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四半期報告制度と決算早期化
  
  いよいよ、3月決算の会社にとって、6月末の第一四半期決算から、金融商品取引法に基づく四半期報告制度がスタートします。これまでも東京証券取引所のルールにより、四半期開示等が義務付けられていたとはいえ、東証マザーズ上場会社を除き、建前上は 「未監査」の財務諸表の開示でOKだったわけですが、今後は、四半期報告書の経理の状況に関して、会計監査人のレビュー意見書の添付が義務付けられました。

  四半期会計基準などを見ると、本決算に比べて、四半期決算ではいくぶん簡略的な会計処理が認めらているとはいえ、四半期の3ヶ月情報と期首からの累計情報の2種類のPL、セグメント情報などの開示が義務付けれられていることからしても、上場会社の経理・財務部門の皆さんの負担は、また大きくなります。「内部統制の整備運用だけでも大変なのに、四半期報告書まで45日以内の提出を義務化するなんて、もう勘弁してくれ!」というのが現場の本音かもしれません。

  このような状況となってくると、否が応でも、「決算を早く締める」ということが、必然的に要求されるわけですが、東証が開示しているこの情報を見る限り、早期開示に苦労される会社さんが続出しそうな気配です。投資家からのプレッシャーのせいで、「経理の皆さんが四半期毎に徹夜」なんてことにならなければ良いなあと思っています。

  今日は、外部向けセミナーで「決算早期化のヒント」について、少し話してきました。「どのくらい集まるかな?」と思っていたのですが、無料であったこともあるのでしょう。満員御礼で追加開催が決まるほど、盛況だったことからして、経理財務部門の皆さんの関心の高さがうかがえました。
 
  いらっしゃった皆さんは、「会計士が話すのだから、何か特別な秘策が聞けるのではないか?」と期待していたかもしれませんが、その期待に応えられたかどうかは微妙です(笑)。「発想の転換をして下さい!」とだけ伝えたわけですが、どこまで伝わったか・・・。

  プロジェクトものの仕事に共通するクリティカルパスの概念を説明して「とにかく決算作業を進める上でボトルネックとなる工程をいかにして短縮するか、自ら考え、いろんな知恵を絞りましょう!」というのがエッセンスだったわけですが、現場の実務でかなり追い込まれた状況の下で、必死な思いで資料の用意をしたので、少しでも多くの現場でお困りの方に、何か一つでも役に立つ知恵が伝わっていれば良いなあと思います。

  四半期会計基準・決算の早期化などにご興味のある方は、この無料セミナーの追加開催が6月17日にも決まっておりますので、本日のブログタイトルでGoogle検索でもしてみてください。いくつかページをクリックするとそれらしいセミナー情報が出てくるはずです。
| cpainvestor | 22:06 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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