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贖罪の高額消費~決して資産効果ではございません


 大学院に通った2年間は、家族のための時間が激減しました。その結果、家庭での私の存在感は極めて薄くなり、私生活に様々な問題が生じました。先月からは、家族との間に生じてしまった隙間を少しでも埋めるべく、努力を重ねております。

 さて、先週、細切れではありますが、何日か代休を取得し、親戚の訪問も兼ねて、関西方面を旅行することができました。鉄道大好きの子供達は、新幹線に乗れ、梅小路公園で蒸気機関車にも乗れたので、だいぶ満足してくれたようです。この旅行をするにあたり、ここ数年、家族写真すらまともに撮っていないことに気がつき、ふと思い立ってカメラを購入しようと思い、ビックカメラに行きました。久しぶりにカメラ売り場に行って驚いたのは、コンパクトデジタルカメラの存在感の薄さでした。簡単なスナップショットは、十分に性能が上がったスマートフォンのカメラで代替できるということなのでしょう。
 コンパクトデジタルカメラの替わりに、カメラ売り場を埋めていたのは、いわゆるミラーレスの一眼レフカメラでした。「スマホでは難しいクオリティの写真を従来の重い一眼レフなどを使わずに気軽に撮りたい」というニーズにデジタルカメラの主戦場が移っているということなのでしょう。NIKON、CANON、OLYMPUS、SONY、PANASONICなど、大手メーカーそろい踏みで、たくさんの機種が出て激烈な競争を繰り広げていました。店員さんに各機種の説明を一通り聞いた後で、最終的に購入を決めたのは、NIKONのJ2という機種でした(以下画像)。

 

NIKONならではの高機能・高品質、軽量かつ洗練されたデザイン、8綏儺ー鑒売の直後であることによる大幅値下げ(ズームレンズ2本つきで40,000円弱)によるお得感の3つが決め手でした。カメラにそれほどこだわりのない方には、ちょっと出かける時に持ち歩くには、十分満足のいくスペックだと思います。
(以下はこのカメラで撮った大阪城天守です)


桜と大阪城天守

 

 それから、この2年間、最も負担をかけた妻には、グランドピアノの購入を支援することに決めました。家の新築時に、ピアノ教室向けの音楽室を作ったものの、楽器そのものは「これまで使い込んだアップライトピアノで十分、これ以上はぜいたく」と本人が言っていたので、そのままにしておりました。
 ただ、そうは言っても妻にとっては商売道具ですから、ずっと欲しかったようで、少しずつ貯金もしていたとのことでした。今回思い切って、取得原価の2/3を私が支援することにして、ヤマハのC3Xという機種を購入しました。正直なところ、高額出費に関しては、回収期間計算とか、値引交渉等はいつものとおり、私が担当したいところでしたが、今回は「あなたの専門分野外、口出し無用」ということでしたので、全て妻に任せることにしました。
 自宅にグランドピアノが来てわかったことは、「やはり音や響きがアップライトとは全く違う」ということです。家という空間に潤いが生まれ、私も「もしもピアノが弾けたなら…」というフレーズを思い出しました。今は完全に妻の独占消費状態ですが、これをきっかけに、子供達の一人でも、興味を持ってくれればと願っています。

 ここから先が重要なところですが、いずれの支出も原資は私が汗水たらして獲得した「労働所得」であり、株式売却による「不労所得」ではないということです。お金に色はないですが、決して、株価が上がって含み益が増えたから購入したわけではございません(笑)。世間は、株価上昇で高額消費が好調のようですが、これから先、我が家は再び家計の財布の紐は引き締め、バリュー消費を心がけて参りたいと思います。

| cpainvestor | 05:58 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
複雑な作業は因数分解して習得させる

 
 先週の祝日は、とても良いお天気でしたので、以前からの私のミッションであった「次男が補助輪なし自転車に乗れるように教え込む」という課題に取り組みました。この課題については、長男の時に試行錯誤しながら勝ちパターンを習得しましたので、ここで皆様にシェア致します。
 
 小学校入学前くらいの子供達にとって「補助輪なし自転車に乗れるようになること」は、友達の輪に加わるための重要な通過儀礼ですので、「子供が乗りたい」と言いだした時には、親としてできるだけのサポートをしてあげたいところです。ところが、自転車の補助輪を外して後ろから押してあげるような練習を続けても、よほど運動神経の良い子でない限り、すぐに乗れるようにはならず、むしろ自信喪失して子供にとって逆効果になってしまいます(長男の時に実証済み)。
 
 幼子を持つ親の悩みというのは、ネットで検索するに限りますね。皆さん「まずはペダルを外して練習せよ!」とアドバイスされています。そのエッセンスは私が解釈する限り、以下のとおりです。
 補助輪なし自転車を運転するという作業は、‘麥悗妊丱薀鵐垢鬚箸襦↓▲魯鵐疋襪鯀犧遒垢襦↓ペダルをこぐという大きく分けて3つの動作で構成されていることがわかります。これを一つ一つの動作に完全に分けて、一つずつ段階的に習得せよということらしいです。

‘麥悗妊丱薀鵐垢鮗茲
 5Mくらいのなだらかな坂道を使って自然と自転車が走るようにして、坂の上から子供を自転車に乗せて足で勢いをつけてバランスをとる、転びそうになったらブレーキをかけるという練習をまずはひたすら行います。 この時ペダルを外す効果は絶大です。大人は「ペダルを外さなくても、こがないようにすれば良いのでは」と思うのですが、やはりペダルが存在するだけで、子供はそれに気を取られます。ネジが堅いので自転車屋さんで頼む必要はあるかと思いますが、ペダルを完全にとってしまうと、子供は坂道でバランスをとることに集中します。10〜20回もやれば、こつをつかめてきます。

▲魯鵐疋襪鯀犧遒垢
 坂道をバランスをとりながら直進でおりられるようになったところで、今度はハンドル操作を覚えさせます。坂道が終わって平地になったところで、ハンドルを切らせて、回る練習をさせます。坂道の勢いが続いている間に練習をさせれば、ペダルをこぐことなく、右や左に曲がれるようになります。

ペダルをこぐ
 ここでようやくペダルをとりつけて、坂道の勢いが続いているうちにペダルをこぐ練習をさせます。坂道の勢いがついているので、バランスをとりながらペダルをこぐことが、比較的容易にできるようになります。このあたりまで騙し騙しほめながら練習させれば、子供から会心の笑みが出るはずです。この成功体験さえ作ってしまえば、子供は面白くなって何度も何度も練習をしたがるようになるはずです。

い海だしの練習をひたすら行う
 最大の難関は「こぎ出し」です。こぎ出しは、´↓の動作を同時に行う必要があるため、最も難しい作業になります。最初はなだらかな坂道でやる方が良いように思います。利き足をこぎ出しやすい高さに設定したペダルに乗せて、反対側の足で地面を思いっきり蹴ってこぎ出し、バランスをとる。これを繰り返して体で覚えてもらうしかありません。

 長男の時は、丸一日近くかかったように思いますが、次男の時は要領がわかっていたので、2〜3時間で´↓はクリアしました。い呂笋箒貔錣靴討い泙靴燭、それでも半日でだいぶうまく乗れるようになっていました。
 子供にとって複雑な作業をただ「やってみろ!」と放り込んでもなかなかうまくいきません。単純作業に因数分解した上で、一つ一つの要素を順々に習得させていく。これは組織内の若手人材の育成でもまったく同じですね。

 幼子を持つ皆さんの参考になれば幸いです。

追記
 先日読んだこの書籍 が非常に面白かったので、先週、「行動観察」という分野の有料セミナーを2日間ほど受講してきました。「営業や接客といったサービスの達人の行動を深く観察してそのエッセンスを抽出し、凡人でも習得可能なマニュアルに要素分解して習得させることで組織全体のスキルレベルの向上をはかる」といった、どこの組織でもやっているようなトレーニングを、学問的により体系化したような内容だったように思います。いろいろと説明はありましたが、この手法を生かすも殺すも、観察する人の鋭い視点とその後の定着化のためのトレーニング次第であるように感じました。
 私が紹介した補助輪なし自転車の運転技術の習得方法も、このような「達人の行動観察」によって大昔に生まれ、多くの親が実践する中で効率的なトレーニング方法として確立してきたのかもしれないとふと思いました。

| cpainvestor | 23:08 | comments(0) | trackbacks(1) | pookmark |
近況


 ブログの方はここのところすっかりご無沙汰してしまいました。決して書きたくなくなったわけではなく、物理的・心理的に書く余裕がほとんどなかったことが原因です。

 まず4月から入学した大学院の方ですが、予想以上に限界ストレッチが求められる所で、3ヶ月たった現在でも「本当に卒業できるのだろうか」という不安がまったくなくなりません。卒業に必須の修士論文の審査は厳しく、必ず定量分析が求められるため、修士1年では数理ファイナンスや統計の基礎をみっちりたたき込まれております。(この手の科目が選択性ではなく、単位取得が必須の基礎科目である点だけ見ても、普通のMBAカリキュラムではないことだけは確かです。)文系人間の私には、大量に出る数理系の宿題を独力でこなせる実力はなく、いつも理工系出身の皆さんに教えてもらいながらなんとかしのいでいる状況です。教授陣も学生をお客さん扱いしてこびるようなことは一切なく(さすがは国立大学です)、一方的に独自のスタイルで講義するだけであるため、「ついてこれない方は去ってもらって結構」というスタンスで、出席すらほとんどとりません。
 ただ1回でも授業を欠席すると(特に文系の人間には)ほとんどわからなくなる科目も多いため、皆、必死な思いで仕事をやりくりして授業に来て、かなりの数の方が授業後に職場に戻ったりしています。
 こんな状況ですから、特にできのあまりよくない私と同じようなレベルの学生の連帯感は否応なく高まり、終電間際まで仲間同士で学校に残って必死に宿題をこなすという「ナチュラル・ハイ」状態が続いております。「しんどくない」といったら嘘になりますが、「入るのは比較的易しいが出るのはとてつもなく難しい」という本来の大学・大学院のあるべき姿を体現しているような気もします。
 この知的体育会系学校のおかげで、新聞や書籍などを読む時間はほとんどなくなり、通勤・移動時間は参考書籍や論文(英文のものしか渡されません(泣))の読み込みに追われ、週末は宿題に忙殺されております。

 次に仕事の方ですが、こちらも帰社時間に制約があるため、必然的に恐ろしいほど生産性が高まっています。組織内部の打ち合わせは、皆にお願いしてランチョンMTGにしてもらうことも多くなりましたし、集中すべき作業は、早出したり、昼休みを使って終わらせることもしばしばです。ただ、そのようなできる限りの努力をもってしても、こなしきれない内容も多く(特に新しい仕事を生み出す企画系のもの)、正直、毎日が「綱渡り」の状態です。
 そんな時でも被災地に立地するなじみのクライアントさんからお声がかかれば、行かないわけにはまいりません。先週は、みちのくの地で復興に汗を流す多くの皆さんのお話をおうかがいし、「自分のスキルでこの地に貢献できることは何なのか?」を改めて自問自答しました。

 このようにしてあっというまに過ぎ去った6月は、大学院の中間テストにM&Aがらみのプロジェクトが1本、それにセミナー講師が8本、出張も2回という状況で、本当に何年かぶりの「修羅場」でございました。

 大学院と仕事がこのような状況ですから、当然そのしわ寄せは家族にきます。ここ数カ月、まともに子供と遊んだ記憶もなく、妻に多大な負担をかけています。週末に子供達を引き受けてくれる妻や私の両親のサポートがなかったならば、とっくに破たんしていたことでしょう。改めてそのことに感謝すると共に、夏休みには、できる限り現状を挽回しようと思っています。

 毎日毎日、迫りくる仕事や宿題の締め切りの追われながら、本当にギリギリの戦いを強いられています。先のことはまだ全然考えられませんが、これを乗り越えれば新しく見えてくるものがあると信じて、歯を食いしばってついていきたいと思います(Mの境地でしょうか?)

 このブログをお読み頂いている知人、友人の皆様ともここのところだいぶ疎遠になっておりまして、大変申し訳ありません。8月以降、夏休みに入れば、少し時間ができると思いますので、その際はぜひお声掛け頂ければと思います。

 ブログの方も8月には、面白いエントリーをいくつかお書きしたいと思いますので、忘れない程度に見に来てやって下さい。
 

| cpainvestor | 01:44 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
安否連絡
 
 東北地方太平洋沖地震で、被災された皆様に心からお見舞い申しあげます。

 私は有楽町界隈のオフィスで会議中に被災し、窓ガラスや壁にヒビが入るといった被害が出ましたが、同僚ともども無事でした。

 電車が止まり、壁にヒビが入ったビルからは総員退去せよという会社の指示が出たために、帰宅難民となりました。このような時、遠距離通勤者はどうにもなりません。

 幸い、前々から「災害時にはお願いします」と頼んであった港区の義兄の所まで、混雑の中2時間歩いてたどりつき、布団で眠らせてもらうことができました。何より心配だった家族・親族の無事も確認したところで、昨晩は力が抜けました。本日午後3時頃、ようやく自宅にたどりつきました。

 遠距離通勤や、海岸沿いに近いところに自宅を構えることのリスクを痛感しつつ、家族とともにコンティンジェンシープランをきちんと立てておくことが何よりも重要なことを改めて実感しました。

 会社の携帯は持っていたものの、この日に限って個人の携帯を家に忘れてきていました。家族を必要以上に心配させた痛恨のエラーでした。携帯は災害にもろいですが、インターネットが使える会社のスマートフォンは、かなり役立ちました。

 改めて犠牲となった方々のご冥福を祈るとともに、「自分にできる支援が何か」を考え、できることから実行したいと思います。



| cpainvestor | 20:37 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
実験場のモルモットのリーダーとして

 
 最近、職場環境が変化し、そこにいくつかの偶然が重なったことで、社内ベンチャー組織の「暗黙のリーダー」のような役回りが自分にまわってきてしまったように感じています。

 組織全体のマネジメントから見れば、小さな実験場の一つなのかもしれませんが、私としては否が応でも一つの実験場の収益責任、メンバー全員のモチベーションの維持向上責任、スキル育成責任を自覚せざるを得ない状況となりました(看板が使えて、資金繰りを考えなくて良いだけ中小企業の社長よりずっとラクですが・・・)。

 そうは言っても、急に自分の中に巣食う「使用人根性」や「一匹狼的職人気質」を完全に拭い去ることはできません。
 そこで、

ゝ則正しい勤務体系を遵守する
∨萋大きな声で挨拶し、メンバー全員に声をかけ、積極的にコミュニケーションする
Cよりも率先して事業開発や客先提案を行う

とりあえず、この3つだけは、しばらくやり続けることに決めました。

 本業の方で考えることが多く、しばらくブログのエントリーは休みがちになるかもしれませんが、忘れた頃にまた見に来てやってください。

| cpainvestor | 23:32 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
独立自営業者の健康管理術に学ぶ


 先日、独立自営の同業の先輩方と食事をする機会がありました。お二方とも相当な実力者で、差別化されたサービスと優良な顧客を抱え、それなりに繁盛している方々です。
 私としては、こういう機会にぜひ聞いておきたいと思ったのがその健康管理術です。なぜなら、彼らは実質的な個人事業主であるため、「自分が働けなくなった時」というのが「ビジネスモデルの破綻」に直結します。その上、彼らは家族の中で実質的に唯一の働き手として子供達を養う立場にあり、リスク管理という側面から、忙しいスケジュールの中、どのように健康管理をしているのかという点に、個人的に興味がありました。

 Aさんは、週に2回ジムに通って筋トレをする他、週に1回は必ず格闘技の道場にも通って汗を流していらっしゃるとのことでした。「2〜3日に1回は必ず運動をすること」を習慣づけている他、深夜12時以降は絶対に食事や酒を飲まないこと、毎日野菜や果物を多く摂取することを心がけているとのことでした。また健康診断は半年に1回は必ず受診している他、少しでも体調が悪くなる兆候があったら、夜の会食の類は申し訳ないと思いつつも極力キャンセルしているとのことでした。
 Bさんは、ランニングやサイクリングが趣味で、晴れている日はほぼ毎朝、走るか自転車をこいでいると言っていました。また、睡眠時間はどんなに忙しくても6〜7時間は確保していること、朝はそれほど強くないので、午前中はなるべくゆっくりめでスタートできるようスケジュールを組むことなどを心がけているとのことでした。また、若いころから歯痛に悩むことが多かったため、今では3ヶ月に1回は必ず歯医者で検診を受けているとのことでした。

 勤め人と違い、スケジュールの大半はご自身で組み立てられる立場にあるため、「それなりに負荷のかかる運動の時間を、あらかじめ予定に入れて確保してしまう」という点でお二人は共通していました。それでも、「体調が悪い中、仕事をしなくてはならなかったことはありますよね?」とお聞きしたところ、40度近い発熱があっても講演をした経験や、インフルエンザで朦朧とする中、原稿執筆を続けた経験を話してくれました。ただ、いずれもここ数年はそのようなことはないとのことでした。
 お二方とも、30代の事務所立ち上げ時にはかなり無茶もしたそうですが、今はとにかく「自分のペースを守る」ということを重視して仕事をしているとのことでした。当然、健康には細心の注意を払っている上で、それなりの保険にも加入し、万が一の場合に備えて、仕事を融通しあえる同業のネットワークを大事にしているとおっしゃていました。

 お二方の話を聞いていて、年に数回は無茶な働き方をして熱を出し、数日寝込んで迷惑をかけることが多い自分の健康管理能力の低さというものを改めて痛感しました。また、折しも今年の健康診断で、体重が前年同期比で3Kg近く増えていることが発覚しました。定期的にやっている水泳も、忙しくなると、すぐにサボりがちになってしまう自分がいます。
 私は、業界の先輩方の話を聞いていて、「健康管理のためのトレーニングの時間を確保すること」を最優先の自己投資の一つであると考え、仕事と健康管理活動の優先順位を組み替えるべき時に来ていると感じました。まずは、週に2回の水泳時間を必ず確保することと、歯医者に予約を入れることから始めたいと思います。また、小さなことですが、通勤時にエスカレーターを使うのもやめようと思います。

 会計士業界も市場の縮小が始まり、組織のダウンサイジングが各所で始まっています。このようなマーケット環境を考えると、今所属する組織に体を壊すほどに貢献したところで、雇用保証が得られるわけではないことだけは明白です。

 「いつでも船から飛びだせるよう、自分の健康と仕事は自分でしっかりと守る。所属先からは、仕事を遂行していく上で有用な看板とオフィスだけを一定期間借りているに過ぎないわけで、自分の人件費と賃借料相当分は超えるだけの仕事をすることをこころがけるにしても、無用な期待は一切しない。」

 これからは、独立自営業者の意識をこれまで以上に強く持って、仕事をしていこうと思います。

 読者の皆さんお勧めの効果的かつ効率的な健康管理手法がありましたら、ご教示下さい。特に、「ここ数年、寝込んでしまう風邪などひいたことがない」というあなたからのコメントをお待ちしております。

| cpainvestor | 18:02 | comments(6) | trackbacks(0) | pookmark |
堅実路線の勝利


 サッカーW杯日本代表チームの挑戦が終わりました。昨晩、手に汗握る熱戦を国民の半分ぐらいが見ていたかもしれないと思うと、サッカーというスポーツの魅力を改めて感じます。
  ここまでの日本代表チームの善戦は私も含めて戦前に予想した人はほとんどいなかったようにも思いますが(岡田監督、すみません)、この善戦最大の要因を挙げるとすれば、それは、ディフェンスラインの5人(中澤、闘莉王、長友、駒野、阿部)とその前の2人(長谷部、遠藤)、更にはキーパーの川島がゴールをよく守ったということに尽きるのではないでしょうか。4試合やって2失点、しかも崩されての得点はオランダ戦の1点のみというのは、W杯出場国のどのチームにも引けをとらない立派な戦績だと思います。

 日経新聞のスポーツ面、とりわけサッカー記事に関しては、的確な分析記事が多く愛読されているビジネスマンも多いのではないでしょうか。特に、今朝の清水秀彦氏の記事は、今回の大会の多くの試合を見ている視聴者ほどまったくその通りだと思う内容だったのではないかと思います。記事の要旨は、.戰好硲犬望,岨弔襪茲Δ淵繊璽爐蓮屈強なDFを中心にした守備が非常に堅い上に、攻撃は前の3人の「個」の力だけで点が取れるようなスタイルを持っていること、一発勝負の決勝トーナメントに入り、たとえサッカー強国であっても、ゲーム展開における守備的傾向はより強まり、点が入ってからようやく双方のチームが動き出す(やっとゲームが面白くなる)ような流れがこれまでのW杯以上に増えていることなどを指摘するものでした。

 敵との力関係を考慮した選手の布陣や戦術、時間帯ごとの攻撃と守備のバランス、選手交代の人選とタイミングなど、サッカーにおける監督の采配の勘所は、企業経営にも通じるものがあるということはよく指摘されるところですが、投資におけるポートフォリオ管理などにもそのまま応用できそうな気がします。

 より大きなリターンを狙って、リスクをとって攻めに行けば行くほど、裏を取られて失点する(ロスを被る)可能性は高くなります。情報力、分析力、資金力等で機関投資家に劣り、市場弱者とも言える個人投資家は、退屈と言われても、やはり守りから入る「堅実路線」が良いのかもしれません。「ポートフォリオの7〜8割は、ボラティリティが低く、PBRもなるべく低い安定業績の高配当株で固め、最大で3割程度を将来が楽しみな成長株、新興国株に投資する」と言った具合です。

 どうやら私の上半期の投資戦績は、年初来マイナスとなってしまいそうなので、下期は、もう少しディフェンスラインを強化するポートフォリオのリバランスが必要なのかもしれません。

追伸
 NHKBSで「証言ドキュメント 日本サッカー50年」という連夜放送番組を勢い余って夜更かしして見てしまったのですが、こちらも非常に見応えがありました。こういう番組を作り続けてくれるなら、受信料を払っても良いかなと思いました。

| cpainvestor | 18:15 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
年頭所感 (ブログ再開のお知らせ)



 遅ればせながら、明けましておめでとうございます。

 年の初めに元気な男の子が生まれました。長い長い入院生活によく耐えてがんばってくれた妻と、私達家族をサポートして頂いた方々、それに神様に感謝です。

 年頭にあたり、所感を簡単に。

<生活面>
 
3人の息子の父親になりました。何はともあれ、家族5人、仲良く楽しく過ごしたいです。私は、これまで以上に「息子達にとっての父親は自分しかいない」ということを肝に銘じて行動しなくてはなりません。ワーク・ライフ・バランスというのは、不器用な私にとって、本当に難しい課題ではありますが、妻をできるだけサポートするためにも、よくよく考え、行動するようにしたいと思います。
 つるの剛士さんの「育児休暇取得宣言」には、考えさせられるものがありました。

<仕事面>
 今年のテーマは「」としたいと思います。(ちなみに昨年は「拓」でした。)この不況の最中で、家族との生活を守り、生き抜いていくためには、既存の顧客と仕事を維持するだけではなく、個人の更なるスキルアップとチーム全体の実力の底上げにより、自ら仕掛けて新たなサービスを生み出し、顧客を獲得していく「攻め」の姿勢が必要不可欠です。
 そのために最も必要なのは、「座学」ではなく、「新サービスの実践機会」です。リクルートの社是ではありませんが、「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」をモットーに、時には採算管理よりも投資を優先し、「新たな機会」を創り出すことに、エネルギーを注ぎたいと思っています。

<投資・家計面>
 
昨年の個人ファンドの運用成績(配当込み)は、+25.7%となりました。運用成果がまずまずであった上に、新規資金による追加投資のタイミングが良かったこともあって、一昨年の「大負け」はほぼ挽回しました。ただ、この運用成果は、個別銘柄を詳細に分析した上で、投資してうまくいったということではなく、今やポートフォリオの大半を占める米国・中国株が、各国の相場全体が大幅に上昇した流れに乗ったに過ぎない結果だと見ています。(一応、読者の皆様のご参考までに個別銘柄を挙げておきますと、米国株(ADR含む)では、昨年から4月まで集中的に仕込み続けたHBCWFC、年後半のバフェットの売却と不祥事報道による暴落時に拾ったMCO。中国株では、060602328がかなり貢献してくれました。)
 一本調子の上昇相場が2年も3年も続くことはまずありません。既に年末の時点で、上昇し過ぎていると思った株式は一部売却しました。今年は年頭から常に利益確定を意識しつつ、より注意深く相場と個別株の業績を見ていこうと思います。
 職業的制約と所属組織の更なる規制強化で、運用銘柄はほぼ外国株とせざるを得ない状況となりました。これを不運と捉えるのではなく、「外国企業の開示資料をきちんと読み込み、同時に国際会計基準を実践で学ぶチャンスだ!」と思いながら、じっくり銘柄選定を行っていきたいところです。

 今年は、このあたりからスタートです。

 今日の写真は、「失業保険原資の無駄遣いの象徴」として名高いヒルトン小田原スパの窓から見渡した相模湾の日の出です。温泉と宿泊施設そのものは、なかなか良かったです。


 

| cpainvestor | 00:07 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
しばらくお休みします


 読者の皆様へ

 しばらく更新をしておりませんでしたが、ご訪問いただく皆さんが、相変わらず多数いらっしゃることに感謝致します。私事ですが、家族が入院しておりまして、しばしの間、本業以外の時間は家族のケアに専念したいと思っております。

 家族の方が無事、落ち着きましたら、また、こちらのエントリーも再開致しますので、1ヶ月ほどお待ち頂ければ幸いでございます。


                                                  管理人より

| cpainvestor | 00:07 | comments(4) | trackbacks(0) | pookmark |
できるだけ多くの人に見て欲しい労作

沈まぬ太陽


 映画「沈まぬ太陽」を見てきました。6時半になんとか映画館に駆け込んで、10時過ぎまで、途中休憩が10分あるという大作で、まさに「圧巻」の一言でした。

 山崎豊子氏の原作「沈まぬ太陽」に出てくる「国民航空」のモデルが日本航空であることは誰の目にも明らかです。小説の方の「御巣鷹山編」の日航機事故の描写でも、読んでいて息が詰まりそうになったことを覚えていますが、映画の迫力もそれに勝るとも劣らないものでした。ただ、今も多くの遺族がいらっしゃることに相当な配慮をしたのでしょう、当時の写真週刊誌に掲載されたような刺激の強すぎる映像は極力避けられています。
 主人公恩地のパキスタン→イラン→ケニアという僻地駐在の様子も現地ロケがしっかり行われ、迫力ある映像となっています。また、ナショナル・フラッグ・キャリアをとりまく政官財の癒着構造もそれなりにきちんと描かれていました。

 「沈まぬ太陽」の映画化は、これまで何度も企画されたようですが、そのたびに日本航空からの圧力で立ち消えになっていたようです。ただ今回は、不景気の最中であるにもかかわらず、角川映画が様々な圧力に屈せずにがんばってくれました。作品の映像から、社運をかけて制作に取り組んだ「気迫」のようなものが伝わってくる良い出来栄えでした。3時間超の上映時間では、1日に3回上映が限界です。ビジネス的にはもっと短く編集したかったでしょうが、それを犠牲にしてでも伝えたかったものがあったということでしょう。主人公恩地役の渡辺謙、ライバル行天役の三浦友和の演技もなかなかでしたが、ほんのワンシーンしか出ない端役までが、十分に主役を張れるような豪華キャストで固められ、まさに「オールスターメンバーによる邦画大作」に仕上がっておりました。

 JALが経営危機に陥り、再建方針を巡って迷走を続けるこの時期に、映画が公開されたのは、決して偶然ではないでしょう。この映画の公開にあたり、当然ながらJALは抗議したようですが、必ずしもマイナスなことばかりでないように思います。「資本の論理では決して判断してはならない安全運行の重要性」を思い出させてくれますし、「顧客サービスの最前線で奮闘する現場従業員の様子」もきちんと描写されています。この映画を見て逆に「JALにちゃんと膿を出し切って再生して欲しい」と思ったのは、私だけではないでしょう。

 私も映画館に行くのは好きな方ですが、映画終了後、館内に自然と拍手が沸き起こったのは初めての経験でした。3時間超の映像、見続けるにはかなりの気合いが必要ではありますが、「これこそ映画館で見ておくべき一本」だと思います。皆さんもどうぞ。


追伸
 こちらのNHKのJAL特集の方も必見です。私の窮境原因分析も番組制作にちょぴっと役立っているかもしれません(笑)。

| cpainvestor | 01:56 | comments(8) | trackbacks(0) | pookmark |

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