Entry: main  << >>
堅実路線の勝利


 サッカーW杯日本代表チームの挑戦が終わりました。昨晩、手に汗握る熱戦を国民の半分ぐらいが見ていたかもしれないと思うと、サッカーというスポーツの魅力を改めて感じます。
  ここまでの日本代表チームの善戦は私も含めて戦前に予想した人はほとんどいなかったようにも思いますが(岡田監督、すみません)、この善戦最大の要因を挙げるとすれば、それは、ディフェンスラインの5人(中澤、闘莉王、長友、駒野、阿部)とその前の2人(長谷部、遠藤)、更にはキーパーの川島がゴールをよく守ったということに尽きるのではないでしょうか。4試合やって2失点、しかも崩されての得点はオランダ戦の1点のみというのは、W杯出場国のどのチームにも引けをとらない立派な戦績だと思います。

 日経新聞のスポーツ面、とりわけサッカー記事に関しては、的確な分析記事が多く愛読されているビジネスマンも多いのではないでしょうか。特に、今朝の清水秀彦氏の記事は、今回の大会の多くの試合を見ている視聴者ほどまったくその通りだと思う内容だったのではないかと思います。記事の要旨は、.戰好硲犬望,岨弔襪茲Δ淵繊璽爐蓮屈強なDFを中心にした守備が非常に堅い上に、攻撃は前の3人の「個」の力だけで点が取れるようなスタイルを持っていること、一発勝負の決勝トーナメントに入り、たとえサッカー強国であっても、ゲーム展開における守備的傾向はより強まり、点が入ってからようやく双方のチームが動き出す(やっとゲームが面白くなる)ような流れがこれまでのW杯以上に増えていることなどを指摘するものでした。

 敵との力関係を考慮した選手の布陣や戦術、時間帯ごとの攻撃と守備のバランス、選手交代の人選とタイミングなど、サッカーにおける監督の采配の勘所は、企業経営にも通じるものがあるということはよく指摘されるところですが、投資におけるポートフォリオ管理などにもそのまま応用できそうな気がします。

 より大きなリターンを狙って、リスクをとって攻めに行けば行くほど、裏を取られて失点する(ロスを被る)可能性は高くなります。情報力、分析力、資金力等で機関投資家に劣り、市場弱者とも言える個人投資家は、退屈と言われても、やはり守りから入る「堅実路線」が良いのかもしれません。「ポートフォリオの7〜8割は、ボラティリティが低く、PBRもなるべく低い安定業績の高配当株で固め、最大で3割程度を将来が楽しみな成長株、新興国株に投資する」と言った具合です。

 どうやら私の上半期の投資戦績は、年初来マイナスとなってしまいそうなので、下期は、もう少しディフェンスラインを強化するポートフォリオのリバランスが必要なのかもしれません。

追伸
 NHKBSで「証言ドキュメント 日本サッカー50年」という連夜放送番組を勢い余って夜更かしして見てしまったのですが、こちらも非常に見応えがありました。こういう番組を作り続けてくれるなら、受信料を払っても良いかなと思いました。

| cpainvestor | 18:15 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Comment








Trackback

Calendar

 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< July 2019 >>

Profile

来訪者数(11/18/07より)

クリックで救える命がある。

経済・投資情報

Shops

Oisix(おいしっくす)/Okasix(おかしっくす)

過去の人気エントリー

Search

Entry

Comment

Trackback

Archives

Category

Link

Feed

Others

Mobile

qrcode