仕事をどう創るか」ということをものすごく考えるようになりましたし、そのための勉強や活動も時間とコストをかけ、意識して行っています。本来組織のマネジメントこそ、そうあるべきなのでしょうが、やはり中小企業オーナーの立場になってみないと正直難しいと思います。

(ウ) 「製品の差別化」以上に「販路の差別化」
 
「真の顧客の期待に応え、信頼を勝ち取る」ことと、「適正なサービス単価を守る」ことを両立しようとした場合、販路を他社に依存し、業務受託の仕事を中心にしていては、絶対に駄目だと強く思うようになりました。どんなに良い製品・サービスを開発し、高い評価を獲得しても、それが他社のサービスの一部だと、多くの場合、元請会社の方が評価されてしまいます。
 BtoBの業務で生きていくと決めた以上、業務受託の打ち切りで、目先苦しくなったとしても、「製品の差別化」以上に「販路の差別化」にこだわり、真の顧客企業に足しげく通って、独自の販路開拓を進めようと思っています。

(エ) ビジネスモデル構築と収益源の多様化
 「時間の切り売りビジネス」の限界は、2に記載したとおりですが、この限界を打破しながら、収入の拡大、安定化を図るためには、 屮咼献優好皀妊觜獣曄廚鉢◆崋益源の多様化」に真剣に取り組まざるを得ません。
  屮咼献優好皀妊襪旅獣曄廚箸蓮◆峅圓飴伝箸澪遒蝓廚鮠錣帽佑┐襪箸いΔ海箸任后C曳の仕事は、いかにリピートもしくは、後続の仕事につなげるか、また、自分が多大な準備稼動をしなくて済む仕事をいかにして創るか、これを毎日のように考えています。ITや物販を絡める、コミッションや成功報酬ビジネスを始めるというのも、ビジネスモデル構築の王道だとは思いますが、具体策はまだ模索中です。
 ◆崋益源の多様化」とは、特定の専門サービスであれば、その顧客層の多様化を図り、また,納┐靴燭茲Δ淵咼献優好皀妊襪梁人猷修鮨泙襪箸いΔ海箸任后私たち団塊ジュニアは、年金などもあてにならない世代ですから、自分と家族の生活を守るためにも資産運用の方もこれまで以上に真剣に考えなくてはなりません。こう考えると、多くの中小企業経営者が不動産投資などを行っている理由も頷けます。
 これまでは、金融商品への投資だけでしたが、次の暴落に備え、不動産や他のオルタナティブ商品の勉強もしていく必要があるように思います。ついでに、当面の策として、法人で保険にも入り、万が一の際の生活保障金額も増やしました。

 長々と書いてきましたが、上記のようなことは、学校はもちろん、会社組織で普通にサラリーマンをしていたら、多少知識はついても、「体験知」として理解することは絶対にできないことだと思います。その意味で、私にとってこの3ヶ月はとても学びの多いものでした(というか、いわゆる「社畜」として飼い慣らすために、大企業はあえてこういった個人としてのサバイバル術を教えないのかもしれません。)
 これから先も様々な困難が待ち受けているとは思いますが、3で示した発想・思考を常に持ちながら、人との出会いを大切にして、目の前の顧客の仕事を一つ一つ丁寧にやっていきたいと思っています。
| cpainvestor | 19:08 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
人生の主導権は自らにある

 8月最終週は、家族と共に、札幌⇒ニセコ⇒函館と北海道南をめぐる8日間の旅行をしてきました。とても過ごしやすい気候と大自然の中で、仕事のことを完全に脇に置いてこんなにゆっくりしたのは、おそらく6年ぶりぐらいではないかと思います。
 家族でゆっくり時間を過ごすことで、これまで気がつかなかった子供達の成長振りを見ることができたのと同時に、「父親不在であったことによる好ましくない影響」も随所に感じることができました。反省することの多い旅でした。

 これまでの仕事を続けて、単純に全力疾走を続けていたのでは、スケジュール的にはなんとか調整できたとしても、とてもこういう気持ちで休暇はとれなかったように思いますし、いずれ家族がバラバラになっていたのではないかと感じています。その意味で今回の自分の決断は、正しかったと信じています。

 これからは「人生の主導権は自らにある」ことを信念として、職業人としても活動をしていきたいと思っています。

追伸
函館山でも聞こえてくるのは中国語ばかり。
株価は一時的に下がっても、かの国の勢いは、今後も続くのではないでしょうか。


函館山夜景

 
| cpainvestor | 08:23 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
「値決め」にもっと真剣になる

 いつも会計にこだわらない、ユニークな視点で世相を切る田中先生の新刊「良い値決め 悪い値決め ―きちんと儲けるためのプライシング戦略 を読みました。私も8月から自分の時間を切り売りする商売となり、サービスの値決めをどうするかということに、日々悩んでいますので、タイムリーな良書でした。中小企業の社長、士業やデザイナーなどの個人事業者、営業担当者の皆様にはオススメです。

 田中先生曰く「Digital Online Global(DOG)」な空間で勝負すると不毛な価格競争に巻き込まれる可能性が高いので、中小企業者ほど「Cozy Analog Touch(CAT)」な空間で勝負せよとのことでした。私もまったくそのとおりだと思います。DOGマーケットで大企業と戦っても勝ち目がありません。

 今回、起業にあたり、法務や税務をはじめ様々な手続を行いましたが、世の中の士業の皆様(弁護士、司法書士、税理士、社会保険労務士、行政書士)が、懇切丁寧な解説記事をWeb上で書いてくれているおかげで、ほとんどの手続を問題なく済ますことができました。これらは全て、無料の助言です。一生懸命書いてくれている方には、Google AdSense の広告収入くらいは入るのでしょうが、まったくその労力には見合ってないのではないでしょうか。

 近年、調べてわかる知識の提供や、手続代行系サービスで専門家が報酬を得るのは、どんどん難しくなっています。また、これだけ電車の中で本を読んでいる人が少なくなっている現状を見ると、活字を書くだけで収入を得るというのも至難の業だと言えます。だからといって、WEBで書けば書くほど、コピペされ、パクられることになります。その結果、私も本業系のセミナーなどでは、録画は断りますし、極力資料に文字を書かずに話すライブスタイルが中心となりました(笑)。
 サービスプロダクトの方は、田中先生の言うように「Cozy Analog Touch」なOnly Oneなものを目指すとしても、問題はプロダクトの「値決め」です。情報サービス業の場合、コストの大半は、固定費である人件費で、変動費が少ないですから、下げようと思えば、いくらでも下げることができます。ただ、ここで値段を下げてしまうと、自分の首が絞まり、生活が立ち行かなくなります。 田中先生は、「コストを基準に価格を決めることをやめて、顧客の心地よさを基準に価格を決めよ」と言います。

 「言うは易く行うは難し」ですが、サービスの値決めにあたっては、私を含めた世の中小企業者の皆様は、書籍に書いてあったことも含め、以下の視点には留意して、もっと真剣に考えた方が良さそうです。

1.アンカーリング効果に留意
 最初が肝心。最初の報酬単価が常にアンカーとなり比較される。サービスラインに松竹梅を示して、竹に誘導する、レンジで価格帯を設定し、目標価格を下限値として設定するなどの工夫は必要。やむなく値下げをする場合にも、必ず理由(期間限定、初回●名様限定など)をつける。

2.QDSで訴求
 安心安全の品質、歴史と伝統のブランドの訴求(Quality)、多品種小ロット、短納期での訴求(Delivery)、アフターサービス保証の充実(Service)など、価格以外の訴求点を今以上にもっと明確にする。究極的には、BMWの林さんではないが、「車を売る」のではなく「車と共に歩む人生を売る」と言えるくらいの価値転換の発想が大事。

3.内容量の増減
 お値段は据え置きで、サービス内容をしれっと減らす、もしくは目立つように加える形の交渉でする方が値段を下げられるよりはましである。

4.セット/継続販売
 製品本体+消耗品、定食などのセット販売、オンラインとオフライン、継続契約の約束など、利益率の高い単品をいくつか組み合わせて売ることで、購買単価を上げ、利益を確保する。

 世の中小企業者の皆様、お互い泣き寝入りすることのないようがんばりましょう。
| cpainvestor | 00:05 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
独立起業
 
 
2015
7月をもって、大組織を卒業し、出生地である横浜にて独立起業することと致しました。これからは自分が本当にやりたいことにフォーカスして、マイペースで仕事をしていきたいと考えています。
 
 ここ数年、あまりの激務と多くの制約で、このブログも滞りがちになっていました。これからは、週に一度を目標に、コラムの更新を行っていくつもりです。 これまでの読者様に戻ってきてもらうことを第一目標に、各所の研修、セミナーなどで私のことを知って頂いた皆様にもご案内し、たくさんの方に訪れていただけるようになれば良いなと思います。ひきつづき、どうぞよろしくお願いいたします。

 
cpainvestor





 
| cpainvestor | 09:12 | comments(4) | trackbacks(0) | pookmark |
ヤオコー偵察

今日は子供達と近所の博物館に行き、プラネタリウムを堪能した後(三男は爆睡でしたが)、頼まれた夕食のおかずを買いに、我が町のダイエー跡地に初めてできた食品スーパー、ヤオコーに行きました。
ここは22期連続増収増益の食品スーパーとして業界では非常に有名な会社です。久しぶりに投資家の血を騒がせつつ、店内をじっくり観察してまいりました。今回は長男(小学4年)のビジネス知力を鍛えるため、「お店の中で気がついたことはパパに何でも言ってみなさい」と課題を出しました。



長男が気がついたことは以下の3点でした。

1.お店が広く、とても明るい
→いつも行く近所の地場スーパーに比べると断然広く、カートも通り易く設計されていました。おそらくLED照明だと思いますが、とにかく店内がものすごく明るく、きれいです。
2.棚が見やすく、野菜コーナーでは冷気が出ていた
→いわゆる階段上の什器(下に行けばいくほど陳列面積が大きくなる四角形型のもの、四方どこからでも商品に手が届く)が多く採用されており、商品が非常に見やすい上、生鮮食品に関しては冷蔵がしっかりなされており、商品がみずみずしく見えるような工夫がされていました。
3.お店の中で作る人がみんなこっちを向いてる
→惣菜、魚コーナーなどは一人ひとりが加工しているところをお客が全て見えるようになっていました。これにより、店員が来店客にとってより身近に感じるようになると共に、店員は常にこちらを向かされているため、サボれなくなります(笑)。長男はこれが一番驚いたようでした。

ここから先は私が気がついた点です。

4.商品の品ぞろえは抜群、配置はセオリーどおり
→野菜や魚の鮮度、品ぞろえなどは食品スーパーとしては申し分ないです。特に粗利の高いお惣菜コーナーへの気合いの入り方は半端ないです。我が家の近所では、このヤオコーとヨークマートのお惣菜が質・量共に突き抜けている感じがします。
入口を抜けると、まずは果物・野菜・鮮魚の順でめいっぱい季節感を出し、客の購買意欲を煽った上で、大きな調理コーナー(クッキングサポートコーナーというみたいですが)を持ってきて提案と試食。毎日献立を決めずに来るであろう主婦の気持ちをわかった上でのヤオコーセオリーどおりの配置になっています。
5.価格帯は決して安くはない
→良いものを置いているだけあって、目玉商品以外の価格はそれほど安くはありません。西友やマックスバリューとは、狙っている客層も完全に違うのでしょう。中級品のワインや輸入食材などもそこそこ置いてあり、「ちょっとぜいたくを」といったニーズにも応えられる品ぞろえになっています。
6.接客レベルはこれから
→外周をとりまくように配置されたデリや魚コーナーでは、社員さんと思われる男性店員が積極的にお客に声をかけ、タイムセールなども行っていましたが、パートさんは他店とあまり変わりない感じでした。レジ打ちの女性もまだそのほとんどが実習生の札をつけており、動作もぎこちない感じがしました。こちらは、まだ開店間もないこともあり、今後の課題というところでしょうか。店長さんの技量が試されるところです。

総じて、「スーパーに買い物に来るだけで、食欲がそそり楽しくなる」そんな店作りを目指しているような気がしました。その意味で、週末に大量のまとめ買いをする客よりも、その日の献立を考えながら、少量の買い物で毎日のように商店街を訪れているような客をメインターゲットにしているのではないでしょうか。結局のところ、そういう種類の顧客の心をつかみ、リピーターを増やしていくことが、食品スーパー商売の王道ということなのでしょう。

ヤオコーの定点観測は今後も続けていきたいと思います。
| cpainvestor | 23:11 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
星空散歩

 今年は相場が好調でした。投資家の皆さんの中には、株式売却益で高級腕時計などを購入しているような方もいらっしゃるようですが、私はどうもクォーツよりも正確性が低くて、メンテナンスの手間とコストもかかる機械式時計に多額の資金を投じることに抵抗があります(腕時計に機能性以上の要素を見出せないからなのでしょう)。それでも、こんな年はめったにないので、何か趣味のグッズを購入しようと思い、いろいろ思い悩んだ結果、たどりついたのが天体観測用の大型双眼鏡でした。

 もともと学生時代には、望遠鏡をかついで星見によく行っていましたが、その後は15年以上も御無沙汰でした。せっかく家も新築し、3階の書斎の横に望遠鏡も十分に置ける広い屋上も確保したので、星見を再開して息子達に惑星や星雲、星団を見せてやりたいと思いました。月や惑星を見るだけなら初心者用の機材で十分なのですが、それでは元マニアの私が納得しません(笑)。
 十数年ぶりに専門店を覗いて店員にも相談し、ネットでも調べまくっていろいろ検討した結果、「天体写真はやらず、星見(観測)に徹するのならば、大口径双眼鏡が良い」との結論にたどりつき、KOWA HIGH LANDER PROMINERという8cm口径の双眼鏡の購入を決めました(左下図)。

ハイランダープロミナー この双眼鏡、天文愛好家からは「ギリギリ持ち運び可能な高性能双眼鏡」ということで絶賛されており、お値段もそれなりに張る逸品です。ところが、アイソン彗星が思いのほか早く逝ってしまって、メーカー・小売が在庫をかかえてしまった影響でしょうか、年末限定の特別割引価格となっておりました。これに交換レンズ、カメラ三脚、ビデオ雲台、アルミケースをセットにしてもらい、いつものようにしぶとく値引交渉を行い、さらに現金取引を条件にして備品をいくつかつけさせた上で、大人買いをしてしまいました。(貧乏学生時代にはとても手の届かなかった機材を購入できたのは、バリュー投資を続けてきたおかげでございます。はい。)


 年末になってようやく休みに入ったため、満を持して深夜に覗いてみたところ・・・
 月面→まさに圧巻、木星→衛星もふくめてくっきり、土星→輪もよくわかる、M45すばる→美しい!、M42オリオン大星雲→ずっと見ていたい!、M41おおいぬ座の散開星団→こんなに見えるとは!
 はっきり言って(こんなに寒くなければ)、楽しくて何時間も屋上にいれそうです(笑)。子供達も木星を見た時には歓声をあげておりました。4等星程度までしか見れない都会の夜空ではありますが、それでも予想以上の解像度で、改めて日本の光学技術の素晴らしさを実感しました。「子供をだしに使っておきながら、結局、お前が買いたかっただけだろう!」と嫁から突っ込みを受けそうな気配ではありますが、使途が限定される初心者向けの望遠鏡にしなくて正解でした。

 昔は、星図片手に赤い光の懐中電灯で、星雲・星団を必死になって探していたものです。ところが最近は、スマホアプリのGoogleSkyMapをダウンロードして夜空にかざせば、大概の星座はわかってしまいます。その上で、「星雲・星団の見つけ方」で検索をかければ、詳しい見つけ方を解説したサイトがいくつも出てきます。便利になったものです。

 来年は、もう少し子供達との時間を確保し、この双眼鏡を車に積んでキャンプ場に出撃したいと思います。
 
| cpainvestor | 01:55 | comments(6) | trackbacks(0) | pookmark |
永遠の0

 友人に勧められたので、年末年始の話題作、「永遠の0」を見てまいりました。累計発行部数450万部を超える大ベストセラーの映画化だけあって、キャストは脇役も含めて豪華メンバー、製作委員会も東宝・電通・アミューズ・講談社・朝日新聞社などそうそうたる顔ぶれ、監督・脚本は「ALWAYS三丁目の夕日」山崎貴氏、音楽は「ハゲタカ」の佐藤直紀氏など、まさに日本映画界の総力戦といっても良い布陣です。

 戦争モノとなると必ず問題となるのが、海戦・空戦をどう撮るのかということなわけですが、CGと実写を組み合わせたVFXという手法で描かれた空母赤城や機動部隊の海戦シーン、零戦の空戦シーンは見事で、まさに大画面映画にぴったりの迫力でありました。特に、ミッドウェー海戦で、わずか数発の爆弾で赤城が大爆発するシーン、いわゆる「魔の5分間」は戦史マニアにはたまらない情景描写でございました。このVFXを手掛けたSHIROGUMIというプロ集団、ただものではありません。
 
 ストーリーはネタばれになるので原作を読んでいただくとして、まあ600頁にもわたる大作の本筋をはしょることなくよく2時間強でまとめあげたなと感心しました。ジャニーズ系のイケ面すぎる俳優はともかくとして、役者の演技もまずまずだったと思います。

 それにしても、空母を中心とした機動部隊という革新的なコンセプトを打ち出しながらも、爆弾数発で沈んでしまう弱い防御設計、熟練パイロットを簡単に死なせてしまうなど、旧日本海軍のアンバランス感は半端ないです。戦中に就役した空母などは、暗号が解読され、あるいはレーダーで補足され、そのほとんどが初戦を迎える前に潜水艦に沈められています。どうしてここまで情報とか兵站を軽視したのだろうかと、映画を見ながら、改めて考えてしまいました。
| cpainvestor | 06:11 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

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