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両極端のコンセプト


 あまり物欲はない方ですが、最近購入したもので、「これはなかなかの逸品」というものがいくつかありましたのでご紹介します。

意外な組み合わせシリーズ

1.水泳用ウォークマン
 私が定期的にやっている運動は、近所のスポーツクラブでの水泳ぐらいなのですが、これまでプールの中にいる1時間弱は、景色や音楽が楽しめるわけでもなく、とても退屈でございました。それが、このソニーが出した新しいウォークマンを購入したおかげで、とても楽しい時間に変わりました。
 スイマー(しかも淡水専用)向けというえらいニッチなマーケットを狙った商品だったのかもしれませんが、最近では、屋外を走るランナーの皆さんにも愛用されているようで、かなり売れているようです。その軽さといい、手軽さといい、久しぶりにソニーの「ユニークネス」を感じられる商品です。私がスポーツクラブで見ていても、4〜5人に1人は持っているようなヒット商品になっています。

2.海上自衛隊の歌姫 「祈り」
 既に国内のクラッシックCDの販売部門で第1位となっているようですが、自衛隊唯一の歌姫、三宅由佳莉3等海曹のアルバム、私も購入してしまいました。自衛隊や警察の音楽隊というと、マーチングバンドのイメージが先にきますが、ここにソプラノ歌手一人が加わっただけで、これだけ楽曲にバラエティが生まれたのは大成功でしょう。三宅さんも素敵な方ですが、ソプラノ歌手として超一流なわけではありません。自衛官ソプラノ歌手×実力派音楽隊というこれまでなかった組み合わせが新鮮で、この組み合わせで坂の上の雲のテーマ曲だった「STAND ALONE」などを歌われると、マニアにはたまらないのかもしれません。
 個人的には、この宇宙戦艦ヤマトのコーラスもたまりません。

 この1.2の商品は、これまでになかった「意外な組み合わせ」で新たな市場を創造した例でしょう。市場の創造に必ずしも最先端のテクノロジーは必要なわけではないことがよくわかります。

原点回帰シリーズ

3.無印良品オーガニックコットンの長袖Tシャツ
 10月に入って、朝夕は少し寒くなってきました。この時期になるとさすがにTシャツで眠るわけにもいかず、長袖シャツが恋しくなります。ユニクロなどに見に行くと、HEATTECH万歳という売り場になっています。このHEATTECH、確かに保温性は抜群ですが、肌着として直接着るには、着心地があまり良くありません。そこで無印良品にも見に行ったところ、こちらの店頭には、「MUJILabo」と銘打ってオーガニックコットンのシンプルな長袖シャツが多数展示してありました。試しに1着購入したところ、すこぶる肌触りが良いので、日を改めて追加で3着大人買いをしてしまいました。その結果、ほぼ毎晩お世話になっています。まさに無印良品らしい商品で、直近の業績が極めて好調なのもよくわかります。

4.ツバメノート「Thinking Power Project」+オリジナルノートカバー
 商売道具でもある文具にはかなりこだわりを持ってマニアを自負している私ですが、これまで職場で使うメモ用紙は、ITOYAオリジナル A4リーガルパッドを永く愛用してまいりました。これをSOMESサドルのレポートフォルダに入れて、ここ5年近く使ってきたのですが、さすがにこのレポートフォルダがくたびれてきました。そこで、もともとはレポートフォルダの更新を考えていたのですが、定期巡回していたLOFTの文具売場でこのツバメノートを見つけてしまい、その書き味の良さに一目ぼれして、メモ用紙そのものの乗り換えを決めました。
 これまでのA4リーガルパッドの場合、打ち合わせが終わるごとに紙面を切り離して案件別にファイリングしていたわけですが、これだと用紙の裏面が使われることが少なく不経済な上、切り離した頁をファイルし忘れて逸失してしまうことが何度かありました。
 そこで、いっそのこと切り離さずにメモはメモだけで管理するノート様式もいいかと考えていたところ、このThnking Power Projectシリーズが目に入りました。このシリーズのノートは、必要に応じて頁ごとに切り離せるようミシン目が入っており、しかも切り離した頁がちょうどA4用紙サイズになるよう、ノートが少し大きめに設計されています。
 この商品、老舗のツバメノートの他社コラボレーション企画のようですが、使えば使うほど気に入ってしまい、ついには、前のSOMESのようなノートカバーが欲しくなりました。ところが、サイズが特殊だけに良いノートカバーがネット上では見つかりません。そこで、勢い余って、このサイトでオリジナルサイズのノートカバーを注文してしまいました。そして待つこと3週間、牛革ソフトシュリンクの素晴らしいノートカバーが届き、メモをとるのがますます楽しくなりました。

 この3.4の商品は、まさに各々の販売元の特徴を最大限生かした「原点回帰」の例でしょう。長袖シャツ、大学ノートといったよくある日用品ではありますが、ユーザーの使用場面を想像し、その使い心地に徹底的にこだわっているので、プレミアム価格での提示をされても喜んで購入したくなります。こんなところにも市場創造のヒントはあるのでしょう。

 「意外な組み合わせ」と「原点回帰」、まさに両極端のコンセプトではありますが、そうであるが故に、新たな顧客のターゲティングができたということなのかもしれません。商売のヒントはこんなところにありそうな気がします。

| cpainvestor | 00:53 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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