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使える投資情報
 
 かつて、新興市場の上場審査官として、玉石混交の銘柄を市場に送り出していたとき、「どうしたら賭博場とも揶揄されていた新興市場をもっと健全にできるか」を、若輩者ながら、よく職場の先輩と議論していたものでした。
 いくら上場審査の規制ばかり強化したとしても、全ての抜け穴を防ぐことはできないし、上場後のケアまでは及ばない。むしろ、手続きとコストばかり増えて企業の成長エネルギーを阻害するデメリットの方が大きくなりかねない。だとすれば、できるだけ企業側に開示情報を充実させてもらいつつ、その意味が理解できるような「学び続ける個人投資家」の絶対数を増やし続けるしか道はないのだと思うようになりました。

 そういった思いがあって、このブログも開設当初は「個人投資家の皆さんにとって少しでもお役に立てる情報」を時々ご紹介してきたつもりなのですが(最近は、この手の情報提供が少なくてすみません)、以下のサイトは、私レベルの文字情報では全く及ばない質の高いコンテンツを提供しているように思いますので、ご存じの皆さんも多いとは思いますが、改めてご紹介しておきます。

 まず推薦しなくてはいけないのは、gotospaceさんが作ってくれている「見えるXBRL」のサイトでしょう。XBRL情報を駆使して、上場企業の適時開示内容を分かりやすく表示してくれています。証券コードを入れるだけで、最新の開示内容や、業績予想の変化まで一覧できる上、財務情報のエクセルダウンロードまで簡単にできてしまいます。このサイトが無料で利用できるとは、圧巻です。EDINETを見る必要がほとんどなくなってしまいました。

 それから、Sharesさんの財務分析ポータル、こちらも秀逸です。会員登録さえすれば、一定期間の財務情報が、無料で「見える化」されて出てきます。ある程度、財務諸表が読めるレベルになっている方にとっては、こちらのサイトのビジュアルチャートを眺めるだけで、ざっくり会社の状況がわかってしまいます。このチャートで会社の特徴をつかんだ上で、必要な部分だけ、財務諸表を見るようにすれば、企業分析の手間を大幅に省くことができます。最近私は、自分が実施する企業の実務担当者向けの財務分析セミナーなどでも、sharesさんにご協力頂いて、このビジュアルチャートを「最初のとっかかり」に活用させて頂いております。米国の上場企業なども同じ目線で分析できるのは、大変ありがたいところです。

 国内の個別企業の分析はこの2つのサイトと財務諸表本表及び当該企業のHPの活用でほとんど済んでしまうのではないかと思います。ただ、個別企業投資においても、どうしても市況の影響は排除できませんから、マクロ経済情報の定点観測は欠かせないですよね。  日経新聞の他、ロイターの経済ニュースのサイトなどは、私もよく見るようにしているのですが、それ以外に最近、定期的に見るようになったのが、春山さんのサイトの「週末の定点観測」です。仕事中に、興味本位でブルームバーグの端末をたたく時間などほとんどないので、この定点観測は助かります。

 それから、バフェット好きの皆さんには、このサイトだけウォッチしているだけでも勉強になりますよね。最近は、ハーレーダビッドソンやティファニーなど、ラクジュアリーブランド企業もお好みのようですね。
| cpainvestor | 19:50 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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