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<feed version="0.3" xml:lang="ja" xmlns="http://purl.org/atom/ns#" xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"><title>cpainvestor.com</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://cpainvestor.com/" /><modified>2010-08-31T19:36:29+09:00</modified><tagline>現役会計士が語るビジネス・会計・投資コラム
このWebサイトに記載された事項は執筆者の私見であり、執筆者の所属ないし関係する機関・組織の見解ではないことをお断りしておきます。 </tagline><generator url="http://jugem.jp/">JUGEM</generator><entry><title>Living with flowers everyday</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://cpainvestor.com/?eid=240" /><id>http://cpainvestor.com/?eid=240</id><issued>2010-08-31T19:24:00+09:00</issued><modified>2010-08-31T10:36:03Z</modified><created>2010-08-31T10:24:00Z</created><summary>　昨日、帰りの電車に乗るまでに少し待ち時間があったので、エキナカをフラフラしていたところ、この花屋さんの前に、とてもきれいなひまわりのブーケが並んでいるのが目に留まりました。「たまには、妻に花でも買っていくか」と思い、1,500円でこのブーケを買ったところ...</summary><author><name>cpainvestor</name></author><dc:subject>h. その他ビジネスの話題</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[<P><BR>　昨日、帰りの電車に乗るまでに少し待ち時間があったので、エキナカをフラフラしていたところ、<A href="http://eshop.aoyamaflowermarket.com/pc/" target=_blank>この花屋さん</A>の前に、とてもきれいなひまわりのブーケが並んでいるのが目に留まりました。「たまには、妻に花でも買っていくか」と思い、1,500円でこのブーケを買ったところ、店員さんがきれいにラッピングしてくれた上で、ブーケがすっぽりと隠れる紙袋に入れて持たせてくれました。（男子としては、花を持って帰るのが微妙に恥ずかしいため、このような配慮がとてもうれしかったりします。）<BR><BR>　国内の花卉市場は、<A href="http://www.yano.co.jp/press/pdf/633.pdf" target=_blank>矢野経済研究所の調査</A>によれば、1兆円ちょっと、このうち6割（6,000億円弱）が小売販売店分のようです。ここ数年の不況で、法人個人の高級ギフト需要、婚礼宴会需要などは落ち込み、一般家庭需要もより安く生花を販売する量販店などに購入先がシフトしているようで、市場規模の微減傾向が続いています。<BR><BR>　このような厳しい市場環境の中で、青山フラワーマーケットは、ターミナル駅を中心に破竹の勢いで出店を拡大し、成長を続けています。胡蝶蘭や菊といった贈答花・仏花は一切扱わず、日常の家庭需要に向きそうな廉価な花の品ぞろえをしているのが特徴的です。冷蔵ガラスケースも置かず、たくさんの季節の花やブーケを店頭に目一杯並べて、道行く人の目を楽しませてくれています。この青山フラワーマーケットを運営する会社は、優れたビジネスモデルを持った企業に贈られるポーター賞を受賞しているようで、そのビジネスモデルの詳細は、私が書くより<A href="http://www.porterprize.org/winners2009.pdf" target=_blank>こちら</A>を参照した方が良さそうです。<BR>　上記のポーター賞受賞の解説を読むと、「確かに経営者は優秀で、よく考えてビジネスをされているな」という印象を持ちます。ただこれだけ急速な勢いで直営店の出店を続けていくと、実際の資金繰りはなかなか大変なのではないでしょうか。また、そもそも「駅前の花屋」というビジネスの投下資本利益率がべらぼうに高いとも思いません。その意味で、「投資家目線で見て、ものすごく儲かる商売か？」と考えると、そうでもないような気がします。（ちなみに、若干ビジネスの毛色は違いますが、生花祭壇、生花卸に特化した<A href="http://www.beauty-kadan.com/ir/statement.html" target=_blank>この会社</A>もたいして儲かっていませんね。）<BR><BR>　それでもこの会社が、テレビや雑誌で盛んにとりあげられて評価されているのは、「<FONT color=#008000><STRONG>駅前の一角を花で埋め尽くすことで、とにかく町の雰囲気を明るくしてくれている</STRONG></FONT>」ということに尽きるのではないでしょうか。また、私のような普段あまり花になじみのない男子にも、毎日通る通勤ルートに季節の花があふれていれば、「たまには買っていこうか？」という気をおこさせてくれます。そして実際に買っていけば、「あら珍しい？どうかしたの？」とか言われつつも喜ばれ、夫婦の会話が弾むきっかけにもなります。その意味でこの会社は、利益の額といった指標では測りがたい、とてつもない社会的付加価値を生んでいるのかもしれません。<BR>　この会社のキャッチフレーズ：<STRONG>Living&nbsp; with flowers everyday</STRONG>は、長期間に渡る店舗の存続と店員の心地よい接客があってこそ初めて実現可能であるといえます。大きなお世話かもしれませんが、急速な出店拡大で資金繰りや人材育成に懸念が生じていないかがとても気になります。このお店の一人のファンとして、堅実な経営を望みます。<BR><BR>　このブログの大半を占める男性読者の皆さんも、たまには駅前で花を買われてみてはいかがでしょうか。家庭円満に相応の効果がありそうです。</P>]]></content></entry><entry><title>専門家淘汰の時代</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://cpainvestor.com/?eid=239" /><id>http://cpainvestor.com/?eid=239</id><issued>2010-08-27T06:25:00+09:00</issued><modified>2010-08-27T00:10:11Z</modified><created>2010-08-26T21:25:00Z</created><summary>　社内マイノリティ・中途入社組の私が、なぜか自社の会計士試験合格者新卒採用の１次スクリーニングの担当を命じられてしまいました。「なぜ私が？」と思いましたが、それもそのはず、昨年実績を大幅に上回る応募者が殺到し、当初予定した人数では、応募者を捌ききれない...</summary><author><name>cpainvestor</name></author><dc:subject>h. その他ビジネスの話題</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[<P><BR>　社内マイノリティ・中途入社組の私が、なぜか自社の会計士試験合格者新卒採用の１次スクリーニングの担当を命じられてしまいました。「なぜ私が？」と思いましたが、それもそのはず、昨年実績を大幅に上回る応募者が殺到し、当初予定した人数では、応募者を捌ききれないような状況になっているようで、あわてて採用担当官人数の増員をかけているようです。（会計士試験の発表が秋となるため、この業界は夏から秋が新卒の採用シーズンとなっています。）超買い手市場であるためか、筆記試験、小論文、グループディスカッション、複数回の面接など採用までは何段階ものプロセスが設定されております。（私の時は、一般常識・英語の筆記試験とグループ面接１回だけでした。）現在の応募人数と採用予定人数を比較すると、この業界ではとても考えられなかった、ありえない合格倍率となっています。<BR><BR>　また先日、企業内弁護士さん達の勉強会に参加しました。何の実務経験も持たない弁護士の卵が法律事務所に就職できず、多くの一般企業の法務部門でなんとか職を得たものの、職場には先輩弁護士などいません。今後どのように弁護士としての実務経験を積んでいってよいのかわからないので、途方にくれた有志がこの定例勉強会を立ち上げたとのことでした。この会の会員数も毎月増え続けているとのことでした。<BR><BR>　日本経済というエンジンが失速してしまっている以上、法律・会計といった専門サービスのマーケットだけが拡大することはあり得ません。ところがここ数年、国家試験合格者だけを大幅に増員し続けた結果、弁護士も会計士も完全に需給バランスが崩れ、そのしわ寄せはまず新人弁護士・会計士の就職難として表面化しています。実務経験が何より重要な専門職にとって、２０代のうちに専門家としての実務が積めなくなるのは、相当な痛手です。今後は、専門職としてではなく、資格だけは持っている通常の会社員として働く方が増えていくということになるのかもしれません。<BR>　いずれこの供給過剰の大波は、本格的な「専門家淘汰の時代」へと向かうことになるでしょう。<BR><BR>　「競合が少ないニッチマーケットはどこか？」、「自分にしかできない差別化されたサービスとは何か？」、最近、毎日このテーマばかり考え続けています。市場環境を嘆いても何も生まれません。試行錯誤しながらも、必ずや「わが道」を見つけたいと思っています。</P>]]></content></entry><entry><title>ポジティブ思考のススメ</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://cpainvestor.com/?eid=238" /><id>http://cpainvestor.com/?eid=238</id><issued>2010-08-25T21:36:00+09:00</issued><modified>2010-08-25T12:58:39Z</modified><created>2010-08-25T12:36:00Z</created><summary>　本日無事、今年度の日経ビジネススクールでのセミナーを終えることができました。会社分析の切り口をいくつか紹介するセミナーでしたが、この研修のケーススタディでとりあげた会社の経営戦略部署に実際に所属する方のご参加もあって、なかなか興味深い内容になりました...</summary><author><name>cpainvestor</name></author><dc:subject>h. その他ビジネスの話題</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[<P><BR>　本日無事、今年度の日経ビジネススクールでのセミナーを終えることができました。会社分析の切り口をいくつか紹介するセミナーでしたが、この研修のケーススタディでとりあげた会社の経営戦略部署に実際に所属する方のご参加もあって、なかなか興味深い内容になりました（汗）。昨今の不況で、日本経済新聞社のブランドをもってしても、集客に苦戦するセミナーも少なくないとお聞きしました。そうした中で、私のような知名度も何もない専門家のハシクレの決して安くはないセミナーに、向学心あふれる30名以上の方々のご参加を頂いたことは望外の喜びでした。改めてご参加頂いた皆さんに感謝致します。今日参加された皆様が一つでも二つでも、「企業分析スキル」の新たな切り口を体得して帰って頂けたのならうれしいなと思います。<BR><BR>　日経平均が9,000円割れ、ＮＹダウが10,000ドル割れという経済環境の中で、「株式なんて誰が今買うのだろう？」という空気が蔓延しております。しかしながら、こういう時こそ後から見れば「良い会社を安く買う」絶好のチャンスであったりします。多くの日本企業には、この円高のメリットを最大限に生かして、海外での事業投資に果敢に取り組んでいってほしいと思いますし、個人投資家の皆さんにも、積極的に銘柄選択を進めていってほしいと思います。どこが株価の底なのかなんて誰にもわかりませんから、この不況でもそれなりの利益を出していて、キャッシュ・フロー創出力も高いのに、ＰＢＲが1倍を大きく割れているなどという会社があれば、今から少しずつ購入していっても良いのではないでしょうか。現物投資に限定して、３年持つつもりで購入すれば、かなりの割合で報われるのではないでしょうか。<BR><BR>　今日の講義の中でも話したのですが、「この会社は、ＡとＢとＣとＤという弱みがある。だから投資には慎重を要する。」と、ネガティブなことだけを指摘し、「リスク回避」型の結論だけを導くのは、比較的やさしいです。ただ、いろいろ弱みはあっても、ＥとＦという強みは今後もずっと残っていくだろうし、株価は現在激安だということであれば、これはＥとＦを信じて買うという判断が長期的には報われることも多いです。（もちろん「リスク管理」のために、銘柄的にも時間的にも集中投資はしないということは守った方が良いとは思いますが。）<BR><BR>　経済に関してネガティブなことばかりが語られることが多い時代だからこそ、改めて「ポジティブ思考」をこころがけたいところですね。まずは、日経さんに「日本はＧＤＰで中国に抜かれた。このままではまじでヤバイ！」的なトーンの記事を控えて頂くようお願いしておきましょうか。</P>]]></content></entry><entry><title>独立自営業者の健康管理術に学ぶ</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://cpainvestor.com/?eid=237" /><id>http://cpainvestor.com/?eid=237</id><issued>2010-08-19T18:02:00+09:00</issued><modified>2010-08-19T11:04:57Z</modified><created>2010-08-19T09:02:00Z</created><summary>　先日、独立自営の同業の先輩方と食事をする機会がありました。お二方とも相当な実力者で、差別化されたサービスと優良な顧客を抱え、それなりに繁盛している方々です。　私としては、こういう機会にぜひ聞いておきたいと思ったのがその健康管理術です。なぜなら、彼らは...</summary><author><name>cpainvestor</name></author><dc:subject>m. Coffee Break</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[<P><BR>　先日、独立自営の同業の先輩方と食事をする機会がありました。お二方とも相当な実力者で、差別化されたサービスと優良な顧客を抱え、それなりに繁盛している方々です。<BR>　私としては、こういう機会にぜひ聞いておきたいと思ったのがその健康管理術です。なぜなら、彼らは実質的な個人事業主であるため、「自分が働けなくなった時」というのが「ビジネスモデルの破綻」に直結します。その上、彼らは家族の中で実質的に唯一の働き手として子供達を養う立場にあり、リスク管理という側面から、忙しいスケジュールの中、どのように健康管理をしているのかという点に、個人的に興味がありました。<BR><BR>　Aさんは、週に2回ジムに通って筋トレをする他、週に1回は必ず格闘技の道場にも通って汗を流していらっしゃるとのことでした。「2〜3日に1回は必ず運動をすること」を習慣づけている他、深夜12時以降は絶対に食事や酒を飲まないこと、毎日野菜や果物を多く摂取することを心がけているとのことでした。また健康診断は半年に1回は必ず受診している他、少しでも体調が悪くなる兆候があったら、夜の会食の類は申し訳ないと思いつつも極力キャンセルしているとのことでした。<BR>　Bさんは、ランニングやサイクリングが趣味で、晴れている日はほぼ毎朝、走るか自転車をこいでいると言っていました。また、睡眠時間はどんなに忙しくても6〜7時間は確保していること、朝はそれほど強くないので、午前中はなるべくゆっくりめでスタートできるようスケジュールを組むことなどを心がけているとのことでした。また、若いころから歯痛に悩むことが多かったため、今では3ヶ月に1回は必ず歯医者で検診を受けているとのことでした。<BR><BR>　勤め人と違い、スケジュールの大半はご自身で組み立てられる立場にあるため、「<STRONG>それなりに負荷のかかる運動の時間を、あらかじめ予定に入れて確保してしまう</STRONG>」という点でお二人は共通していました。それでも、「体調が悪い中、仕事をしなくてはならなかったことはありますよね？」とお聞きしたところ、40度近い発熱があっても講演をした経験や、インフルエンザで朦朧とする中、原稿執筆を続けた経験を話してくれました。ただ、いずれもここ数年はそのようなことはないとのことでした。<BR>　お二方とも、30代の事務所立ち上げ時にはかなり無茶もしたそうですが、今はとにかく「<STRONG>自分のペースを守る</STRONG>」ということを重視して仕事をしているとのことでした。当然、健康には細心の注意を払っている上で、それなりの保険にも加入し、万が一の場合に備えて、仕事を融通しあえる同業のネットワークを大事にしているとおっしゃていました。<BR><BR>　お二方の話を聞いていて、年に数回は無茶な働き方をして熱を出し、数日寝込んで迷惑をかけることが多い自分の健康管理能力の低さというものを改めて痛感しました。また、折しも今年の健康診断で、体重が前年同期比で3Kg近く増えていることが発覚しました。定期的にやっている水泳も、忙しくなると、すぐにサボりがちになってしまう自分がいます。<BR>　私は、業界の先輩方の話を聞いていて、「健康管理のためのトレーニングの時間を確保すること」を最優先の自己投資の一つであると考え、仕事と健康管理活動の優先順位を組み替えるべき時に来ていると感じました。まずは、週に2回の水泳時間を必ず確保することと、歯医者に予約を入れることから始めたいと思います。また、小さなことですが、通勤時にエスカレーターを使うのもやめようと思います。<BR><BR>　会計士業界も市場の縮小が始まり、組織のダウンサイジングが各所で始まっています。このようなマーケット環境を考えると、今所属する組織に体を壊すほどに貢献したところで、雇用保証が得られるわけではないことだけは明白です。<BR><BR>　<STRONG>「いつでも船から飛びだせるよう、自分の健康と仕事は自分でしっかりと守る。所属先からは、仕事を遂行していく上で有用な看板とオフィスだけを一定期間借りているに過ぎないわけで、自分の人件費と賃借料相当分は超えるだけの仕事をすることをこころがけるにしても、無用な期待は一切しない。」<BR><BR></STRONG>　これからは、独立自営業者の意識をこれまで以上に強く持って、仕事をしていこうと思います。<BR><BR>　読者の皆さんお勧めの効果的かつ効率的な健康管理手法がありましたら、ご教示下さい。特に、「ここ数年、寝込んでしまう風邪などひいたことがない」というあなたからのコメントをお待ちしております。<BR></P>]]></content></entry><entry><title>夏休みの読書</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://cpainvestor.com/?eid=236" /><id>http://cpainvestor.com/?eid=236</id><issued>2010-08-17T01:51:00+09:00</issued><modified>2010-08-16T17:12:30Z</modified><created>2010-08-16T16:51:00Z</created><summary>　ブログだいぶご無沙汰しておりました。　８月に入り、仕事の方はかなりペースダウンして、富士五湖方面に数日の家族旅行や帰省をするなど、ここまで家族サービスに徹した夏休みを過ごしてまいりました。毎日のように子供達を市営プールに連れていき遊ばせたことで、妻の...</summary><author><name>cpainvestor</name></author><dc:subject>l. 書評　</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[<P align=left><FONT color=#000000></FONT><BR>　ブログだいぶご無沙汰しておりました。<BR>　８月に入り、仕事の方はかなりペースダウンして、富士五湖方面に数日の家族旅行や帰省をするなど、ここまで家族サービスに徹した夏休みを過ごしてまいりました。毎日のように子供達を市営プールに連れていき遊ばせたことで、妻の機嫌はすこぶる良好、父親株も急上昇した今日この頃です。<BR><BR>　夏の読書もこのような時しか読めない大作をということで、「<A href="http://www.amazon.co.jp/gp/search?ie=UTF8&amp;keywords=%E5%9D%82%E3%81%AE%E4%B8%8A%E3%81%AE%E9%9B%B2&amp;tag=intelligentin-22&amp;index=books&amp;linkCode=ur2&amp;camp=247&amp;creative=1211">坂の上の雲</A><IMG style="BORDER-RIGHT: medium none; BORDER-TOP: medium none; MARGIN: 0px; BORDER-LEFT: medium none; BORDER-BOTTOM: medium none" height=1 alt="" src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=intelligentin-22&amp;l=ur2&amp;o=9" width=1 border=0>」を読了しました。司馬遼太郎作品は、「竜馬がゆく」や「燃えよ剣」など、高校大学の時分に父親の書架から拝借して多数読んでおりましたが、この「坂の上の雲」だけは、「戦国や幕末ではなくて明治だしなあ･･･」と思いながら、手を出しておりませんでした。<BR><BR>　読了後の感想を書き出せばキリがないですが、まずは「<FONT color=#ff0000><STRONG>圧巻</STRONG></FONT>」の一言でございました。史実の調査から執筆完了まで10年近くを要した労作であることをあとがきで知りましたが、司馬氏が全身全霊をかけて「<STRONG>人々はひたすら上を向き、坂の上の雲をめざして歩く明治の明るい日本</STRONG>」というものを描き出していたように思います。「家の身分や貧富に関係なく、一所懸命勉強さえすれば立身出世できる可能性が生まれた」という明治維新の衝撃が、この時代の庶民、特に若者に極めて大きな影響を及ぼし、植民地支配を免れた近代日本の活力の源泉になったということが、この小説を読んで改めて実感できました。<BR><BR>　「坂の上の雲」の記述によって、日露戦争の戦況の詳細を知った方は多いでしょうが、改めてこの戦争は常識的に考えれば無謀な挑戦であって、1年半という短期決戦で日本の戦況が有利なうちに講和に持ち込むことができたということ自体が奇跡に近い出来事であったということがよく理解できました。特に、それなりの艦隊規模と戦術戦略によって日本海海戦に完勝した海軍はともかく、火力で圧倒的に劣る陸軍の戦闘はこの時から困難を極めています。ロシア軍に比べ、戦地が近く、国民の祖国防衛意識が高く、当時の指揮官が優秀であったことが、薄氷の勝利をもたらしたといえそうです。当時は、幕末戊辰戦争以来の実戦経験抱負な優秀な指揮官と、陸軍士官学校、海軍兵学校出で留学経験もある秀才士官の組み合わせがうまくかみあったということなのでしょう。<BR><BR>　この後、陸海軍共に官僚化が進み、日露戦争の強烈な成功体験が足かせとなって<STRONG>「短期決戦主義」「大艦巨砲主義」「白兵銃剣主義」</STRONG>から脱却することができずに、日露戦争以上に無謀ともいえた太平洋戦争まで突き進んでいったのは、なんとも切ない限りです。1868年の明治維新以来、日露戦争までに約40年、日露戦争後太平洋戦争終戦までに約40年、まさに近代日本の折り返し地点に、この戦争はありました。<BR><BR>　猛烈サラリーマンで、過去の成功体験が豊富な社長さんほど、この「坂の上の雲」を推薦図書にあげることが多いとどこかで聞いたことがあります。確かに「富国強兵」という共通の目的のもと、お国と組織のために、個人の生活を犠牲にして最善を尽くすという「滅私奉公の精神」は日本人の心の琴線に触れる部分が大きいのかもしれません。<BR>　ただ、私の場合はこの小説を読んで、上記のようなテーマよりもむしろ、組織をマネジメントしていく上での情報収集能力、戦略や戦術、指揮官の洞察力や決断力、人事といったものの重要性の方がより印象に残りました。<BR>　もし、この部分にもっとフォーカスをするならば、奇跡的に成功した日露戦争のケースを学ぶより、負けるべくして負けた太平洋戦争のケースを扱ったものの方が学びは大きいようにも思います。その意味で<FONT color=#0000ff><STRONG>「失敗の本質−日本軍の組織的研究（下図）」</STRONG></FONT>も「坂の上の雲」のような小説的な面白みはありませんが、多くのビジネスパーソンにとって今読んでも非常に学びの多い名著だと思いますので、まだお読みになられていなられていない方はぜひどうぞ。<BR><BR><BR>　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　&nbsp;<IFRAME style="WIDTH: 120px; HEIGHT: 240px" marginWidth=0 marginHeight=0 src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=intelligentin-22&amp;o=9&amp;p=8&amp;l=as1&amp;asins=4122018331&amp;fc1=000000&amp;IS2=1&amp;lt1=_blank&amp;m=amazon&amp;lc1=0000FF&amp;bc1=000000&amp;bg1=FFFFFF&amp;f=ifr" frameBorder=0 scrolling=no></IFRAME><BR><BR></P>
<P>&nbsp;</P>
<P>&nbsp;</P>]]></content></entry><entry><title>若者から受けた刺激</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://cpainvestor.com/?eid=235" /><id>http://cpainvestor.com/?eid=235</id><issued>2010-08-02T00:57:00+09:00</issued><modified>2010-08-01T16:23:35Z</modified><created>2010-08-01T15:57:00Z</created><summary>　先日、新人研修の講師をつとめた某金融機関の受講者の方々と会食する機会がありました。さすがに10歳以上も歳が離れた若者20名弱と飲む機会は久しぶりだったので、なんだかその熱気に圧倒されるものがありました。　ある受講者が真顔で「開発途上国の経済を支援する仕事...</summary><author><name>cpainvestor</name></author><dc:subject>n. ｾﾐﾅｰ･ﾚﾎﾟｰﾄ･媒体紹介</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[<P><BR>　先日、新人研修の講師をつとめた某金融機関の受講者の方々と会食する機会がありました。さすがに10歳以上も歳が離れた若者20名弱と飲む機会は久しぶりだったので、なんだかその熱気に圧倒されるものがありました。<BR>　ある受講者が真顔で「開発途上国の経済を支援する仕事がしたい！」などと話しているのを聞くにつけ、「自分は新人の時にそんな大きなこと、考えもしなかったなあ･･･」と彼我の器の差を感じて反省させられました。<BR>　教育研修の仕事をしていて感じるのは、会社のカラーによって採用されるキャラクターはまちまちですが、どこも新人が、一番威勢がよくて目が輝いているということでしょうか（だから話していて面白いというのもあります）。それが、3年、5年と経ってくると、社会人として落ち着いてくるのは良いのですが、同時に「目の輝きが失われている人」の割合もどうしても増えてきてしまいます。大企業になればなるほど、入社して最初の5年くらいは、ほとんどの人が滅私奉公系の退屈な下積み仕事の担当となるので無理もないことだとは思うのですが、退屈な仕事もなるべく楽しんでやろうという気持で、一歩一歩地道に力をつけていって欲しいなと思います。キーワードは<FONT color=#0000ff><STRONG>ABC(あたりまえのことをばかせにせずにちゃんとやる）</STRONG></FONT>でしょうか。<BR><BR>　最近、職場でぐんぐん力をつけてくる若手や、息子達の成長スピードを見るにつけ、私自身も、「<STRONG>自分は今年も成長できているのか？　守りに入りすぎてやしないか？</STRONG>」ということを、日々自問自答しています。新しい職場に来て3年が経過し、若干マンネリズムが出てきたのかもしれません。ここのところ下降気味のモチベーションをもう一度引っ張り上げる起爆剤がいくつか必要だなと、感じています。<BR><BR>　そんなモヤモヤ感を振り払うために、今年も、日経ビジネススクールの夏の講座をお引き受けしています。昨年は、「利益の質分析セミナー」というものを開催して、かなりマニアックにテーマを絞り込みすぎました。そこで、今年はその反省を生かしてもう少し間口を広げ、企業分析を基礎から学びたい方々のために、「企業分析セミナー（8月25日）」を開催することに致しました。事例企業としては、皆さんおなじみの、カゴメ・キユーピー・キッコーマンの3社の食品企業をとりあげる予定です。<BR><BR>　日常業務の中で取引(候補)先企業の下調べが必要な方、与信調査等に従事されている方、また、企業のファンダメンタル分析を基礎から学んでみたい投資家の卵の方々のために、「開示資料だけでここまで分析できる！」ということを体感してもらう研修にしたいと思っています。ご来場の皆様には、どこの会社の分析にもある程度使える私のオリジナル分析テンプレートをエクセルファイルにてもれなくプレゼント致しますので、ご興味のある方はぜひご参加下さい。（お申込みは<A href="http://www.nikkei-nbs.com/nbs/kategorie4.html" target=_blank>こちら</A>からどうぞ。）<BR><BR>　私自身の能力開発のために、これから夏休みを半分返上して、気合いを入れ直して準備をしたいと思っています。私も真剣勝負でがんばりたいと思いますので、多くの方のご来場をお待ちしております。</P>]]></content></entry><entry><title>Red Oceanの中でも知恵と工夫と努力次第で生き残れる</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://cpainvestor.com/?eid=234" /><id>http://cpainvestor.com/?eid=234</id><issued>2010-07-27T22:49:00+09:00</issued><modified>2010-07-27T21:52:00Z</modified><created>2010-07-27T13:49:00Z</created><summary>　ここのところ、使用しているメガネのレンズの表面コートが少しずつはげてしまい、視界がチカチカして仕事の集中が妨げられる状況が続いておりました。かなりの近視である私にとって、朝から晩まで常時使用しているメガネはまさに、「顔の一部」どころか、「生活の友」、...</summary><author><name>cpainvestor</name></author><dc:subject>h. その他ビジネスの話題</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[<P><BR>　ここのところ、使用しているメガネのレンズの表面コートが少しずつはげてしまい、視界がチカチカして仕事の集中が妨げられる状況が続いておりました。かなりの近視である私にとって、朝から晩まで常時使用しているメガネはまさに、「顔の一部」どころか、「生活の友」、「商売道具」であります。ですので、巷のチェーン店の一式セットではなく、それなりに吟味してこだわったデザイン・品質のものを購入し、最低2〜3年は使うようにしています。<BR>　<BR>　今使っているのは、<A href="http://www.bostonclub.co.jp/catalog/japonism.html" target=_blank>このブランド</A>のメガネなのですが、それなりにお値段も張り、なかなか気に入っていたので、レンズがおかしくなってもすぐに新しいものを購入する気になりませんでした。そこで、レンズ交換を考え職場近くの購入したショップに電話したところ、「交換に1週間弱かかる」と言われました。代替メガネは持っていますが、今とデザインが違うものを1週間も毎日かけていたくないですし、しかも翌日からは出張が控えておりました。「新しいものを購入して、それが届くまで我慢するしかないか…、でも新しいものを選ぶにも時間もかかるし、結構なお金もかかる…、う〜ん」と悩んでおりました。<BR><BR>　そこで<STRONG>「メガネ　レンズ交換　納期」</STRONG>でググってみると、<A href="http://www.lensya.com/" target=_blank>このサイト</A>がヒットしました。「メガネレンズやその交換手順」に関して異常に詳しい解説がなされているサイトを一通り読んでみたところ、「縁なしメガネではないもので適したレンズが自店舗の在庫にあれば、30分で交換できます。」というフレーズを見つけたので、迷わず電話してみました。電話の応対はスムーズで、「おそらく、お客様が言う視力で特殊なデザインのメガネではないのであれば、適したレンズの在庫が店内にあるのではないかと思います。ご来店頂ければ、30分で仕上げられます」とのアドバイスを店員さんから頂きました。私は、さっそく職場の昼休みに神田まで行ってまいりました。<BR><BR>　店舗の方は、お世辞にも立地が良いとはいえず、規模も「街のメガネ屋より小さいのでは」と思うぐらいでしたが、店員さんは皆親切できちんと検眼もして頂き、レンズに関する専門的なアドバイスも詳しくしてもらいました。また、国内・海外有名メーカーのレンズはほとんど取り揃えていたので、「度数は進んでいるけどとにかく薄いのが欲しい、予算はあまりこだわらない」という私のニーズにあった「両面非球面レンズ」も在庫されておりました。<BR>　<BR>　電話でのアドバイスのとおり、本当に30分でレンズ交換をして、フレーム調整もしてもらい、洗浄液とクロス、次回の割引券まで頂いて帰ってきました。お店の滞在時間は、検眼時間も含めて、しめて1時間程度でしょうか。私はこだわったレンズを選んだので2万円強支払ったと思いますが、レンズの品質とサービスの対応、スピード感を考えると、久しぶりに良い買い物をしたと思いました。<BR><BR>　<A href="http://cpainvestor.com/?eid=198" target=_blank>過去のエントリー</A>でとりあげたように、メガネ業界は現在マーケットの縮小が続き、大手チェーンによる価格破壊で競争環境は激化しています。（まさに<A href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4270000708?ie=UTF8&amp;tag=intelligentin-22&amp;linkCode=as2&amp;camp=247&amp;creative=1211&amp;creativeASIN=4270000708">この本の言うところの</A><IMG style="BORDER-BOTTOM: medium none; BORDER-LEFT: medium none; MARGIN: 0px; BORDER-TOP: medium none; BORDER-RIGHT: medium none" border=0 alt="" src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=intelligentin-22&amp;l=as2&amp;o=9&amp;a=4270000708" width=1 height=1> Red Oceanでしょう。）大手でさえ非常に厳しい状況の中、街の中小メガネ小売店は本当に食べて行くのが難しくなっているのではないでしょうか。<BR><BR>　このお店のベテラン店員（もしかするとオーナー）にこのお店を作った経緯などを帰りがけにそれとなく聞いたところ、以下のように話してくれました。<BR>　<FONT color=#008000>「たまたま国内全てのレンズメーカーと取引ができていたので、手間がかかって儲けが少なく、他店がやりたがらないレンズ交換に特化した業態を、逆転の発想でやってみようと思いました。最初は手探りでしたが、愛着のあるメガネを手放したくないというお客様は意外に多いようで、ネットからのお問い合わせも増えてきていて、なんとかやっています。（経営はそこそこうまく回っているということでしょう）」<BR></FONT><BR>　私が見たところでは、このお店は、次のような点で他の大手チェーンや街のメガネ店と十分に差別化されていたように思います。<BR><BR><FONT color=#0000ff>○大手チェーンがやりたがらないレンズ交換専門という業態で、比較的高級なメガネを購入し、長期使用するメガネユーザー（ニッチマーケット）にターゲットを絞りこんでいること<BR>○設備投資は最低限に抑制（都内でも賃料の安いエリアでの立地、坪数最低限）<BR>○二重丸評価の店員のレンズ知識と接客能力<BR>○「レンズ交換」の検索キーワードトップに来る検索エンジン最適化対策、詳細な解説つきWebサイトに代表されるマーケティング能力<BR>○豊富なレンズ在庫（種類・メーカー多様性）と店員の一部が接客だけでなく加工能力も有することによる短納期実現<BR>○通販顧客のメールマガジン会員制度などによる囲い込みとリピーター化<BR></FONT><BR>　Red Oceanの中の小規模店でも、知恵と工夫と努力次第で生き残れるという事例を、このお店からまた一つ学んだように思いました。</P>]]></content></entry><entry><title>夏バテによる大ブレーキ</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://cpainvestor.com/?eid=233" /><id>http://cpainvestor.com/?eid=233</id><issued>2010-07-23T19:54:00+09:00</issued><modified>2010-07-27T22:13:43Z</modified><created>2010-07-23T10:54:00Z</created><summary>　今週は、不覚ながらも体調を崩し、いくつもの予定をキャンセルしてもらうこととなってしまいました。振り返ってみると、5月の連休前から時短勤務はなくなり、フル稼働を続けていたのですが、先週大きなセミナーの講演業務が終わったことでほっとしたのでしょうか。週末...</summary><author><name>cpainvestor</name></author><dc:subject>l. 書評　</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[<P><BR>　今週は、不覚ながらも体調を崩し、いくつもの予定をキャンセルしてもらうこととなってしまいました。振り返ってみると、5月の連休前から時短勤務はなくなり、フル稼働を続けていたのですが、先週大きなセミナーの講演業務が終わったことでほっとしたのでしょうか。週末は子供達を近くのプールに連れて行き、目一杯遊ばせて、火曜日に気分新たに出勤したところ、午後から急に体がだるくなり全く動けなくなりました。お客様との打ち合わせをなんとかこなして早退し、そのまま昨晩まで、高熱に苦しみながら眠りこけました。だんだんと体に無理がきかなくなっているようで、今週の予定は全てキャンセル、大ブレーキとなりました。大きな仕事がキャンセルとなっていたこともあり、代役のきかない仕事がなかったことがせめてもの救いです。こういう時は組織のありがたみを痛感します。<BR>　今朝あたりからようやく起き上がれるようになり、食欲も出てきましたが、未だ本調子にはほど遠い状況です。猛暑日が続いておりますので、皆さんもお気をつけ下さい。<BR><BR>　さて、大ブレーキがかかったことで、観念して久しぶりにゆっくり体を休ませ、今日は少し本を読む元気も出てきました。こういう時こそハードカバーに取り組もうと、すでにいくつかの投資ブログで取り上げられていた<STRONG>「富・戦争・叡智」（下図左）</STRONG>を読みました。世界恐慌から第二次大戦へという20世紀半ばの究極の状況下で、市場株価はどのように反応し、人々はいかにして「富の保全」をなし得たかということをテーマにあつかった書籍ですが、第二次大戦の欧州戦線での戦況や、その時の経済状況が詳述されていて、歴史マニアのわりに、あまりそちら方面に詳しくなかった私としては大変興味深い内容でした。この書籍を読んで、印象に残った内容をいくつか箇条書きにしておきます。<BR><BR><FONT color=#008000>○偶然かもしれないが、1930年~40年代の各国の株式相場の転換点は、戦局の転換点を的確に表していたことが多い。<BR>○&nbsp;戦勝国と敗戦国及び被占領国では、資産の保全度合いが全く異なり、敗戦国及び被占領国では、紙の資産（通貨・株式・債券等）は、いったんほとんど無価値化している。<BR>○敗戦国並びに被占領国に属している場合、金や宝石、不動産所有は、紙の資産に比べると、ある程度資産価値を保全してはいたものの、目立つものはすぐに当局に没収され、決して常に安全であったとはいえない。<BR>○外国（特にスイスなどの中立国）への預金なども、危機が迫ってからの対応では送金が難しくなる上、国外脱出時の助けにもならない。<BR>○&nbsp;戦時下で物々交換の主役となり重宝がられたのは、食糧品、医薬品、衣料品（特に寒冷地において防寒機能が高いもの）、嗜好品（タバコ・酒）などであった。<BR></FONT><BR>　結局のところ、究極の状況下では、有形の財産などはあてにならず、当人が受けた教育、これまで獲得してきた知識・経験・技能・人脈・その他、身ぐるみはがされても残る無形の財産しか役に立たないということのようでした。確かにホロコーストを生き抜いたビクトール・E・フランクルも、「他の囚人より自分が収容所で優遇されることがあったとすれば、それは医者だったから」といった記述をその著書<STRONG>「夜と霧」（下図右、こちらを読まれていない方は必読かと思います。ホロコーストを扱った重い内容なので、心に余裕がある時に読まれることをお勧めします。）</STRONG>の中でしていたことを思い出します。<BR><BR>　「保全に迫られるほどの財産自体を持っていない自分には関係ない」と言ってしまえばそれまでかもしれません。ただ、「常に最悪の状況を想定した上で行動をする」というリスク管理の基本がどうあるべきなのかが、この本からは学べるような気がしました。例えば、財産の一部を金に投資して、資産保全をはかるにしても、現物を確保できないETFでは究極のヘッジにはならないことが、この本を読むとよくわかります。<BR><BR>　最後の章には、朝鮮戦争の記述がありますが、北朝鮮軍が突然侵攻してきた状況を読んでいると、「今もそのリスクは全く変わっていないどころか、むしろ高まっているのではないか」とさえ感じます。日本の自衛隊だけで日本国内を防衛できないのは明白なわけで、基地問題でこれ以上もめている状況ではないだろうと思うのは、私だけでしょうか。次期の主力戦闘機も早いところ決めて配備してもらいたいところです。<BR><BR>　　　　　<IFRAME style="WIDTH: 120px; HEIGHT: 240px" marginHeight=0 src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=intelligentin-22&amp;o=9&amp;p=8&amp;l=as1&amp;asins=453216740X&amp;fc1=000000&amp;IS2=1&amp;lt1=_blank&amp;m=amazon&amp;lc1=0000FF&amp;bc1=000000&amp;bg1=FFFFFF&amp;f=ifr" frameBorder=0 marginWidth=0 scrolling=no></IFRAME>　　　　　　　　<IFRAME style="WIDTH: 120px; HEIGHT: 240px" marginHeight=0 src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=intelligentin-22&amp;o=9&amp;p=8&amp;l=as1&amp;asins=4622039702&amp;fc1=000000&amp;IS2=1&amp;lt1=_blank&amp;m=amazon&amp;lc1=0000FF&amp;bc1=000000&amp;bg1=FFFFFF&amp;f=ifr" frameBorder=0 marginWidth=0 scrolling=no></IFRAME> </P>]]></content></entry><entry><title>ジェネリック医薬品・介護施設・葬儀屋</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://cpainvestor.com/?eid=232" /><id>http://cpainvestor.com/?eid=232</id><issued>2010-07-19T00:30:00+09:00</issued><modified>2010-07-19T01:03:45Z</modified><created>2010-07-18T15:30:00Z</created><summary>　最近、地方に拠点を構えるお客様への訪問が多くなっており、各地域の中小企業の経営状況について、見聞きする毎日が続いています。　都内の勤務先や自宅周辺の景況感も決して良いわけではありませんが、地方経済の深刻度合はその比ではないことが、実際にその地域を訪れ...</summary><author><name>cpainvestor</name></author><dc:subject>h. その他ビジネスの話題</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[<P><BR>　最近、地方に拠点を構えるお客様への訪問が多くなっており、各地域の中小企業の経営状況について、見聞きする毎日が続いています。<BR><BR>　都内の勤務先や自宅周辺の景況感も決して良いわけではありませんが、地方経済の深刻度合はその比ではないことが、実際にその地域を訪れ、関係者の話を聞いているとよくわかります。市場そのものが縮んでいく中、郊外に大手資本の出店が相次ぎ、更なる消耗戦が繰り広げられることで地場の流通小売業は完全な死に体となり、リーマンショック後の大手製造業の工場リストラで、地場の部材供給メーカーは受注が途絶え、公共工事の更なる縮小で中小建設業は息絶える。そんな事例は枚挙に暇がありません。<BR><BR>　沈みゆく地方経済の中で、「<STRONG>たくましく生きる個別企業は別として、未だ設備投資需要があり、雇用を生み出している産業は何か</STRONG>」を問うと、よく挙げられるのが冒頭のタイトルにある「ジェネリック医薬品・介護施設・葬儀屋」の３つです。地域をリードする産業として、この３つしかあがらないことに不安を覚えるのは、私だけではないと思います。<BR>　これは、上記３つの産業に属する個々の企業の経営努力を否定するわけでは決してありませんが、いずれの産業も、何か新しい付加価値を生み出して、域外から所得を獲得しているというより、税金（その過半が借金）と域内に居住する高齢者の財産（年金を含む）をかすめ取っているだけのような気がしてなりません。このような産業構造になってしまうと、やはり最も割を食うのは、地域に残る若者です。親方日の丸の公務員にでもならない限り、ひたすら高齢者への奉仕を迫られる低賃金の仕事しかないという現実が、そこにはあります。そりゃあみんなこの地域から出て行きたくなるわけです。<BR><BR>　<STRONG><FONT color=#0000ff>「みんなが国や地方公共団体に頼ろうとすればするほど、経済は疲弊する」</FONT></STRONG>そんな典型事例が地方にはたくさん見られます。「自助、共助といった発想を前提として、人材を育て、懸命に努力している企業や個人が報われる」そんな社会であり続けてほしい、この1ヶ月間、仕事をしていてつくづくそのことを思いました。<BR><BR>　これだけネガティブな事例を見せ続けられると、日本の資本市場に大半の財産を残しておく気には到底なれません。最近の円高を見て、また米ドル・香港ドルの買い増しをし、外貨のポジションを増やしてしまいました。</P>]]></content></entry><entry><title>堅実路線の勝利</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://cpainvestor.com/?eid=231" /><id>http://cpainvestor.com/?eid=231</id><issued>2010-06-30T18:15:00+09:00</issued><modified>2010-06-30T09:15:33Z</modified><created>2010-06-30T09:15:00Z</created><summary>　サッカーW杯日本代表チームの挑戦が終わりました。昨晩、手に汗握る熱戦を国民の半分ぐらいが見ていたかもしれないと思うと、サッカーというスポーツの魅力を改めて感じます。　&amp;nbsp;ここまでの日本代表チームの善戦は私も含めて戦前に予想した人はほとんどいなかった...</summary><author><name>cpainvestor</name></author><dc:subject>m. Coffee Break</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[<P><BR>　サッカーW杯日本代表チームの挑戦が終わりました。昨晩、手に汗握る熱戦を国民の半分ぐらいが見ていたかもしれないと思うと、サッカーというスポーツの魅力を改めて感じます。<BR>　&nbsp;ここまでの日本代表チームの善戦は私も含めて戦前に予想した人はほとんどいなかったようにも思いますが（岡田監督、すみません）、この善戦最大の要因を挙げるとすれば、それは、ディフェンスラインの5人（中澤、闘莉王、長友、駒野、阿部）とその前の2人（長谷部、遠藤）、更にはキーパーの川島がゴールをよく守ったということに尽きるのではないでしょうか。４試合やって２失点、しかも崩されての得点はオランダ戦の１点のみというのは、W杯出場国のどのチームにも引けをとらない立派な戦績だと思います。<BR><BR>　日経新聞のスポーツ面、とりわけサッカー記事に関しては、的確な分析記事が多く愛読されているビジネスマンも多いのではないでしょうか。特に、今朝の清水秀彦氏の記事は、今回の大会の多くの試合を見ている視聴者ほどまったくその通りだと思う内容だったのではないかと思います。記事の要旨は、?ベスト８に勝ち残るようなチームは、屈強なDFを中心にした守備が非常に堅い上に、攻撃は前の３人の「個」の力だけで点が取れるようなスタイルを持っていること、?一発勝負の決勝トーナメントに入り、たとえサッカー強国であっても、ゲーム展開における守備的傾向はより強まり、点が入ってからようやく双方のチームが動き出す（やっとゲームが面白くなる）ような流れがこれまでのW杯以上に増えていることなどを指摘するものでした。<BR><BR>　敵との力関係を考慮した選手の布陣や戦術、時間帯ごとの攻撃と守備のバランス、選手交代の人選とタイミングなど、サッカーにおける監督の采配の勘所は、企業経営にも通じるものがあるということはよく指摘されるところですが、投資におけるポートフォリオ管理などにもそのまま応用できそうな気がします。<BR><BR>　より大きなリターンを狙って、リスクをとって攻めに行けば行くほど、裏を取られて失点する（ロスを被る）可能性は高くなります。情報力、分析力、資金力等で機関投資家に劣り、市場弱者とも言える個人投資家は、退屈と言われても、やはり守りから入る「堅実路線」が良いのかもしれません<FONT color=#008000>。「ポートフォリオの７〜8割は、ボラティリティが低く、PBRもなるべく低い安定業績の高配当株で固め、最大で3割程度を将来が楽しみな成長株、新興国株に投資する」</FONT>と言った具合です。</P>
<P>　どうやら私の上半期の投資戦績は、年初来マイナスとなってしまいそうなので、下期は、もう少しディフェンスラインを強化するポートフォリオのリバランスが必要なのかもしれません。<BR><BR>追伸<BR>　NHKBSで「証言ドキュメント　日本サッカー50年」という連夜放送番組を勢い余って夜更かしして見てしまったのですが、こちらも非常に見応えがありました。こういう番組を作り続けてくれるなら、受信料を払っても良いかなと思いました。</P>]]></content></entry><entry><title>創薬バイオベンチャーの成功モデルは本当に生まれるのか？</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://cpainvestor.com/?eid=230" /><id>http://cpainvestor.com/?eid=230</id><issued>2010-06-21T19:16:00+09:00</issued><modified>2010-06-22T01:20:13Z</modified><created>2010-06-21T10:16:00Z</created><summary>　6月17日に、昨年上場したばかりの創薬バイオベンチャー、キャンバス（4575）と武田薬品工業（以下武田薬品）との間のがん治療薬に関する共同事業化契約の解消が発表されました（プレスリリースはこちら）。　2009年のIPOはわずか19社と、まさに氷河期に近い状況だったわ...</summary><author><name>cpainvestor</name></author><dc:subject>j. IPO分析</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[<P><BR>　6月17日に、昨年上場したばかりの創薬バイオベンチャー、<A href="http://www.canbas.co.jp/index.html" target=_blank>キャンバス（4575）</A>と武田薬品工業（以下武田薬品）との間のがん治療薬に関する共同事業化契約の解消が発表されました<A href="http://eir.eol.co.jp/EIRNavi/DocumentNavigator/ENavigatorBody.aspx?cat=tdnet&amp;sid=808484&amp;code=4575&amp;ln=ja&amp;disp=simple" target=_blank>（プレスリリースはこちら）。</A><BR><BR>　2009年のIPOはわずか19社と、まさに氷河期に近い状況だったわけですが、医薬・バイオベンチャー関連は4社（大幸薬品、キャンバス、テラ、デ・ウェスタン・セラピクス研究所）と、それなりの存在感を出していました。その中でもキャンバスは、「<STRONG>副作用の少ない抗がん剤</STRONG>」という将来有望な分野の新薬候補物質で、天下の武田薬品との共同事業化契約締結にこぎつけたということで、市場の注目度は非常に高い案件でした。<BR>　実際、上場直前期決算（2008年6月末）は、売上高170百万円、経常損失122百万円、当期損失125百万円、純資産額2,236百万円という状況ながら、初値ベースの時価総額は、10,467百万円とかなり高い値段がつき、<STRONG>「ようやく本格的な創薬バイオベンチャーの誕生か？」</STRONG>という資本市場の期待感が表れていたように思います。</P>
<P>　ところが、2009年9月の上場から1年もたたないうちに、今回の事業提携契約解消となりました。当然ながら、ここ数日株価は暴落していますが、1年チャートでみると、典型的な初値天井銘柄となっていたことがわかります。<BR><BR></P>
<P align=center><IMG style="WIDTH: 489px; HEIGHT: 267px" class=pict alt="" src="http://img.cpainvestor.com/20100621_696852.jpg" width=512 height=302></P>
<P>　新薬開発の成功確率は20,000分の1以下とも言われ、その開発には莫大なコストと時間がかかります。特に、前臨床試験（動物実験による検証を行う）を無事通過し、臨床試験（フェース?、?、?の三段階で、サンプル規模を徐々に拡大してヒトによる検証を行う）に進めば、その開発コストは1件あたり、最終的に数十億から数百億に膨らむと言われています。<BR><BR>　大手製薬企業は、2010年以降、現在の稼ぎ頭の大型新薬の特許切れが相次ぐことから、ここ数年、血眼になって次の新薬の候補物質を探してきました。また、新薬候補物質獲得のために大金をはたいて、米国バイオベンチャーの買収なども行ってきました。キャンバスは日本の「創薬バイオベンチャー期待の星」として、IPO時の目論見書を読む限り、武田薬品のおめがねにかなう有望な候補物質を持っているように思えたわけですが、その期待は、わずか9カ月で見事に裏切られました。<BR>　製薬企業にとって、保有する新薬候補物質群のうち、どの案件をフェーズ?後半、及びフェーズ?の臨床試験に進めるか否かは、極めて重要な意思決定になると言われています。なぜなら、この段階での治験サンプルは数千人〜数万人分のデータが必要となることから、場合によっては1候補物質案件あたり数百億円の研究開発コストがかかると言われているからです。フェーズ?まで進めた上で、薬効が思うように出なかったら、莫大なコストが全て無駄になり、経営の屋台骨をゆるがしかねません。だからこそ、フェーズ?から?での新薬候補物質の絞り込みは「<STRONG>製薬企業にとっての生命線</STRONG>」といわれるわけですが、キャンバスの保有する候補物質は、残念ながら武田薬品のこの最も重要なスクリーニングを通過できませんでした。<BR><BR>　キャンバスと武田薬品の共同プレスリリースによれば、今回の共同開発契約解消は、「候補物質そのものの問題」ではなく、あくまで「武田薬品とキャンバスの開発方針の相違の問題」としていますが、ここから先の開発コストのキャンバス社単独での負担は難しい以上、武田薬品が多額の違約金を払ってまでも外した候補物質の開発を他の製薬企業が引き受けてくれるかどうかは微妙です。<BR><BR>　今回、「創薬バイオベンチャー期待の星」の先行きが怪しくなったことで、上場バイオベンチャー企業群そのものの将来が、ますます見えなくなったような気がします。<BR><STRONG><FONT color=#008000>　「</FONT><FONT color=#008000>創薬バイオベンチャーを新産業創出の起爆剤に！」</FONT></STRONG>というスローガンのもと、官民挙げての支援が始まってかなりの期間が経ちますが、未だ成功モデルは現れません。「新薬創出には高い不確実性があり、長い期間がかかる」といくら目論見書には書かれていても、損失ばかり押し付けられている投資家が忍耐できる期間は、もうそれほど長くないような気がします。<BR><BR>追伸<BR>　以前にも紹介しましたが、製薬企業における新薬開発に関する候補物質絞り込みのプロセスは、下記の桑嶋先生の書籍に非常にわかりやすく書かれているのでおすすめです。 <BR><BR></P>
<P align=center><IFRAME style="WIDTH: 120px; HEIGHT: 240px" marginHeight=0 src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=intelligentin-22&amp;o=9&amp;p=8&amp;l=as1&amp;asins=4822245411&amp;fc1=000000&amp;IS2=1&amp;lt1=_blank&amp;m=amazon&amp;lc1=0000FF&amp;bc1=000000&amp;bg1=FFFFFF&amp;f=ifr" frameBorder=0 marginWidth=0 scrolling=no></IFRAME><BR></P>]]></content></entry><entry><title>不正会計のツケはやはりBSにたまる</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://cpainvestor.com/?eid=229" /><id>http://cpainvestor.com/?eid=229</id><issued>2010-06-09T23:23:00+09:00</issued><modified>2010-08-21T04:19:53Z</modified><created>2010-06-09T14:23:00Z</created><summary>　IPOConsultantさんのブログに紹介があったので、私もシニアコミュニケーションズの不正会計に関する外部調査報告書を読んでみました。　会計上の利益を確保するためにあの手この手を使って売上をかさ上げし、会計監査人を欺くために、上場で得たキャピタルゲインや持株...</summary><author><name>cpainvestor</name></author><dc:subject>f. 粉飾事例研究</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[<P><BR>　<A href="http://successipo.blog4.fc2.com/" target=_blank>IPOConsultantさんのブログ</A>に紹介があったので、私も<A href="http://www.senior-com.co.jp/~system/ir2/up/fde929b1a185ee496295d83102cbbaa5.pdf" target=_blank>シニアコミュニケーションズの不正会計に関する外部調査報告書</A>を読んでみました。<BR>　会計上の利益を確保するためにあの手この手を使って売上をかさ上げし、会計監査人を欺くために、上場で得たキャピタルゲインや持株を担保にした借入金をつぎ込んで債権の回収入金を装い、更には残高確認状の不一致を防ぐために、確認状を投函したポストで郵便局員が回収に来るのを待ち伏せして会社自らが確認状を回収、改ざんするなど、「本当によくぞここまでやりました！」という内容です。皆さんもぜひご一読をお勧めします。<BR>&nbsp; 以下は、この会社の過去5年の業績推移です。<BR><IMG style="WIDTH: 501px; HEIGHT: 236px" class=pict alt=ｼﾆｱｺﾐｭﾆｹｰｼｮﾝｽﾞﾊｲﾗｲﾄ情報 src="http://img.cpainvestor.com/20100609_694233.jpg" width=758 height=338></P>
<P><STRONG><FONT color=#008000>　「決算書を見るだけで、お行儀が悪いと思うところがかなりあるんだけど、不正会計の完全な証拠となるしっぽがつかめない」、</FONT></STRONG>会計監査人はそんな気持ちで監査していたのかもしれません。ちらっと数字を見るだけでも、気になる点はたくさんあります。<BR><STRONG><BR><FONT color=#0000ff>?FCFは一度も黒字化していない。</FONT></STRONG><BR>　直近期を除いて営業CFは赤字ですし、投資CFのマイナスは毎年高水準です。特に直近2期の投資CFの中身の多くはソフトウェア取得支出です。のれんであれ、ソフトウェアであれ、無形固定資産の残高が年々増加していくのを見ると、職業柄、気分が悪くなります。<BR><FONT color=#0000ff><BR><STRONG>?売上債権の回転期間が尋常でないほど長い。</STRONG></FONT><BR>　直近2期の債権の回転期間は、9.6か月、11.3か月と、通常のサービス業ではありえない長さです。上場前後の第三者割当増資で資金調達ができていなければ、早々に資金繰りに行き詰って破たんしていたでしょう。<BR><BR><STRONG><FONT color=#0000ff>?会計方針</FONT></STRONG><BR>　この規模の会社で、IPO後の07/3期まで進行基準で積極的に売上をあげているなど、認められている会計処理であるとはいえ、会計監査人は気に入らなかったでしょう。<BR><BR>　それにしても、経営陣は旧長銀出身者が占め、大株主には東京電力と三井物産、事業内容は富裕層シニア向けコンサルビジネスと、一見すると、ユニークでエスタブリッシュメントな会社に見えます。それが、こんな古典的な会計不正をずっと続けていたのかと思うと、なんだかやるせないですね。経営者が本気になって不正をしている場合、内部統制監査報告書がいかに無力かも改めてよくわかります。<BR><BR>　不正会計をして利益をねん出していくと、必ずBSがメタボになってきます。それは運転資本（特に売上債権や在庫）の増加であったり、貸付金、建設仮勘定、無形固定資産などの増加という形で現れたりします。潜在的な投資家としては、その気配に気づけたかどうかは極めて重要です。<BR><BR>　やはり、個人投資家の皆様としては、「PL上いかに成長著しい会社に見えたとしても、キャッシュ・フローに黒転の気配がない会社は、見送っておいた方が無難である」ということが改めて認識できたのではないでしょうか。<BR><BR>　世間的なプライドとか、経済的成功とか、そういったものが経営陣を泥沼の不正に駆り立てたのでしょうか。粉飾決算でIPOを行い、持ち株の売り出しを行ったのは罪深いですが、そこまでして何を得たかったのでしょうか。なんだか、さびしい虚無感におそわれます。<BR><BR>　こんな時は、<A href="http://www.youtube.com/watch?v=l9pqgFztnAQ" target=_blank>ハゲタカのエンディングテーマ</A>でも聴きながら、その詩の意味をかみしめてみるのがよいのかもしれません。<BR>　</P>]]></content></entry><entry><title>英語アレルギー患者のためのIFRS勉強法</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://cpainvestor.com/?eid=228" /><id>http://cpainvestor.com/?eid=228</id><issued>2010-06-07T01:17:00+09:00</issued><modified>2010-06-07T05:42:38Z</modified><created>2010-06-06T16:17:00Z</created><summary>　会計業界では、今、国際会計基準（IFRS）がホットトピックであるわけですが、内部統制監査の導入時と同様、できる限り危機感をあおってひと儲けしようとする監査・IT・コンサル業界の関係者も多くいらっしゃるようで、金融庁が「IFRSの誤解」なる文章まで作って業界の過...</summary><author><name>cpainvestor</name></author><dc:subject>e.IFRS</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[<P><BR>　会計業界では、今、国際会計基準（IFRS）がホットトピックであるわけですが、内部統制監査の導入時と同様、できる限り危機感をあおってひと儲けしようとする監査・IT・コンサル業界の関係者も多くいらっしゃるようで、金融庁が<A href="http://www.fsa.go.jp/news/21/sonota/20100423-2.html" target=_blank>「IFRSの誤解」</A>なる文章まで作って業界の過熱営業を冷まそうとしています。<BR>　私達が普段接するクライアント様も、「今回は内部統制の時のように周りの喧騒にあおられるものか」というスタンスで、慎重に様子見しているところが、まだまだ多いように思います。<BR><BR>　そうは言っても、2010年3月決算でIFRSを早期適用した<A href="http://www.ndk.com/jp/ir/result/index.html" target=_blank>日本電波工業</A>のような会社も現実には出てきています。全社の方針はどうあれ、「当社も会計基準変更時のインパクト分析（GAP分析）ぐらいはざっくりしておかなければ」と思っている財務・経理の実務担当者はかなりいらっしゃるはずです。ただし、財務・経理部門というのは、今も昔もコストセンターで、自ら執行できる予算が少ないのが悩みです。結果、コンサル会社に丸投げできるような会社は少なく、セミナーや勉強会に経理財務部門担当者が足しげく通って情報を集め、見よう見まねでGAP分析プロジェクトを立ち上げたという会社も多いのではないでしょうか。<BR><BR>　そんな方にぜひ、お勧めしたいのが、<STRONG>欧州企業やオーストラリア企業のアニュアルリポート（できれば自社と類似した業種の会社）の開示例分析</STRONG>です。この手の会社の財務諸表や注記情報を何社もじっくり見ていると、おぼろげながらIFRSそのもののイメージも見えてきます。<BR>　ただ実際のところ、上場企業の開示資料というのは、内容そのものがかなり専門的で、IFRS適用で注記量が倍増しているような会社もあることも考えると、これを英語で読むとなるとかなり苦痛な方も多いのではないでしょうか。<BR>　私は仕事柄、この手の英文開示資料を読まざるを得ないことも多いのですが、英語となると仕事のスピードがガクッと落ちる点では、巷に多い英語アレルギー会計士と同様です。<BR><BR>　そんな私を含めた英語アレルギー患者の皆さんにとっておきの裏ワザを今日はご紹介します。それは、東証の外国部に上場している等の理由で、日本で有価証券報告書を提出している欧州上場企業の有価証券報告書（日本語翻訳版）をまずざっとレビューしてしまうという方法です。<A href="http://info.edinet-fsa.go.jp/" target=_blank>EDINET</A>で外国法人・組合を指定し、有価証券報告書を選んで検索すると、200社以上の開示書類がヒットします。このうち、本社住所が欧州の企業、たとえば、ルノー、ダイムラー、ドイツテレコム、バイエルなどの有価証券報告書をコピーして、片っぱしから財務諸表や注記情報を読んでいくと、上述した開示資料の分析がスムーズに行えます。特に日本語翻訳版有価証券報告書は日本基準とIFRSの相違点などについての注記も充実していますので、「典型的な修正仕訳がどの箇所で生じているのか」というのが実践感覚でつかめてきます。ここでざっくりつかんだ上で英文にあたると、効率は断然上がります。<BR><BR>　この<STRONG>外国企業の日本語版有価証券報告書</STRONG>の存在は、案外知らない方が多いのではないでしょうか。米国のブルーチップ銘柄（P&amp;Gやジョンソン・エンド・ジョンソン、GEなど）を保有していたり、投資を検討されている方で、「英語アレルギーあります」という方は、会社がせっかくコストをかけて作ってくれていますので、ぜひ利用をお勧めします。主な財務数値は、日本円での金額併記もありますので、規模感もつかみやすいです。<BR><BR>　最後になりましたが、よく聞かれる質問で、「マネジメント向けに、IFRSの全体がすっきりわかるような、あおり本ではない、まともなものがないか？」というのがあるのですが、最近出版された以下の書籍が、一般の方にも読みやすく、かつ内容が適度に専門的で本質をついているという点で、読後、非常に良い印象を受けましたので紹介しておきます。<BR><BR><BR></P>
<P align=center><IFRAME style="WIDTH: 120px; HEIGHT: 240px" marginWidth=0 marginHeight=0 src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=intelligentin-22&amp;o=9&amp;p=8&amp;l=as1&amp;asins=4532316154&amp;fc1=000000&amp;IS2=1&amp;lt1=_blank&amp;m=amazon&amp;lc1=0000FF&amp;bc1=000000&amp;bg1=FFFFFF&amp;f=ifr" frameBorder=0 scrolling=no></IFRAME></P>
<P>&nbsp;</P>]]></content></entry><entry><title>修羅場の判断と行動</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://cpainvestor.com/?eid=227" /><id>http://cpainvestor.com/?eid=227</id><issued>2010-06-01T01:41:00+09:00</issued><modified>2010-05-31T16:45:57Z</modified><created>2010-05-31T16:41:00Z</created><summary>　最近、偶然なのかもしれませんが、かつての職場の元同僚、先輩などと会うことが多くなっています。それは必ずしも飲み会の席ばかりではなく、駅の改札であったり、クライアントの受付であったり、セミナーの会場であったり、はたまた知り合いの紹介で参加した会合の場で...</summary><author><name>cpainvestor</name></author><dc:subject>h. その他ビジネスの話題</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[<P><BR>　最近、偶然なのかもしれませんが、かつての職場の元同僚、先輩などと会うことが多くなっています。それは必ずしも飲み会の席ばかりではなく、駅の改札であったり、クライアントの受付であったり、セミナーの会場であったり、はたまた知り合いの紹介で参加した会合の場であったりします。「業界が狭い」と言ってしまえばそれまでですが、たいがいの皆さんは、私も含めて以前と大きく違わない仕事を、新しく与えられた場所で淡々とこなしている印象を受けます。<BR><BR>　もうだいぶ時間がたったのでカミングアウトしますが、私が最初に入った外資系企業は、より大きな日系企業に吸収合併され、やがてこの企業は訳あって実質的な経営破綻と相成りました。<BR><BR>　組織という大船が沈むまでは、敵前逃亡をすることなく、残った若手船員とお客様のために懸命に働き、船が沈んだ後には、さっと気持ちを切り替えて、いつまでも船の残骸にすがりつくことなく「自分の仕事は自分で創る」という気概を持って離れていった方々は、今現在も各自が与えられた場で、十分に活躍されているように思います。<BR>　逆に、早々に敵前逃亡していたり、いつまでも船の残骸にすがりついていた方々の中には、昔話と愚痴の毎日を送っていたり、相変わらず定位置が決まらずに漂流を続けている方が多くいるような印象を受けます。<BR><BR>　まさに人生いろいろですが、「修羅場での判断と行動」は、その後長期に渡ってその方の人生の評価に影響するので、改めて大事だなと思います。考えて身につくものではないとは思いますが、私自身、若いうちにこれに近い状況を一つ疑似体験できたのは、大きな財産になったのだと、今では思えます。<BR><BR>　鳩山首相とサッカー日本代表の岡田監督、いずれも最後の修羅場が近づいているような気が致しますが、彼らが今後どのように判断し、行動していくのか、これをじっくり観察して、勉強しておきたいと思います。</P>]]></content></entry><entry><title>人を育てる難しさ</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://cpainvestor.com/?eid=226" /><id>http://cpainvestor.com/?eid=226</id><issued>2010-05-22T22:56:00+09:00</issued><modified>2010-05-22T14:13:37Z</modified><created>2010-05-22T13:56:00Z</created><summary>　4月下旬から続いていた厳しいロードワークがようやく終わりました。この間、休息をとれた日は2日、特に5月に入ってからは、ここまでまったく休めませんでした。なんだか、今年に入ってからの時短勤務分のツケを一気に払わされたような感じです。　今回は、本業の方でも...</summary><author><name>cpainvestor</name></author><dc:subject>h. その他ビジネスの話題</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[<P><BR>　4月下旬から続いていた厳しいロードワークがようやく終わりました。この間、休息をとれた日は2日、特に5月に入ってからは、ここまでまったく休めませんでした。なんだか、今年に入ってからの時短勤務分のツケを一気に払わされたような感じです。<BR>　今回は、本業の方でも講演系の仕事が多く、実に10日近くをほぼ一人でしゃべりとおしました。最後はまったく声が出なくなるのではと心配になりましたが、無事に話しとおすことができ、今はただただほっとしています。<BR><BR>　講演系の仕事は、どうしても個人プレイに依存しがちで、組織レバレッジがききません。今回は、そんな状況を少しでも打開し、自分に代わる人間を育てようと、採算を一部度外視して、何人ものアシスタント講師を使うプログラムを試してみました。私がほとんど全てのマテリアルを作成し、講師の台本を書き、事前に十分な打ち合わせをし、自分が話しているところを見せて、少人数、短時間の講義でまずは実践する機会を与える。このような自分も体験したことがない至れり尽くせりの育成プランで進めてはみたものの、やはり個々人それぞれ「向き不向き」というものはあるなと痛感しました。特に「教えること」そのものがあまり好きではない人や、やたらと専門家としてのプライドが高い人はなかなか育てるのが難しいです。この中から、せめて一人か二人でも、しばらくは無報酬でも積極的にこの手の仕事を引き受け、修行に励んでくれるような後輩が現れるのを期待したいと思います。<BR><BR>　この1ヶ月、家族、特に妻には多大なる負担をかけました。また、私達夫婦の両親にも散々世話になりました。これからしばらくは、家族優先で「空白の1ヶ月」を取り戻したいと思います。<BR><BR>　＊＊＊<BR><BR>　それにしても、ここ1ヶ月で気候は随分暑くなりましたが、世界の株式市場はずいぶんと下落しましたね。私も運用目的資産に関しては、ほぼフルインベストメント放置状態でしたから、しっかりと打撃をくらい、運用残高は今年の2月頃の水準まで戻っています。それでも気持ちはこれまで同様、全く折れておりません。既に待機資金で<A href="http://moneycentral.msn.com/investor/charts/chartdl.aspx?Symbol=US%3aUN&amp;CP=0&amp;PT=7" target=_blank>UN</A>を追加購入してしまいましたが、この円高を機に、追加資金をUSドルに投入し、リーマンショックで撤退したままになっている欧州株ETFの購入を始めようかと思案しているところです。ユーロの大幅下落は、ドイツの輸出企業にとって、大いにプラスでしょうから。</P>]]></content></entry></feed>