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    <title>cpainvestor.com</title>
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    <description>現役会計士が語るビジネス・会計・投資コラム&lt;br /&gt;
このWebサイトに記載された事項は執筆者の私見であり、執筆者の所属ないし関係する機関・組織の見解ではないことをお断りしておきます。 </description>
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    <title>発言に対する覚悟</title>
    <description>

　　　私の仕事には、「外部の第三者」として客観的にクライアントである企業の経営課題について指摘し、改善策を共に考えるという場面が少なからずあります。もちろん、クライアントのためを思って耳の痛いお話をするわけですが、「忌憚のないご意見を下さい」という...</description>
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<P><BR></P>
<P align=center><IMG class=pict style="WIDTH: 388px; HEIGHT: 288px" height=319 alt=露天風呂から見る雪景色 src="http://img.cpainvestor.com/20100204_663635.jpg" width=508></P>
<P>　　<BR>　私の仕事には、「外部の第三者」として客観的にクライアントである企業の経営課題について指摘し、改善策を共に考えるという場面が少なからずあります。もちろん、クライアントのためを思って耳の痛いお話をするわけですが、「忌憚のないご意見を下さい」という言葉を真に受けてズバッと問題点を指摘すると、思わぬ地雷を踏んでしまい、「何でオカネを払って、お前にそこまで言われなくてはいけないのだ！」とお叱りを受けたことも何度かあります。<BR>　こうした手痛い失敗をする中で、本質的な問題点を事実として認識はしながらも、「相手の気持に配慮した伝え方」なるものを試行錯誤して学んできたわけですが、どれだけ細心の注意を払って発言をしても、それが思わぬところで誤解を生み、大クレームを受けてしまうリスクをゼロにすることはできません。<BR><STRONG><BR>　「専門家として言うべきことを言えなくなったらおしまいだ！」</STRONG>という覚悟を持って、クライアントのために日々真剣に仕事をし、発言にも責任を持っているつもりですが、それでも久しぶりに地雷を踏んでしまうと、やはり凹みます。<BR><BR>　　「いつか必ず理解してもらえるはず。」<BR><BR>　そう信じながら、とりあえず目の前の仕事を一所懸命に仕上げることしか、今の自分にできることはなさそうです。こんな時の気分転換の方法、どなたか良いものがあれば教えてください。<BR><BR>追伸<BR>　写真は、今週立ち寄った、みちのくのとある温泉旅館の露天風呂から撮った雪景色です。<BR>こちらは、毎日、しんしんと雪が降り積もっております。</P>
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    <dc:subject>h. その他ビジネスの話題</dc:subject>
    <dc:date>2010-02-05T00:49:00+09:00</dc:date>
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  <item rdf:about="http://cpainvestor.com/?eid=210">
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    <title>最近読んだビジネス書2冊</title>
    <description>　景気回復の影響が出始めているのか、私も年末から本業の方が非常に忙しくなってきました。今月は妻の出産があった日以外は、ここまで、ほとんど仕事ばかりの毎日です。（危うく父親失格の烙印を押されるところでした。今週末こそ子供達の遊び相手を十分に果たすつもりで...</description>
<content:encoded><![CDATA[
<P><BR>　景気回復の影響が出始めているのか、私も年末から本業の方が非常に忙しくなってきました。今月は妻の出産があった日以外は、ここまで、ほとんど仕事ばかりの毎日です。（危うく父親失格の烙印を押されるところでした。今週末こそ子供達の遊び相手を十分に果たすつもりです。）<BR>　プロジェクトの切り盛りや、セミナー講師などでアウトプットばかりしていると、「<STRONG>インプット枯渇の恐怖感</STRONG>」が頭をもたげてきます。今月は出張がいくつかあったおかげで、まとまった移動時間があり、何冊か新しい書籍に目を通すことができました。その中からオススメを2冊ほど紹介しておきます。<BR><BR>　　　　　　　　　　　<IFRAME style="WIDTH: 120px; HEIGHT: 240px" marginWidth=0 marginHeight=0 src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=intelligentin-22&amp;o=9&amp;p=8&amp;l=as1&amp;asins=4334934692&amp;fc1=000000&amp;IS2=1&amp;lt1=_blank&amp;m=amazon&amp;lc1=0000FF&amp;bc1=000000&amp;bg1=FFFFFF&amp;f=ifr" frameBorder=0 scrolling=no></IFRAME>　　　　<IFRAME style="WIDTH: 120px; HEIGHT: 240px" marginWidth=0 marginHeight=0 src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=intelligentin-22&amp;o=9&amp;p=8&amp;l=as1&amp;asins=4478011907&amp;fc1=000000&amp;IS2=1&amp;lt1=_blank&amp;m=amazon&amp;lc1=0000FF&amp;bc1=000000&amp;bg1=FFFFFF&amp;f=ifr" frameBorder=0 scrolling=no></IFRAME> <BR><STRONG><BR>湯之上隆著「日本半導体敗戦」（上左）<BR></STRONG>　日立製作所の元半導体エンジニアで現在は大学の研究者として教鞭をとっておられる湯之上氏の著書です。さすがに業界内でエンジニアとしてキャリアを築いてきただけあって、そんじょそこらの経営学者が書いた薄っぺらな事例研究書籍より断然詳しく、日本の半導体産業が、台湾・韓国メーカーに敗れた要因について詳述されています。品質要求の極めて厳しい主要顧客（日系の完成品メーカー）の要望をとことん聞いているうちに、ほとんどの半導体量産設備が特注となり、その結果生じる割高な開発費、設備費負担が、日本の半導体メーカーの国際市場でのコスト競争力を殺ぐことにつながり、あっという間にシェアを失うこととなりました。まさに、半導体産業において、「イノベーションのジレンマ」が生じてしまった状況です。<BR>老舗メーカーにおいて大事にされている「品質こそが競争力の源泉」という価値観は、時に、最終ユーザーから見れば「コスト高な過剰品質」となる危険性を秘めています。なかなか読み応えのある非常に面白い記述で、特に技術開発などをなさっているエンジニアの方にオススメしたい書籍です。<BR><STRONG><BR>エリヤフ・ゴールドラット著「ザ・クリスタル・ボール」（上右）<BR></STRONG>　ご存知「ザ・ゴール」のゴールドラット博士の最新作です。今回は小売業におけるサプライチェーンマネジメントに関する基本的な考え方が紹介されています。相変わらず小説形式を利用したうまい手法でどんどん引き込まれ、主人公と共にサプライチェーンマネジメントの基本について学んでいくことができます。この書籍を読むと、なぜセブンイレブンはトラックが一日に何度も巡回配送するのか、また同一エリアに集中出店するのか、その理由もわかるようになります。小ロット、高頻度出荷を可能ならしめる倉庫の中のレイアウトの工夫など、私も知らない話が沢山出てきて非常に勉強にもなりました。ゴールドラット博士の<A href="http://www.amazon.co.jp/gp/search?ie=UTF8&amp;keywords=%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%83%A4%E3%83%95%E3%83%BB%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%88&amp;tag=intelligentin-22&amp;index=books&amp;linkCode=ur2&amp;camp=247&amp;creative=1211">一連の著作</A><IMG style="BORDER-RIGHT: medium none; BORDER-TOP: medium none; MARGIN: 0px; BORDER-LEFT: medium none; BORDER-BOTTOM: medium none" height=1 alt="" src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=intelligentin-22&amp;l=ur2&amp;o=9" width=1 border=0>は、どれもハズレがなく、読む価値ありだと思います。（日本人の書いたTOC理論のパクリ本は、ほとんど意味がない気がしますが･･･）<BR>　この書籍のような小説形式のビジネス書は、著者の筆力がいりますが、経営理論のコンセプトを理解するのに非常に便利です。今後この手のビジネス書が増えてくるのではないかと思います。<BR><BR><BR><BR>追伸<BR>　JALはとうとう会社更生法申請によるリスタートと相成りました。「利害関係の調整が難しいのでは・・・」という昨秋の読みが当たってしまいましたね。京セラ稲盛会長が推奨する「アメーバ経営」のような採算管理意識が倒産後のJALに根付くかどうか・・・見物ではあります。<BR><BR>　昨年の私の分析をお読みになられてない読者は<A href="http://cpainvestor.com/?eid=191" target=_blank>こちら</A>からどうぞ。国際線全面撤退案がなぜ出てくるかがわかると思います。<BR><BR></P>
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    <dc:subject>l. 書評　</dc:subject>
    <dc:date>2010-01-23T01:57:00+09:00</dc:date>
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  <item rdf:about="http://cpainvestor.com/?eid=209">
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    <title>年頭所感　（ブログ再開のお知らせ）</title>
    <description>
　遅ればせながら、明けましておめでとうございます。　年の初めに元気な男の子が生まれました。長い長い入院生活によく耐えてがんばってくれた妻と、私達家族をサポートして頂いた方々、それに神様に感謝です。　年頭にあたり、所感を簡単に。＜生活面＞　3人の息子の...</description>
<content:encoded><![CDATA[
<P align=center><BR><IMG class=pict style="WIDTH: 415px; HEIGHT: 292px" height=1080 alt="" src="http://img.cpainvestor.com/20100119_660056.jpg" width=1920></P>
<P><BR>　遅ればせながら、明けましておめでとうございます。<BR><BR>　年の初めに元気な男の子が生まれました。長い長い入院生活によく耐えてがんばってくれた妻と、私達家族をサポートして頂いた方々、それに神様に感謝です。<BR><BR>　年頭にあたり、所感を簡単に。<BR><BR><STRONG>＜生活面＞<BR>　</STRONG>3人の息子の父親になりました。何はともあれ、家族5人、仲良く楽しく過ごしたいです。私は、これまで以上に「息子達にとっての父親は自分しかいない」ということを肝に銘じて行動しなくてはなりません。ワーク・ライフ・バランスというのは、不器用な私にとって、本当に難しい課題ではありますが、妻をできるだけサポートするためにも、よくよく考え、行動するようにしたいと思います。<BR>　つるの剛士さんの「育児休暇取得宣言」には、考えさせられるものがありました。<BR><STRONG><BR>＜仕事面＞<BR></STRONG>　今年のテーマは「<STRONG>創</STRONG>」としたいと思います。（ちなみに昨年は「拓」でした。）この不況の最中で、家族との生活を守り、生き抜いていくためには、既存の顧客と仕事を維持するだけではなく、個人の更なるスキルアップとチーム全体の実力の底上げにより、自ら仕掛けて新たなサービスを生み出し、顧客を獲得していく「攻め」の姿勢が必要不可欠です。<BR>　そのために最も必要なのは、「座学」ではなく、「新サービスの実践機会」です。リクルートの社是ではありませんが、「<STRONG>自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ</STRONG>」をモットーに、時には採算管理よりも投資を優先し、「新たな機会」を創り出すことに、エネルギーを注ぎたいと思っています。<BR><BR><STRONG>＜投資・家計面＞<BR>　</STRONG>昨年の個人ファンドの運用成績（配当込み）は、<STRONG>＋25.7%</STRONG>となりました。運用成果がまずまずであった上に、新規資金による追加投資のタイミングが良かったこともあって、一昨年の「大負け」はほぼ挽回しました。ただ、この運用成果は、個別銘柄を詳細に分析した上で、投資してうまくいったということではなく、今やポートフォリオの大半を占める米国・中国株が、各国の相場全体が大幅に上昇した流れに乗ったに過ぎない結果だと見ています。（一応、読者の皆様のご参考までに個別銘柄を挙げておきますと、米国株（ADR含む）では、昨年から4月まで集中的に仕込み続けた<A href="http://finance.yahoo.com/q?s=hbc" target=_blank>HBC</A>、<A href="http://finance.yahoo.com/q?s=wfc" target=_blank>WFC</A>、年後半のバフェットの売却と不祥事報道による暴落時に拾った<A href="http://finance.yahoo.com/q?s=MCO" target=_blank>MCO</A>。中国株では、<A href="http://stock.searchina.ne.jp/data/chart.cgi?span=90&amp;asi=1&amp;code=00606" target=_blank>0606</A>と<A href="http://stock.searchina.ne.jp/data/chart.cgi?span=90&amp;asi=1&amp;code=02328" target=_blank>02328</A>がかなり貢献してくれました。）<BR>　一本調子の上昇相場が2年も3年も続くことはまずありません。既に年末の時点で、上昇し過ぎていると思った株式は一部売却しました。今年は年頭から常に利益確定を意識しつつ、より注意深く相場と個別株の業績を見ていこうと思います。<BR>　職業的制約と所属組織の更なる規制強化で、運用銘柄はほぼ外国株とせざるを得ない状況となりました。これを不運と捉えるのではなく、「外国企業の開示資料をきちんと読み込み、同時に国際会計基準を実践で学ぶチャンスだ！」と思いながら、じっくり銘柄選定を行っていきたいところです。<BR><BR>　今年は、このあたりからスタートです。<BR><BR>　今日の写真は、「失業保険原資の無駄遣いの象徴」として名高い<A href="http://www.hilton.co.jp/HiWayWeb/appmanager/portals/hotel?_nfpb=true&amp;_pageLabel=hotel_home_standard_japan&amp;ctyhocn=TYOODHI" target=_blank>ヒルトン小田原スパ</A>の窓から見渡した相模湾の日の出です。温泉と宿泊施設そのものは、なかなか良かったです。</P>
<P><BR>&nbsp;</P>
]]></content:encoded>
    <dc:subject>m. Coffee Break</dc:subject>
    <dc:date>2010-01-19T00:07:00+09:00</dc:date>
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  <item rdf:about="http://cpainvestor.com/?eid=208">
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    <title>しばらくお休みします</title>
    <description>　読者の皆様へ　しばらく更新をしておりませんでしたが、ご訪問いただく皆さんが、相変わらず多数いらっしゃることに感謝致します。私事ですが、家族が入院しておりまして、しばしの間、本業以外の時間は家族のケアに専念したいと思っております。　家族の方が無事、落ち...</description>
<content:encoded><![CDATA[
<P align=left><BR>　読者の皆様へ<BR><BR>　しばらく更新をしておりませんでしたが、ご訪問いただく皆さんが、相変わらず多数いらっしゃることに感謝致します。私事ですが、家族が入院しておりまして、しばしの間、本業以外の時間は家族のケアに専念したいと思っております。<BR><BR>　家族の方が無事、落ち着きましたら、また、こちらのエントリーも再開致しますので、1ヶ月ほどお待ち頂ければ幸いでございます。<BR><BR><BR>　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　管理人より</P>
]]></content:encoded>
    <dc:subject>m. Coffee Break</dc:subject>
    <dc:date>2009-11-30T00:07:00+09:00</dc:date>
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  <item rdf:about="http://cpainvestor.com/?eid=207">
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    <title>地産地消</title>
    <description>　今週は、某デバイスメーカーさんの合宿研修講師として、富士山麓に篭っておりました。久しぶりに20代の若者達と熱く語り、彼らからエネルギーをもらって帰ってきました。　世界市場に向けて様々なキーデバイスを供給するこの会社も、リーマンショック後の「需要消失」で...</description>
<content:encoded><![CDATA[
<P><BR>　今週は、某デバイスメーカーさんの合宿研修講師として、富士山麓に篭っておりました。久しぶりに20代の若者達と熱く語り、彼らからエネルギーをもらって帰ってきました。<BR><BR>　世界市場に向けて様々なキーデバイスを供給するこの会社も、リーマンショック後の「需要消失」で厳しいリストラクチャリングを余儀なくされています。そういった中で、会社の未来をしょって立つ若者達の教育コストだけは何としても死守して、朝から晩まで徹底して詰め込み、議論させて鍛えようとする姿勢に敬意を覚えました。（やる方の体力も限界に追い込まれるのがつらいところではありますが。）<BR><BR>　多くの日本の製造業と同様、この会社も国内需要の停滞・縮小を見据えて、かなり早い段階から海外市場を開拓してきました。ただ、これまでは製品輸出の割合がかなり高く、これによって日本国内の雇用は極力守られてきました。<BR><BR>　しかしながら、昨今の経済環境を鑑みると、国内生産の高付加価値製品が販売できる先進国市場は当分停滞が続くことが予想されています。このため、この会社もBRICSを初めとする新興国市場での事業成長に活路を見出すしかない状況となっています。<BR><BR>　新興国市場のマスを押さえる戦略商品は、どうしても「低価格汎用品」が主力になります。こういった製品をこの会社で供給していこうと思えば、デバイスメーカーであっても、資本と人と技術を現地に持ち込んだ上で、これまで以上に調達・製造・販売を自ら積極的に仕掛けていくしかありません。この会社は、この経営の更なる現地化を、「<STRONG>適地生産</STRONG>」から一歩進んで「<STRONG>地産地消</STRONG>」というキーワードで表現していました。<BR><BR>　日本の外貨獲得に貢献する多くのモノヅクリ企業が今、この会社と同じような経営問題を抱えているのではないでしょうか。厳しい時代ではありますが、医療や介護などの内需産業だけでは、この国は持ちません。多くの輸出型企業にこの苦難をなんとか乗り越えていって欲しいと思いますし、自分もまた、「日本語での高付加価値の仕事が消失することを想定して仕事をしなくてはならない」そんなことを考えさせられた1週間でした。<BR><BR><FONT color=#008000 size=2>研修を受講された皆様へ<BR>　1週間、大変お疲れ様でございました。参考書籍などは、このサイトの書評カテゴリなどを参照して下さい。このサイトでの情報提供は、今後もできるかぎり続けていく予定ですので、また、時間のあるときにでも覗いてみてください。</FONT></P>
]]></content:encoded>
    <dc:subject>h. その他ビジネスの話題</dc:subject>
    <dc:date>2009-11-14T20:29:00+09:00</dc:date>
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  </item>

  <item rdf:about="http://cpainvestor.com/?eid=206">
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    <title>天の時、地の利、人の和</title>
    <description>
　今週は、ずっと出羽国に滞在しておりました。大河ドラマ「天地人」ブームでスポットが当たった米沢は、既に雪が舞っておりました。しんしんと冷える米沢城址を訪れ、関が原合戦の後、会津120万石の大々名から30万石に減封され、それでも家臣をほとんど解雇することな...</description>
<content:encoded><![CDATA[
<P align=center><BR><IMG class=pict height=225 alt=yozan src="http://img.cpainvestor.com/20091107_641511.jpg" width=400></P>
<P><BR>　今週は、ずっと出羽国に滞在しておりました。大河ドラマ「天地人」ブームでスポットが当たった米沢は、既に雪が舞っておりました。しんしんと冷える米沢城址を訪れ、関が原合戦の後、会津120万石の大々名から30万石に減封され、それでも家臣をほとんど解雇することなく、ひたすら耐え忍んだ上杉家に想いをはせてまいりました。<BR><BR>　地方出張で現地を歩くとよくわかるのが、「<STRONG>県境で経済圏や文化圏を判断してはいけない</STRONG>」ということです。現在、出羽国南部は山形県となっていますが、その行政区分は大きく４つに別れています。米沢市を中心とする置賜地方、山形市を中心とする村山地方、新庄市を中心とする最上地方、そして鶴岡市を中心とする庄内地方です。<BR>　それぞれ江戸時代の藩割の影響が色濃く残っていて、米沢に行けば、「上杉氏」、山形に行けば「最上氏」、鶴岡に行けば「酒井氏」の名前ばかり聞くことになります。それでも、山形新幹線が走る米沢から山形、新庄へ抜けるエリアは、まだ同一経済圏として見られなくもないと思うのですが、名峰月山を越えた日本海側の庄内地方は、同じ山形県でも全く異なる経済圏である印象を受けました。例えば、ドラッグストア業界の雄、カワチ薬品（2664）は、本拠地の栃木から福島、宮城、山形と北上する店舗展開を続けていますが、米沢→山形→新庄と出店してきたものの、なぜか鶴岡・酒田にはまだ出店がありません。庄内地方は山形経済圏の延長として捉えるのではなく、秋田、新潟などと共に日本海沿岸都市経済圏として捉え、腰をすえて店舗戦略などを考える必要があるのかもしれません。<BR>　<BR>　このような現象は、日本各地に見られ、ドミナント出店を得意とする小売業が他地域への店舗展開を考える場合に「文化・風習の似通った進出しやすい場所」を選定するための知識として重要です。「地の利」を生かした出店をしようとすれば、「<STRONG>地理的距離を測るのではなく、歴史に学べ</STRONG>」ということが正解なのかもしれません。<BR><BR>　写真は、米沢城址の上杉鷹山公の銅像の下にあった、彼の有名な言葉を刻んだ石碑です。</P>
]]></content:encoded>
    <dc:subject>h. その他ビジネスの話題</dc:subject>
    <dc:date>2009-11-06T23:30:00+09:00</dc:date>
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  </item>

  <item rdf:about="http://cpainvestor.com/?eid=205">
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    <title>できるだけ多くの人に見て欲しい労作</title>
    <description>
　映画「沈まぬ太陽」を見てきました。6時半になんとか映画館に駆け込んで、10時過ぎまで、途中休憩が10分あるという大作で、まさに「圧巻」の一言でした。　山崎豊子氏の原作「沈まぬ太陽」に出てくる「国民航空」のモデルが日本航空であることは誰の目にも明らかです...</description>
<content:encoded><![CDATA[
<P align=center><IMG class=pict height=336 alt=沈まぬ太陽 src="http://img.cpainvestor.com/20091030_639260.jpg" width=448></P>
<P align=left><BR>　映画「<A href="http://shizumanu-taiyo.jp/" target=_blank>沈まぬ太陽</A>」を見てきました。6時半になんとか映画館に駆け込んで、10時過ぎまで、途中休憩が10分あるという大作で、まさに「<STRONG>圧巻</STRONG>」の一言でした。<BR><BR>　山崎豊子氏の原作「沈まぬ太陽」に出てくる「国民航空」のモデルが日本航空であることは誰の目にも明らかです。小説の方の「御巣鷹山編」の日航機事故の描写でも、読んでいて息が詰まりそうになったことを覚えていますが、映画の迫力もそれに勝るとも劣らないものでした。ただ、今も多くの遺族がいらっしゃることに相当な配慮をしたのでしょう、当時の写真週刊誌に掲載されたような刺激の強すぎる映像は極力避けられています。<BR>　主人公恩地のパキスタン→イラン→ケニアという僻地駐在の様子も現地ロケがしっかり行われ、迫力ある映像となっています。また、ナショナル・フラッグ・キャリアをとりまく政官財の癒着構造もそれなりにきちんと描かれていました。<BR><BR>　「沈まぬ太陽」の映画化は、これまで何度も企画されたようですが、そのたびに日本航空からの圧力で立ち消えになっていたようです。ただ今回は、不景気の最中であるにもかかわらず、角川映画が様々な圧力に屈せずにがんばってくれました。作品の映像から、社運をかけて制作に取り組んだ「気迫」のようなものが伝わってくる良い出来栄えでした。3時間超の上映時間では、1日に3回上映が限界です。ビジネス的にはもっと短く編集したかったでしょうが、それを犠牲にしてでも伝えたかったものがあったということでしょう。主人公恩地役の渡辺謙、ライバル行天役の三浦友和の演技もなかなかでしたが、ほんのワンシーンしか出ない端役までが、十分に主役を張れるような豪華キャストで固められ、まさに「オールスターメンバーによる邦画大作」に仕上がっておりました。<BR><BR>　JALが経営危機に陥り、再建方針を巡って迷走を続けるこの時期に、映画が公開されたのは、決して偶然ではないでしょう。この映画の公開にあたり、当然ながらJALは抗議したようですが、必ずしもマイナスなことばかりでないように思います。「資本の論理では決して判断してはならない安全運行の重要性」を思い出させてくれますし、「顧客サービスの最前線で奮闘する現場従業員の様子」もきちんと描写されています。この映画を見て逆に「JALにちゃんと膿を出し切って再生して欲しい」と思ったのは、私だけではないでしょう。<BR><BR>　私も映画館に行くのは好きな方ですが、映画終了後、館内に自然と拍手が沸き起こったのは初めての経験でした。3時間超の映像、見続けるにはかなりの気合いが必要ではありますが、「<STRONG>これこそ映画館で見ておくべき一本</STRONG>」だと思います。皆さんもどうぞ。<BR><BR><BR>追伸<BR>　こちらの<A href="http://www.nhk.or.jp/tsuiseki/file/next.html" target=_blank>NHKのJAL特集</A>の方も必見です。<A href="http://cpainvestor.com/?eid=191" target=_blank>私の窮境原因分析</A>も番組制作にちょぴっと役立っているかもしれません（笑）。<BR></P>
]]></content:encoded>
    <dc:subject>m. Coffee Break</dc:subject>
    <dc:date>2009-10-30T01:56:00+09:00</dc:date>
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    <title>知っておかねばならない現実</title>
    <description>　　出張で長距離移動時間がありましたので、経済本を2冊ほど、読みました。　　　　　　　　　　　　　　 　　1冊目は、松谷明彦著「2020年の日本人」（上左図）です。　官僚出身の学者様らしく、マクロ経済データの丹念な分析から、2020年の日本経済の姿を予測していま...</description>
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<P>　<BR>　出張で長距離移動時間がありましたので、経済本を2冊ほど、読みました。<BR><BR>　　　　　　<IFRAME style="WIDTH: 120px; HEIGHT: 240px" marginWidth=0 marginHeight=0 src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=intelligentin-22&amp;o=9&amp;p=8&amp;l=as1&amp;asins=4532352614&amp;fc1=000000&amp;IS2=1&amp;lt1=_blank&amp;m=amazon&amp;lc1=0000FF&amp;bc1=000000&amp;bg1=FFFFFF&amp;f=ifr" frameBorder=0 scrolling=no></IFRAME>　　　　　　　　<IFRAME style="WIDTH: 120px; HEIGHT: 240px" marginWidth=0 marginHeight=0 src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=intelligentin-22&amp;o=9&amp;p=8&amp;l=as1&amp;asins=4478011923&amp;fc1=000000&amp;IS2=1&amp;lt1=_blank&amp;m=amazon&amp;lc1=0000FF&amp;bc1=000000&amp;bg1=FFFFFF&amp;f=ifr" frameBorder=0 scrolling=no></IFRAME> <BR>　<BR>　1冊目は、<STRONG>松谷明彦著「2020年の日本人」（上左図）</STRONG>です。<BR>　官僚出身の学者様らしく、マクロ経済データの丹念な分析から、2020年の日本経済の姿を予測しています。この著書の中にある多くのデータ分析図表を見て改めて痛感したのは、「<STRONG>日本の少子化のツケは莫大である</STRONG>」ということです。<BR><BR>　　　　　<IMG class=pict style="WIDTH: 428px; HEIGHT: 334px" height=752 alt=生産年齢人口/成人人口 src="http://img.cpainvestor.com/20091028_638730.png" width=1051><BR><BR>　著書に記載のあった上図を見ると、日本の20歳以上の人口に占める生産年齢人口（20-64歳）の比率は、1970年代初頭（90％程度）から下がりはじめ、2050年には、50％近くまで一貫して下がり続けます。イギリスやフランスが2040年代には、70％弱で下げ止まるのと対照的です。現在の日本の人口構成から推測するに、移民の受入でもない限り、将来このような人口構成になることは、ほぼ間違いないのでしょう。だとすると、現行の世代間所得分配方式の年金制度がこのまま維持できないことは明白です。だからこそ、年金財源問題を討議する際に、いつも税方式、特に消費税による基礎年金財源の徴収ということが俎上にあがるわけですが、昨今の国家財政の大盤振る舞いを見ると、その実現可能性は、微妙です。「我々の世代の年金など全くあてにならない」というのは、今のところ真実でしょう。<BR><BR>　新聞報道などで今年の税収見込と各省の概算要求額合計の差などを見ると、そもそも財政赤字を歳出削減や増税によって縮小させることなど、誰も考えていないかのようです。財政の赤字はできる限り先送り、いよいよ国債が国内貯蓄で消化できなくなったら、最後は「<STRONG>通貨を刷りまくって国債購入、インフレでチャラ</STRONG>」か「<STRONG>超高率の相続財産課税でチャラ</STRONG>」という出口ぐらいしか素人の私には思いつきません。個人の生活防衛手段としては、以前にも書きましたが、「<STRONG>日本円だけで財産を持つのは極力避ける</STRONG>」ということぐらいしかないのかもしれません。　<BR><BR>　もう1冊は、<STRONG>池田信夫著「希望を捨てる勇気」（上右図）</STRONG>です。<BR>　こちらは、アルファブロガーの著者がブログで記述している「日本経済論」が、きちんと整理されて1冊の書籍にまとめられています。<A href="http://ikedanobuo.livedoor.biz/" target=_blank>池田信夫ブログ</A>の読者にとっては、目新しい内容がそれほど多くないことは残念ではあります。ただ、著者の意見の「70〜80％は私も同意」というのが、読後の率直な感想です。<BR>　特に、派遣や請負などの非正規雇用制度の廃止や正社員労働者の過剰なまでの解雇規制が、かえって失業率を悪化させ、産業の空洞化を招いているという著者の主張は、そのとおりだと思いますし、実際に私が現場で仕事をしている中でも、それを裏付けるような事例にいくつも出くわしています。池田信夫ブログを特に通読されていないという皆さんで、マスコミ報道とは一味違った「日本経済論」を歯に衣着せぬ文章で読みたいという方にオススメの1冊かと思います。<BR><BR>　この手の本を2冊も一気に読むと、さすがに気分が少し滅入りました。そんな私と同じような感覚に陥った皆様には、新幹線の中で私が聴いていた村治佳織さんのニューアルバムをどうぞ。 なかなか良いです。　　<BR>　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　<IFRAME style="WIDTH: 120px; HEIGHT: 240px" marginWidth=0 marginHeight=0 src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=intelligentin-22&amp;o=9&amp;p=8&amp;l=as1&amp;asins=B002L48GF4&amp;fc1=000000&amp;IS2=1&amp;lt1=_blank&amp;m=amazon&amp;lc1=0000FF&amp;bc1=000000&amp;bg1=FFFFFF&amp;f=ifr" frameBorder=0 scrolling=no></IFRAME><BR></P>
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    <dc:subject>l. 書評　</dc:subject>
    <dc:date>2009-10-28T01:21:00+09:00</dc:date>
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    <title>IFRS財務三表新様式は本当に導入されるのか？</title>
    <description>　最近、ビジネス系雑誌などでも国際会計基準（以下IFRSとする）特集が組まれるようになり、大分注目度が高まってまいりました。今後は、このブログでも、IFRSという新しいカテゴリーを設け、時折、IFRSがらみのコラムも記載していきたいと思います。なお、あらかじめお断...</description>
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<P><BR>　最近、ビジネス系雑誌などでも<STRONG>国際会計基準（以下IFRSとする）</STRONG>特集が組まれるようになり、大分注目度が高まってまいりました。今後は、このブログでも、IFRSという新しいカテゴリーを設け、時折、IFRSがらみのコラムも記載していきたいと思います。なお、あらかじめお断りしておきますが、専門家として情報の正確性の担保するべく最善の努力はしますが、あくまで私的ブログですので、その内容を鵜呑みにせず、必要に応じて必ず<A href="http://www.iasb.org/Home.htm" target=_blank>原典（英文、メールアドレス等登録すると見れます）</A>をあたるようにして下さい。<BR><BR>　今回とりあげたいのは、国際会計基準委員会（IASB）と米国財務会計基準審議会（FASB）が議論している「<STRONG>財務諸表の新様式</STRONG>」です。2008年10月に公表されたディスカッションペーパー<A href="https://www.asb.or.jp/asb/asb_j/iasb/ed/20081016.pdf" target=_blank>「財務諸表の表示に関する予備的見解（リンク先は和訳）」（以下DPとする）</A>にて新しい財務三表の様式が提案されています。<BR><BR>　「百聞は一見にしかず」ということで、まずはこのDPに記載されている財務三表の新様式をご覧頂きましょう。<BR><BR><A href="http://www.primal-inc.com/common/html/wc/wc5_template1.html" target=_blank>財政状態計算書（これまでのBSに相当）<BR></A><BR><A href="http://www.primal-inc.com/common/html/wc/wc5_template2.html" target=_blank>包括利益計算書（これまでのPLに相当）<BR></A><BR><A href="http://www.primal-inc.com/common/html/wc/wc5_template3.html" target=_blank>キャッシュ・フロー計算書（直接法によるCF計算書に相当）<BR></A><BR>　これまでの財務三表を見慣れている経理担当者や個人投資家の皆さんから、「なんだかわかりにくいなあ」という声が聞こえてきそうです。また、世の上場会社様からは、「また内部統制の時みたいに制度を複雑に変更して業界の人間が儲けることをたくらんでいるでしょう？」とつっこまれてしまいそうな、大きな変更です。<BR><BR>　私がこの財務諸表を初めて見て受けた印象は、「<STRONG><FONT color=#008000>税金計算のための帳簿付けの会計を完全に脱却して、投資家のための会計を本気でやるつもりだな</FONT></STRONG>」というものでした。以下のように財務三表をこの表示コンセプトに基づき整理してみると、この表示形式の意図がより顕著に見えてきます。<BR><BR><IMG class=pict style="WIDTH: 550px; HEIGHT: 225px" height=570 alt="" src="http://img.cpainvestor.com/20091021_636965.png" width=1300><BR><BR>　このように活動の性質別に整理された財務諸表を使うと、DCF法による企業価値評価などの際は、数字がとても拾いやすくなります。特に異常値（非継続事業）控除が過去に遡ってなされるようになると（財務諸表がリステイトされるといいます）、継続事業の損益水準の将来予測もしやすくなります。また、キャッシュ・フローなども直接法（収入から支出を控除する形式）で表示されるようになると、資金繰りがよりリアルに見えるようになり、マニアな投資家の皆さまにとっては、大変ありがたい代物になるのではないでしょうか。<BR><BR>　ただ、財務諸表作成者側の負担は、相当重くなりますね。IFRSの適用で、ただでさえ注記情報が多くなって難儀するのに、このような大胆な表示科目の組替えのためには、資産・負債の勘定科目明細それぞれに営業・投資などの紐付けまで行わなくてはならなくなりますから、そのコード体系の整理だけでもかなりの作業になります。<BR><BR>　また、キャッシュ・フローを直接法で作成するとなると、現行の会計システムだけで対応するのは至難の業です。また、簿記を3級、2級と学んで「数字を締める」ということに特化した、あまり「投資マインド」をお持ちでない経理担当者にとっては、厄介物以外の何物でもないでしょう。「なぜこのような表示形式に手間暇をかけて組み替えるのか。これまで簿記で学んできたものとは、全然違うし、試算表ベースで貸借合致をすぐに確認できないことにでもなれば、検算しにくくてしょうがない。」とかクレームが多数出そうです。<BR><BR>　この財務諸表表示、利用者である投資家と飯の種になる会計士、情報システム会社、開示書類印刷会社、会計専門書出版社などには、ありがたいかもしれませんが、各国で本当にすんなりと導入されるかどうか。今後の国際会計基準委員会（IASB）での議論の動向が見ものです。</P>
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    <dc:subject>e.IFRS</dc:subject>
    <dc:date>2009-10-21T20:40:00+09:00</dc:date>
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    <title>浪費と投資</title>
    <description>　昨年お会いした業績堅調のベンチャーの社長さんに、久しぶりにお電話したところ、「いやあ、今年の新卒採用活動は、私自らが動いているのでとても忙しくて･･･」という返事が返ってきました。この会社、今年に入ってから、自社のインフラ整備のための設備投資を大きく打...</description>
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<P><BR>　昨年お会いした業績堅調のベンチャーの社長さんに、久しぶりにお電話したところ、「いやあ、今年の新卒採用活動は、私自らが動いているのでとても忙しくて･･･」という返事が返ってきました。この会社、今年に入ってから、自社のインフラ整備のための設備投資を大きく打っていますし、今度は社長自ら東京・大阪に出向いて採用活動です。このご時勢で、完全に「逆張り投資」を地で行っています。<BR>　この社長さんに、「御社は、このご時勢でもコスト削減など無縁ですか？」とお聞きしたところ、「いえいえ、そんなことはありません。オペレーションコストの削減活動は、昨年にも増してやっていますし、人件費もほとんど上げていません。私の交際費も、昨年より削減していますよ。」という答えが返ってきました。まったく、見習わなくてはならないオカネの使い方です。<BR><BR>　不況の影響で、「（私も含めて）もっと財布の紐を締めて節約しなくては！」と思っている人は多いでしょう。ただ、ここで改めて思うのは、「浪費と投資」を峻別することの重要性です。「浪費」を減らせば、オカネがたまり、これを原資に「投資」ができるようになります。不況に伴うデフレの進行で、モノやサービスの値段もジワジワと下がってきています。こういう時こそ、自分が「投資」だと思うものに逆張りで大胆にオカネを使うことが、将来有形無形の大きなリターンを生むような気がしています。<BR><BR>　以下、最近私が「投資」だと思って、オカネを使ったものです。</P>
<P>?&nbsp;書籍・雑誌（仕事関係の本を中心に以前よりも購入予算を上げる一方、中古本の購入も取り入れて調達冊数増加、専門雑誌の年間購読も新たに追加。）<BR>?&nbsp;通信教育教材（内容は秘密です。久しぶりに会計とは直接繋がらない特定分野の勉強をしようかと思っています。）<BR>?&nbsp;BOSEのノイズキャンセリングヘッドホン（下図参照：電車の中での学習時間の集中力をより高めるために購入しました。カバンの荷物は増えましたが、その「静寂」は期待を裏切らないもので、かなり気に入っています）<BR><A href="http://click.linksynergy.com/fs-bin/click?id=NjKnhxX0AGM&amp;offerid=180290.10000045&amp;type=4&amp;subid=0"><IMG alt=クワイアットコンフォート３ src="http://www.bose.co.jp/promotions/affiliatejp/images/qc3/qc3_234x60.jpg" border=0>　</A><IMG height=1 src="http://ad.linksynergy.com/fs-bin/show?id=NjKnhxX0AGM&amp;bids=180290.10000045&amp;type=4&amp;subid=0" width=1 border=0> <A href="http://click.linksynergy.com/fs-bin/click?id=NjKnhxX0AGM&amp;offerid=180290.10000395&amp;type=4&amp;subid=0"><IMG alt=クワイアットコンフォート15 src="http://www.bose.co.jp/promotions/affiliatejp/images/qc15/qc15_234x60.jpg" border=0></A><IMG height=1 src="http://ad.linksynergy.com/fs-bin/show?id=NjKnhxX0AGM&amp;bids=180290.10000395&amp;type=4&amp;subid=0" width=1 border=0> <BR>?&nbsp;株式（追加資金を米国と中国に投入し、新たな銘柄をいくつか買いました）<BR>?&nbsp;子供の絵本（昔からのベストセラーなどをまとめ買い、子供達のための本だけはいくら買っても良いとさえ思っています。）<BR>?炎のコバケン第九ペアチケット（家庭内リレーション強化を狙ったものですが・・・効果微妙）<BR><BR>　そういえば、私の業界の仕事の需要も、お客様にとって「必需品系」か「投資系」だと思ってもらえるものだけが残っているような気がします。会計監査サービスは「必需品系」のサービスですから、こっち方面で働いている元同僚などは、第二四半期決算監査で忙しそうです。ただ、顧客にとっての「投資系」のサービスで繁盛している方は、ごくわずかなようです。「本物」かどうかが試される時代になりました。<BR><BR>　今週は、<A href="http://www.obic.co.jp/fair/tokyo.html" target=_blank>こちらのセミナー</A>で「合理的な経営意思決定」に関する話をしようと思っています。「意思決定なんてカリスマ社長の勘ピュータと結果オーライなんじゃないの？」と思っているような方々の参加をお待ちしております。せっかく資料を作りこみましたので、ご興味のある方は、ぜひどうぞ。東京会場の方はまだ、お席があるようです。このセミナー、業績堅調なスポンサーの会社様にとっての、「投資系」サービスだと思いますので、受講者の皆さんは、無料です（笑）。</P>
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    <dc:subject>c. 投資雑感</dc:subject>
    <dc:date>2009-10-18T23:40:00+09:00</dc:date>
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    <title>コーヒーはペーパードリップに限る</title>
    <description>　私は、かなりのコーヒー党で、1日2杯は必ずコーヒーを飲みます。スターバックスもタリーズも嫌いではないですが、無理やりコーヒー豆を深く炒って濃い目に入れることで香りを際立たせているような感じがして、2杯目は決して飲めない味です。やはり、コーヒーは、普通に...</description>
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<P><BR>　私は、かなりのコーヒー党で、1日2杯は必ずコーヒーを飲みます。スターバックスもタリーズも嫌いではないですが、無理やりコーヒー豆を深く炒って濃い目に入れることで香りを際立たせているような感じがして、2杯目は決して飲めない味です。やはり、コーヒーは、普通に炒った豆を時間をかけて昔ながらのペーパードリップでいれてくれるお店に限ります。<BR><BR>　ペーパドリップ派の私にとって、これまで最もお気に入りのコーヒーチェーンは、<A href="http://www.kohikan.jp/" target=_blank>珈琲館</A>で、最近ではこのチェーンの京橋店が私の隠れ家になっておりました。このお店はタバコの匂いがやや気になるのが玉に傷ですが、おかわりの2杯目が半額になるのはうれしいサービスです。自宅で飲む豆もここで買っております。<BR><BR>　ところが、最近、私の中でこの珈琲館の地位を脅かすライバルが出現しました。<A href="http://www.jefb.co.jp/dripmania/" target=_blank>ドリップマニア</A>というJRのエキナカに展開しているチェーンで、東京駅の地下に小さな店舗を構えています。ここも、注文を受けてからペーパードリップでコーヒーをいれてくれるのですが、ここの東京ブレンド（Mサイズで350円）は本当に美味しいです。東京駅で時間調整をする機会があるようなコーヒー党の方、最近の私の一押しですので、ぜひ、お立ち寄り下さい。<BR><BR>　ところで、このドリップマニアを初め、最近の<A href="http://www.jefb.co.jp/shop/" target=_blank>エキナカのJR系列の飲食店</A>は、確実にレベルが上がっています。これまではエキナカという立地に胡坐をかいたビジネスも多かったように思いますが、東京駅地下の<A href="http://gransta.jp/" target=_blank>GRANSTA</A>などを見ると、完全にデパ地下を模倣したような作りになっています。東京駅の場合、リニューアルした大丸のデパ地下も善戦してはいますが、八重洲地下街に関しては、完全にGRANSTAに需要を食われてしまったように思います。駅前立地で高い家賃を負担している店舗群にしてみれば、改札を出る前に客を取られてしまうわけですからたまったものではありません。おかげで、八重洲地下街の方は、家賃が高そうな良い立地の場所ほど、しょっちゅうお店が変わっているような気がします。<BR>　八重洲地下街も手をこまねいているわけではなく、最近は<A href="http://www.tokyoeki-1bangai.co.jp/ramenstreet/" target=_blank>東京ラーメンストリート</A>を作るなどして、巻き返しに躍起ですが、毎日のように東京駅を利用する者としては、匂いがきつすぎ逆効果で、店の前を通る気がしなくなってきました（笑）。<BR><BR>　限られた需要を少しでも自分のものにしようと、エキナカ、エキマエの好立地エリアでは、各店舗間で日々激戦が繰り広げられています。特に最近の東京駅地下は、狭小坪数新業態のイノベーション発祥の地になっている気がします。<A href="http://gransta.jp/store/310-01.html" target=_blank>この店</A>などは、真っ先につぶれると私はにらんでいましたが、未だつぶれておりません。「お酢にも一定の需要がありま酢」ということでしょうか。<BR><BR>　これからもこのエリアの定点観測を続けたいと思います。</P>
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    <dc:subject>m. Coffee Break</dc:subject>
    <dc:date>2009-10-07T21:42:00+09:00</dc:date>
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    <title>「投資の日」雑感</title>
    <description>　10月4日は「投資の日」だそうですので、久しぶりに株価の話題でも。昨年10月の暴落は本当にすさまじいものがありましたが（リンク先保存記事参照）、それから約1年が経過して、世界の株価は大分戻してまいりました（下図チャートはYAHOO Financeにて作成転載）。投資家...</description>
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<P><BR>　10月4日は「投資の日」だそうですので、久しぶりに株価の話題でも。<BR>昨年10月の暴落は本当にすさまじいものがありましたが（<A href="http://cpainvestor.com/?day=20081101" target=_blank>リンク先保存記事参照</A>）、それから約1年が経過して、世界の株価は大分戻してまいりました（下図チャートはYAHOO Financeにて作成転載）。投資家の皆さん、ちゃんとリバウンドを拾えたでしょうか？<BR><BR><IMG class=pict height=326 alt="世界の株価指数 Oct.2009" src="http://img.cpainvestor.com/20091004_632325.png" width=560><BR><BR>　リンク先の2008年の株価下落率と上図を見比べてわかるのは、「<STRONG>新興国の暴落とそのリバウンドは、先進国のそれよりも大きい</STRONG>」という傾向でしょうか。<BR>　ただし、日本だけは、暴落がきつかったにも関わらず、リバウンドは弱くなっています。このトレンドを、日本の一個人投資家としては、「日本だけが出遅れている、チャンスだ！」と思いたいところですが、世界の投資家から見れば、「世界に先駆けて人口減少社会が到来した日本経済の閉塞感の象徴」と捉えられているのかもしれません。<BR><BR>　個人的には、未来ある子供達のためにも、「日本経済の底力」に期待したいですし、「今日より明日はより良くなる」と信じて日々の仕事に取り組んでいるつもりです。ただ、冷静に<A href="http://www.stat.go.jp/data/kokusei/topics/topics23.htm" target=_blank>日本の生産年齢人口の急激な減少予測</A>などを見るにつけ、「少なくともなけなしの財産の方だけは世界に分散しておく方が良さそうだ」と思うようになりました。<BR><BR>　中国株への投資は5年ほど前から、米国株への投資は3年ほど前から取り組み、少しずつ組み入れ比率を増やしてきましたが、今年に入ってからの中国、米国の株価指数の上昇で、結果としてかなりの外国株を保有することになってしまいました。為替リスクもあり情報量の制約がある外国株を多数保有することは本意ではないのですが、職業上の諸事情も考えると、やむを得ない選択になってしまっています。<BR><BR>　外国株投資の副産物としては、投資候補先のAnnual Reportやプレスリリースなども目を通すようになったので、以前より英文を読む努力をするようになったことでしょうか。Annual Reportのカチッとした英文の言い回し（なぜか受動態が多い）は、ビジネス英語学習者にうってつけのコピペ教材であるように思うのは、会計マニアの私だけでしょうか。</P>
]]></content:encoded>
    <dc:subject>c. 投資雑感</dc:subject>
    <dc:date>2009-10-04T23:04:00+09:00</dc:date>
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  <item rdf:about="http://cpainvestor.com/?eid=199">
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    <title>消費者が思わず動く、心のホットボタン</title>
    <description>
　不況の深刻化で、以前にも増してモノやサービスが売りにくくなっていることは、景況感に敏感な投資家の皆さんはもちろん、経営や営業の現場にいらっしゃる方々全てが実感されているのではないでしょうか。こうした状況を打開すべく、いくつもの企業が、前回コラムで分...</description>
<content:encoded><![CDATA[
<P align=center><IMG class=pict style="WIDTH: 494px; HEIGHT: 284px" height=292 alt=コスモス畑 src="http://img.cpainvestor.com/20090927_630218.jpg" width=520></P>
<P align=left><BR>　不況の深刻化で、以前にも増してモノやサービスが売りにくくなっていることは、景況感に敏感な投資家の皆さんはもちろん、経営や営業の現場にいらっしゃる方々全てが実感されているのではないでしょうか。こうした状況を打開すべく、いくつもの企業が、前回コラムで分析したメガネのマーケットではありませんが、「<STRONG>そこそこ品質の良いものを値下げして大量に売るオペレーション</STRONG>」を確立することで、売上を確保する方向に動いている気がします。<BR><BR>　しかしながら、コメント欄でnyさんが指摘してくれているように、値下げは麻薬的な要素を持っているのもまた事実です。「薄利多売」は、「多売」をコンスタントに維持することができて初めて成立するため、一時期の消費者の「驚き」が剥げ落ちたり、競合他社が値下げで応戦したりすることで売れ行きが鈍ると、「薄利」にしてしまった分、以前にもまして経営は苦しくなり、更なる値下げ競争のスパイラルに陥る例も少なくありません。<BR><BR>　私が携わるBtoBの専門サービス業においても、人員の稼働率商売のようなところがあるため、競合他社のサービスの値下げ情報は多く耳にしますし、同一サービスへの投入人員の増やすことによる実質的な値引きは業界全体で横行しているように思います。<BR>　また、通常業務の傍ら、日々顧客訪問も続けている身としては、顧客の要求するサービスレベルが格段に上がり、特定分野におけるこれまでの実績を聞かれることが多くなったことを実感します。より端的に言えば、若手スタッフを大量投入できるような単純な調査業務などは減少し、「当社の経営改善策を、あなた自身が我々と共に考え、提案・実行支援をして欲しい」系の難しい仕事だけが残っている感じです（泣）。<BR><BR>　最近、以下の書籍がきっかけで、「<FONT color=#ff0000><STRONG>インサイト</STRONG></FONT>」という新しいマーケティング用語を知りました。「インサイト」というのは、「<FONT color=#008000><STRONG>時には消費者自身も気付いていないような潜在ニーズをうまくくみ上げることで生まれる、顧客に行動を促すような心のホット・ボタン</STRONG></FONT>」のことを言うそうです。<BR><BR>　　　　　　　　　　　<IFRAME style="WIDTH: 120px; HEIGHT: 240px" marginWidth=0 marginHeight=0 src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=intelligentin-22&amp;o=9&amp;p=8&amp;l=as1&amp;asins=4532260337&amp;fc1=000000&amp;IS2=1&amp;lt1=_blank&amp;m=amazon&amp;lc1=0000FF&amp;bc1=000000&amp;bg1=FFFFFF&amp;f=ifr" frameBorder=0 scrolling=no></IFRAME>　　　　　　　　　<IFRAME style="WIDTH: 120px; HEIGHT: 240px" marginWidth=0 marginHeight=0 src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=intelligentin-22&amp;o=9&amp;p=8&amp;l=as1&amp;asins=4478502447&amp;fc1=000000&amp;IS2=1&amp;lt1=_blank&amp;m=amazon&amp;lc1=0000FF&amp;bc1=000000&amp;bg1=FFFFFF&amp;f=ifr" frameBorder=0 scrolling=no></IFRAME> <BR><BR>　リクルートが仕掛けたターミナル駅配布型の無料情報誌「<A href="http://r25.jp/" target=_blank>R25</A>」を手に取ったことのあるブログ読者の皆さんも多いのではないでしょうか。私も最初は「スポンサーの提灯記事やクーポンだらけの無料情報誌かな？」ぐらいに考えていましたが、実際に手にとってみると、意外に読み応えのある分かりやすい解説記事や、面白いコラムが多く、「若い男性が手持ち無沙汰な時の暇つぶしグッズには持ってこいだな」と思ったことを覚えています。実際、「R25」は、 このご時勢に50万部以上がコンスタントに出るお化け雑誌に成長しています。<BR><BR>　今日1冊目に紹介する書籍、<STRONG><FONT color=#008000>藤井大輔著「R25のつくりかた（上図左）」</FONT></STRONG>は、この雑誌が誕生するまでの秘話が、元編集責任者である藤井氏の手により書かれていて、とても面白く読めました。当初は、「新聞や雑誌もロクに読まず、駅のティッシュ配りすら手を出さない若手男性世代（M1世代）向けの無料情報誌など成功するはずがない」と、立ち上げを任された藤井氏自身が思っていたそうです。ただ、そもそもこの企画をリクルート社内のコンテストに提出した若手スタッフから、「活字を読まず、誰も成功するはずがないと思っているM1世代向けのマス雑誌だからこそ、大きな潜在可能性があり、作る価値があるのでは」と説得され、「失敗してもともと、誰もやっていないことに挑戦するチャンスが巡ってくるなんて、そうそうあるもんじゃない」と思い直して、チャレンジすることにしたというのです。<BR><BR>　この書籍の中で繰り返し語られているのは、「<STRONG>M1層はリサーチをかけても、簡単に本音を語ってくれない</STRONG>」ということを前提に企画が練り上げられていったということです。<BR>　そのために、毎号毎号、「リサーチ結果の奥に眠るM1世代の本音は何なのか？」を、企画編集のブレストで徹底して議論しています。「リサーチ結果を鵜呑みにしない」を旗印にこの手の企画会議を素人がやると、とかく声の大きいアイデアマンなり、上席者の意見が通りがちになったりします。このあたりの「企画会議の罠」に陥るのを回避すべく、著者は様々な仕掛けを会議にとりいれたそうですが、そのあたりの工夫は、著書をお読みになって確認された方が良いかと思います。<BR><BR>　著者の藤井氏がR25の立ち上げの中で貫いてきたマーケットイン思考は、まさに「<FONT color=#ff0000><STRONG>インサイト</STRONG></FONT>」と呼べるものなのでしょうが、「単なる思いつきが当たった」だけなのか、「インサイトを見つけた」のかを区別するのは、素人にはなかなか難しいものがあります。<BR><BR>　そこで、本日2冊目に紹介する書籍、<STRONG><FONT color=#008000>桶谷功著「インサイト（上図右）」</FONT></STRONG>を読んでみました。こちらの方は、高級プレミアムアイスクリームの市場を創った「ハーゲンダッツ」や、刃が横滑りしても肌を切らない「キレてなーい」のキャッチコピーで爆発的に売れたシックの安全剃刀の例を使って、この「インサイト」という概念について、もう少し一般化して書かれていました。いずれの事例も著者自身が実務で携わったプロジェクトだけあって、経営学者などが整理したものより、ずっと具体的で読みやすく、「インサイト」の重要性を改めて認識させられました。<BR>　<BR>　この本には、「インサイトの見つけ方・活かし方」という章もあり、「R25のつくりかた」を読んだ時よりは、その本質が理解できたようにも思います。ただ、このインサイトという概念を自分の実務の中でどう生かし、不況を打開するような「新サービス」の開発プロセスに落とし込むかは、未だイメージできておりません。この本に記載されていた<STRONG>「インサイトを見つけるためのスイッチ（以下に転載）」</STRONG>を参考に、自分なりにもう少し考えてみたいと思っています。<BR><BR><STRONG>＜インサイトを見つけるためのスイッチ＞</STRONG><BR><STRONG>準備編：アタマと気持ちをほぐす<BR></STRONG>○&nbsp;リラックスする<BR>○&nbsp;客観・理屈を捨てる<BR>○&nbsp;ゲーム感覚を持つ<BR>○&nbsp;消費者に戻る<BR><STRONG>実践編：カラダと五感を使って体験してみる</STRONG><BR>○&nbsp;ターゲットになりきって使ってみる<BR>○&nbsp;売り場に行って買ってみる<BR>○&nbsp;ターゲットの集まる街に行く<BR>○&nbsp;トレンドを体験する<BR>○&nbsp;関係ないジャンルの共通項を探る<BR>○&nbsp;身近な人に聞く<BR><BR>　今日、ご紹介した2冊は、普段マーケティングから縁遠い職種の方々、日々、商品・サービスの売れ行きに悩んでいる方々に、よりオススメしたいと思います。普段気付かなかった新たな示唆をいくつか得られるのではないかと思います。<BR><BR>追伸<BR>今日の写真は、連休中に子供達とお弁当を持って出かけた、近隣の野山のコスモス畑です。もうすっかり秋ですね。</P>
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    <dc:subject>l. 書評　</dc:subject>
    <dc:date>2009-09-28T00:09:00+09:00</dc:date>
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    <title>高品質・高付加価値化という袋小路</title>
    <description>　連休中、昼は息子達の遊び相手に専念しましたが、夜は少し時間があったので、久しぶりに紙の会社四季報を購入して、個別会社の業績推移などを丹念に見ていました。　その中で、かつてのウォッチ銘柄で、国内メガネ業界のNo.1企業、三城ホールディングス（7455、以下三城...</description>
<content:encoded><![CDATA[
<P><BR>　連休中、昼は息子達の遊び相手に専念しましたが、夜は少し時間があったので、久しぶりに紙の会社四季報を購入して、個別会社の業績推移などを丹念に見ていました。<BR><BR>　その中で、かつてのウォッチ銘柄で、国内メガネ業界のNo.1企業、<A href="http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=7455.T&amp;ct=z&amp;t=5y&amp;q=c&amp;l=off&amp;z=m&amp;p=m65,m130,s&amp;a=v" target=_blank>三城ホールディングス（7455、以下三城と表記します）</A>の業績のあまりの凋落ぶりに驚き、少しこの業界について調べてみました。<BR><BR>　以下は、メガネ業界のNo.1の三城とNo.2メガネトップの業績推移です。ちなみに三城は、元TBSアナの進藤晶子さんを使った「<A href="http://www.paris-miki.co.jp/" target=_blank>パリミキ</A>」、メガネトップはヨン様を使った「<A href="http://www.meganeichiba.jp/" target=_blank>眼鏡市場</A>」というブランド名で店舗展開をしています。<BR><BR><IMG class=pict height=383 alt=メガネ2強業績推移 src="http://img.cpainvestor.com/20090925_629652.png" width=560><BR><BR>　一見してわかるように、両社の業績ベクトルは真逆です。<BR>　5年前は小売業界トップクラスの経常利益率（15.6％）を誇った三城は、つるべ落としのように業績を悪化させ、09/3期には赤字転落しています。一方、5年前にはたいした利益をあげていなかったメガネトップは、09/3期において11.6％の経常利益率を達成しており、完全に立場逆転です。まさに、「<STRONG><FONT color=#ff0000>ヨン様恐るべし</FONT></STRONG>」です。<BR><BR>　この5年間にメガネのマーケットではどのようなことが起きていたのでしょうか。以下は、愛眼（9854）の決算説明資料より転載した国内メガネ小売市場規模の推移です。途中でデータソースが変わっているので、そのまま信じることはできませんが、6年間で17％以上という、ものすごいスピードでマーケットが縮んでいることがわかります。<BR><BR><IMG class=pict height=336 alt=メガネ市場規模推移 src="http://img.cpainvestor.com/20090925_629653.png" width=560><BR><BR>　次は同じく愛眼の決算説明資料から転載した国内のメガネ小売チェーン各社の店舗数推移です。毎期順調に店舗数を増やしてきたのは、メガネトップだけであることがわかります。特に直近の半期は、業界各社が次々と不採算店舗の閉鎖に追い込まれている中、メガネトップだけが大量出店を継続しており、まさに「<STRONG>独り勝ち</STRONG>」の状況です。<BR><IMG class=pict height=371 alt=店舗数推移 src="http://img.cpainvestor.com/20090925_629659.jpg" width=560><BR>　<BR>　メガネ業界は、1993年にインターメスティックという会社が「<A href="http://www.zoff.co.jp/" target=_blank>ZOFF</A>」というブランドで「メガネ一式5250円、7350円、9450円」という低価格業態を出店して以来、徹底した価格破壊が進みました。日本でデザインだけを行い、中国の契約工場で安いフレームとレンズを大量生産するという「<STRONG>メガネ版ユニクロ</STRONG>」といっても良い革新的なビジネスモデルの出現です。これに追随し、「<STRONG>メガネ一式18,900円ポッキリ</STRONG>」という分かりやすい低価格ワンプライス業態「眼鏡市場」を開発、地価の安いロードサイドにフランチャイズを含めて素早く展開したのがメガネトップです。「ZOFF」というカテゴリーキラーの出現を、市場が大きく変化する兆し（メガネは一つを長く使い続けるもの→メガネは場面に応じて使い分けるもの）と捉え、いち早くこの低価格業態に集中するという決断をした、業界弱者ならではの戦略転換の勝利と言えるでしょう。<BR><BR>　これに比べて、三城は「ZOFF」の出現を「低品質の安物を売る異端者が市場を荒らしている程度で、いずれ駆逐される」とでも考えたのでしょうか、この業態に本格的に参入することはありませんでした。これは業界最大手として、現に高収益を享受している企業としては、当然の対応かもしれません。「<STRONG>三城の顧客は、高い品質とサービスを求めており、そのために高単価を受け入れてくれている。彼らのニーズを満たすことこそが、自分達の生きる道だ</STRONG>」と考え、自分の顔にジャストフィットしたデザイナーズメガネがリーズナブルな値段で手に入る「<A href="http://www.paris-miki.co.jp/products/glasses/order/mikissimes.html" target=_blank>ミキデザインシステム」</A>の開発を進めます。いわゆる<FONT color=#ff0000><STRONG>高品質化、高付加価値化へのシフト</STRONG></FONT>です。<BR><BR>　しかしながら、業界の価格破壊は続き、「高品質、高付加価値メガネの市場」はどんどん萎みました。結果、三城は現在、袋小路に追いつめられ、大量の不採算店舗の閉鎖を余儀なくされています。<BR><BR>　この「<STRONG>高品質・高付加価値化の袋小路にはまる</STRONG>」というのは業界の強者企業がよく陥りがちな罠であるといえます。この「競争力を強化するため、既存の優良顧客のニーズをとことん聞いているうちに、市場の構造変化に乗り遅れる」という矛盾は、「<STRONG><FONT color=#ff0000>イノベーションのジレンマ</FONT></STRONG>」とも呼ばれ、下記のクリステンセン教授の著書に詳しいです。投資家としては、「<FONT color=#008000><STRONG>高収益の業界トップ企業だからといって安心してバイ＆ホールドをして良いわけではない</STRONG></FONT>」という教訓を肝に銘じ、常に市場の変化に敏感でありたいものです。<BR><BR>　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　<IFRAME style="WIDTH: 120px; HEIGHT: 240px" marginWidth=0 marginHeight=0 src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=intelligentin-22&amp;o=9&amp;p=8&amp;l=as1&amp;asins=4798100234&amp;fc1=000000&amp;IS2=1&amp;lt1=_blank&amp;m=amazon&amp;lc1=0000FF&amp;bc1=000000&amp;bg1=FFFFFF&amp;f=ifr" frameBorder=0 scrolling=no></IFRAME></P>
<P>&nbsp;</P>
<P>&nbsp;</P>
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    <dc:subject>c. 投資雑感</dc:subject>
    <dc:date>2009-09-25T19:40:00+09:00</dc:date>
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    <title>景況感</title>
    <description>　このサイトにあるように、不景気ニュースには、事欠かない今日この頃ですが、最近、身の回りで気になった景気情報をいくつか記載します。?「経済系」から&amp;nbsp;「啓蒙系」に鞍替えした日経新聞　広告枠を埋めるのに苦労されている状況がリアルに伝わってきます。最近は...</description>
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<P><BR>　<A href="http://www.fukeiki.com/" target=_blank>このサイト</A>にあるように、不景気ニュースには、事欠かない今日この頃ですが、最近、身の回りで気になった景気情報をいくつか記載します。<BR><BR>?「経済系」から&nbsp;「啓蒙系」に鞍替えした日経新聞<BR>　広告枠を埋めるのに苦労されている状況がリアルに伝わってきます。最近はやたらとフォーラムやパネルディスカッション、政府系広報など啓蒙系のページが多くなりました。日曜版の求人情報の少なさは半端ではありません。<BR><BR>?&nbsp;クレサラ系で埋め尽くされる中吊り広告<BR>　先日乗った地下鉄は、クレサラ（クレジット・サラ金返済）系の弁護士・司法書士事務所の広告と宗教系出版社、それに若干の女性誌広告でほぼ埋め尽くされておりました。<BR><BR>?&nbsp;夕方のマクドナルドの異常な混雑<BR>　夕方に、地下街のマクドナルドの前を通ったら、異常な混雑ぶりでした。中を覗いてみたら、「無料コーヒーと200円ビックマック」というキラーコンテンツの販売による活況でした。デフレの進行を実感させられました。<BR><BR>?&nbsp;駅前のティッシュ配り消滅<BR>　毎朝のサラ金各社によるティッシュ配りがなくなりました。本来不況で元気になるはずの業種だったように思うのですが、規制強化でいよいよ追い詰められているということかもしれません。<BR><BR>?&nbsp;アウトプレースメント（再就職支援）会社のダンピング合戦<BR>　アウトプレースメント会社のカウンセラーをされている方の話を聞く機会がありました。雇用整理のニーズは堅調だが、多数の人材派遣・紹介会社の参入で、強烈なサービス価格ダンピングが起きているとのことでした。「実際に再就職先を見つけることができるのか」という私の質問に対しては、「本人に意識改革をさせて、どんなに条件を下げても、フルタイムの正社員職を見つけるのは、非常に困難。」との回答でした。<BR><BR>?&nbsp;不動産鑑定士と弁護士の営業<BR>　本業の方で不動産鑑定士と弁護士の方から営業訪問を受けました。不動産鑑定士はともかく、弁護士からの営業訪問は初めてです。自分の話されたいことだけを話し終えて帰って行かれるのを見て、営業になってないところがちょっと笑えました。司法試験の合格者数の減少はマスコミにも大きく採りあげられていましたが、その時の話によれば、不動産鑑定士の場合は、受験者数も合格率も減少しているとのことでした。今秋の会計士試験の合格者数も大幅に減少するのかもしれません。<BR><BR>　<A href="http://cpainvestor.com/?day=20081011" target=_blank>昨秋の景気の急激な落ち込みもひどいものでしたが</A>、最近の消費そのものの落ち込みは、その時を凌いでいるのではないでしょうか。日銀は景況判断を上方修正したようですが、どん底から底ばいに転じただけで、個人的には、日経平均株価だけが妙に高値を保っている印象を受けます。<BR><BR>　こういう時、勤務先が変わる前から、長くお付き合いさせて頂いているお客様との個人的信頼関係から頼まれる仕事は、本当にありがたいものです。この経済環境は、「<STRONG>地道にやるべきことをやり、自己研鑽と家族サービスに励め</STRONG>」という天からのメッセージなのかもしれません。<BR>　<BR>　新しく出た会社四季報も、時間があるうちに、紙の方を購入して、じっくり見てみようと思います。こういう時の自己投資、株式投資こそが、やがて花を咲かせるように思います。<BR><BR><BR>　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　<IFRAME style="WIDTH: 120px; HEIGHT: 240px" marginWidth=0 marginHeight=0 src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=intelligentin-22&amp;o=9&amp;p=8&amp;l=as1&amp;asins=B002MQJCTU&amp;fc1=000000&amp;IS2=1&amp;lt1=_blank&amp;m=amazon&amp;lc1=0000FF&amp;bc1=000000&amp;bg1=FFFFFF&amp;f=ifr" frameBorder=0 scrolling=no></IFRAME> <BR><BR>追伸<BR>数少ない女性読者の皆様へ<BR>あの、ノリピーの涙は、信じても良いものなのでしょうか？？？</P>
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    <dc:subject>h. その他ビジネスの話題</dc:subject>
    <dc:date>2009-09-17T20:04:00+09:00</dc:date>
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