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複雑な作業は因数分解して習得させる

 
 先週の祝日は、とても良いお天気でしたので、以前からの私のミッションであった「次男が補助輪なし自転車に乗れるように教え込む」という課題に取り組みました。この課題については、長男の時に試行錯誤しながら勝ちパターンを習得しましたので、ここで皆様にシェア致します。
 
 小学校入学前くらいの子供達にとって「補助輪なし自転車に乗れるようになること」は、友達の輪に加わるための重要な通過儀礼ですので、「子供が乗りたい」と言いだした時には、親としてできるだけのサポートをしてあげたいところです。ところが、自転車の補助輪を外して後ろから押してあげるような練習を続けても、よほど運動神経の良い子でない限り、すぐに乗れるようにはならず、むしろ自信喪失して子供にとって逆効果になってしまいます(長男の時に実証済み)。
 
 幼子を持つ親の悩みというのは、ネットで検索するに限りますね。皆さん「まずはペダルを外して練習せよ!」とアドバイスされています。そのエッセンスは私が解釈する限り、以下のとおりです。
 補助輪なし自転車を運転するという作業は、‘麥悗妊丱薀鵐垢鬚箸襦↓▲魯鵐疋襪鯀犧遒垢襦↓ペダルをこぐという大きく分けて3つの動作で構成されていることがわかります。これを一つ一つの動作に完全に分けて、一つずつ段階的に習得せよということらしいです。

‘麥悗妊丱薀鵐垢鮗茲
 5Mくらいのなだらかな坂道を使って自然と自転車が走るようにして、坂の上から子供を自転車に乗せて足で勢いをつけてバランスをとる、転びそうになったらブレーキをかけるという練習をまずはひたすら行います。 この時ペダルを外す効果は絶大です。大人は「ペダルを外さなくても、こがないようにすれば良いのでは」と思うのですが、やはりペダルが存在するだけで、子供はそれに気を取られます。ネジが堅いので自転車屋さんで頼む必要はあるかと思いますが、ペダルを完全にとってしまうと、子供は坂道でバランスをとることに集中します。10〜20回もやれば、こつをつかめてきます。

▲魯鵐疋襪鯀犧遒垢
 坂道をバランスをとりながら直進でおりられるようになったところで、今度はハンドル操作を覚えさせます。坂道が終わって平地になったところで、ハンドルを切らせて、回る練習をさせます。坂道の勢いが続いている間に練習をさせれば、ペダルをこぐことなく、右や左に曲がれるようになります。

ペダルをこぐ
 ここでようやくペダルをとりつけて、坂道の勢いが続いているうちにペダルをこぐ練習をさせます。坂道の勢いがついているので、バランスをとりながらペダルをこぐことが、比較的容易にできるようになります。このあたりまで騙し騙しほめながら練習させれば、子供から会心の笑みが出るはずです。この成功体験さえ作ってしまえば、子供は面白くなって何度も何度も練習をしたがるようになるはずです。

い海だしの練習をひたすら行う
 最大の難関は「こぎ出し」です。こぎ出しは、´↓の動作を同時に行う必要があるため、最も難しい作業になります。最初はなだらかな坂道でやる方が良いように思います。利き足をこぎ出しやすい高さに設定したペダルに乗せて、反対側の足で地面を思いっきり蹴ってこぎ出し、バランスをとる。これを繰り返して体で覚えてもらうしかありません。

 長男の時は、丸一日近くかかったように思いますが、次男の時は要領がわかっていたので、2〜3時間で´↓はクリアしました。い呂笋箒貔錣靴討い泙靴燭、それでも半日でだいぶうまく乗れるようになっていました。
 子供にとって複雑な作業をただ「やってみろ!」と放り込んでもなかなかうまくいきません。単純作業に因数分解した上で、一つ一つの要素を順々に習得させていく。これは組織内の若手人材の育成でもまったく同じですね。

 幼子を持つ皆さんの参考になれば幸いです。

追記
 先日読んだこの書籍 が非常に面白かったので、先週、「行動観察」という分野の有料セミナーを2日間ほど受講してきました。「営業や接客といったサービスの達人の行動を深く観察してそのエッセンスを抽出し、凡人でも習得可能なマニュアルに要素分解して習得させることで組織全体のスキルレベルの向上をはかる」といった、どこの組織でもやっているようなトレーニングを、学問的により体系化したような内容だったように思います。いろいろと説明はありましたが、この手法を生かすも殺すも、観察する人の鋭い視点とその後の定着化のためのトレーニング次第であるように感じました。
 私が紹介した補助輪なし自転車の運転技術の習得方法も、このような「達人の行動観察」によって大昔に生まれ、多くの親が実践する中で効率的なトレーニング方法として確立してきたのかもしれないとふと思いました。

| cpainvestor | 23:08 | comments(0) | trackbacks(1) | pookmark |
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