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ポジティブ思考のススメ


 本日無事、今年度の日経ビジネススクールでのセミナーを終えることができました。会社分析の切り口をいくつか紹介するセミナーでしたが、この研修のケーススタディでとりあげた会社の経営戦略部署に実際に所属する方のご参加もあって、なかなか興味深い内容になりました(汗)。昨今の不況で、日本経済新聞社のブランドをもってしても、集客に苦戦するセミナーも少なくないとお聞きしました。そうした中で、私のような知名度も何もない専門家のハシクレの決して安くはないセミナーに、向学心あふれる30名以上の方々のご参加を頂いたことは望外の喜びでした。改めてご参加頂いた皆さんに感謝致します。今日参加された皆様が一つでも二つでも、「企業分析スキル」の新たな切り口を体得して帰って頂けたのならうれしいなと思います。

 日経平均が9,000円割れ、NYダウが10,000ドル割れという経済環境の中で、「株式なんて誰が今買うのだろう?」という空気が蔓延しております。しかしながら、こういう時こそ後から見れば「良い会社を安く買う」絶好のチャンスであったりします。多くの日本企業には、この円高のメリットを最大限に生かして、海外での事業投資に果敢に取り組んでいってほしいと思いますし、個人投資家の皆さんにも、積極的に銘柄選択を進めていってほしいと思います。どこが株価の底なのかなんて誰にもわかりませんから、この不況でもそれなりの利益を出していて、キャッシュ・フロー創出力も高いのに、PBRが1倍を大きく割れているなどという会社があれば、今から少しずつ購入していっても良いのではないでしょうか。現物投資に限定して、3年持つつもりで購入すれば、かなりの割合で報われるのではないでしょうか。

 今日の講義の中でも話したのですが、「この会社は、AとBとCとDという弱みがある。だから投資には慎重を要する。」と、ネガティブなことだけを指摘し、「リスク回避」型の結論だけを導くのは、比較的やさしいです。ただ、いろいろ弱みはあっても、EとFという強みは今後もずっと残っていくだろうし、株価は現在激安だということであれば、これはEとFを信じて買うという判断が長期的には報われることも多いです。(もちろん「リスク管理」のために、銘柄的にも時間的にも集中投資はしないということは守った方が良いとは思いますが。)

 経済に関してネガティブなことばかりが語られることが多い時代だからこそ、改めて「ポジティブ思考」をこころがけたいところですね。まずは、日経さんに「日本はGDPで中国に抜かれた。このままではまじでヤバイ!」的なトーンの記事を控えて頂くようお願いしておきましょうか。

| cpainvestor | 21:36 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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